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キナリ杯感想3

↑これはタイトルと冒頭から「ヒイッ」って言ってしまいそうになりますね。一部の人には突き刺さる共感と羞恥、かなり好きです。だけど、だけど、の連続と改行の演出がすごくいいなと思っていて、そんなに恥ずかしいことがあったけどそれでも書きたい、という思いが伝わってきて、応援したくなりました。


↑普段のお茶会が、オンラインになっている未来の話なんですね。そう思ってから冒頭のセリフを読むと、そういう未来もきっとありえるだろうな、と没入感がありました。誰かと面と向かってケーキを食べたくなるお話ですね。わたしは自由が丘でマルチ商法の人にケーキ屋を死ぬほど尋ねられてしまったので、苦い思い出がありますが、少し良い思い出にもなりそうです。


↑おお、スキマスイッチへのリスペクト。全力少年いいですよね。選ばれたヘッダ画像もよく見つけましたね、これ。MAJIKAが急にローマ字になってて、インパクトあるのと、動揺具合が伝わってきました。別れや決別の結論に向かっていますが、彼への全力の澄み切った願いが気持ちよくていいですね。


↑スマホでも読みやすい、大胆な改行ですね。個人的には改行多めの方が読みやすいので、ありがたいです。会話にツッコミを挟んでいくスタイルも、テンポが良くて、コントやお笑い芸人のラジオを聞いているような軽やかさがあります。チョココロネ、笑いました。でも美味しそう。


↑絶対にうまく子育てをできる自信はあったけど実際はダメで途方にくれた、という経験、子育てしたことないわたしはもちろん実感ないけど、多くのママさんが共感できるんじゃないかな。だからこそ、こういう葛藤と乗り越えたことを書かれることは尊いと思うんです。少しでも良い方向に、毎日、毎日、進んでいきますように。


↑冒頭、親子の微笑ましい状況が想像できていいですね。一つあるとすれば、中央揃えはPCでもnoteでもかなり相性が悪いので、左揃えで文字をレイアウトされた方が、もっと多くの人が読みやすくなると思います。テントの中でかくれんぼ、かわいいですね。今はどうしてるんだろう。


↑使われている写真はご自分で作られたのかな、とてもいいなと思いました。わたしは逆に職場的落第生だったので、職場的優等生の気持ちや経緯を知ることができて、興味深かったです。人それぞれに救いがあるように、人それぞれに地獄があるんですね。ていねいに当時の考えや行動を書いてくださったので、それがわかりやすかったです。


↑わたしも同じような動機でメルカリを始めたので、共感しながら読ませてもらいました。数年経って、演技やドラムがうまくなったという説明の文章、支離滅裂さがいいオチになっていておもしろいなと思いました。見出しと段落も、話題ごとに上手くわかれていて、すごく読みやすかったです。


↑審査のときに読んだことを、よく覚えていました。わたしもオタクなのですが、オタクをわかちあえる友人や姉妹はいなかったので、すごく羨ましいなと思いながら、楽しく読ませてもらいました。推しの命日っていうのがまたリアルなパワーワードでいいですね。姉妹という関係に落ち着いたのが、オタク活動っていうのも素敵です。


↑主観をやたら念押ししてくる書き出し、いいですね。記事のテンションや作者の人柄がこれで伝わるので。牛乳にカルシウムがそんなに含まれていないって話、わたしもショックを受けたのでよくわかります。しかも日本人って成分を吸収しづらいんですよね。つらいけど、折れずにがんばってください。


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