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「フィルムなつかしい」と言う学生達と繋がり表現の豊かさを持つ事
1.16ミリフィルム映画を「なつかしい」と言う学生たち
学生映画のある場面の撮影に使うために、16ミリフィルムの映写機を久しぶりに回した。映写機にかけたのは、20年以上昔の、10分ほどの学校を舞台にした短編映画だった。
デジタルネイティブで、4Kのクリアな映像にこだわるZ世代の彼らが、なぜか映像を見て「なつかしい」と言い始めた。
教室の別の場所では、別の班が別の映画製作の話し合いをしてい
お前とクリームパンと人間インストールの事
最近、バラエティで何人かの芸人がアイドルやタレントを遠隔操作、人間インストールをして、別人のように笑いのセンスや知識をひけらかし、番組をめちゃくちゃにするという企画をよく見る。
笑ってしまうが、観た後、なぜか不安になる。心がざわざわする。遠隔操作されている人間が、自我を捨て、誰かに操られる。
操る側も普段ならそこまでしない過激なボケやツッコミで番組を壊す。
それを私たちは笑ってただ見ている。
スティーヴン・キングの「書く理由」、荒井由実「ひこうき雲」と幸さんの事
スティーヴン・キングの「書く理由」と「ひこうき雲」
荒井由実のアルバムが好きだ。「ひこうき雲」「MISSLIM(ミスリム)」「コバルトアワー」「14番目の月」
小学生高学年から中学生の時、リアルタイムで聞いた。
当時、私は「ひこうき雲」が苦手だった。「ひこうき雲」を素直に受け入れるまで時間がかかった。それから気がつけば、もう半世紀近く、聴き続けている。
私にとって「幸(ゆき)さんのこと