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フィンランドデザイン展 丹波篠山日記

なんとなく、ほんまになんとなく「丹波篠山に行きたいなあ」と思っていた。絵のお仕事で丹波の黒豆を描く仕事をさせていただいたこと、最も手軽に行ける場所にある田舎であること、楽しかった小5の自然学校が丹波篠山であったことなどから、元々親近感を感じてたのかなと思う。

そんな時、丹波篠山でフィンランドデザイン展があるという話を知り、行くしかない!と思ってお休みの今日、早速足を運んだ。

ほんとは丹波の黒豆のおまんじゅうとかを食べてブラブラしたかったんだけど、ダラダラしていて家を出たのが14時ということもあり、田舎なので電車⇆バスの乗り換えにも毎回30分ほどラグがあるため、ただ行って帰るだけの計画となった。

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第二次世界大戦後のフィンランドは、福祉や工業技術などをはじめとする世の中の発展の全てにデザインが寄り添っている。世の中がデザインと一緒に発展し進化していく。
工科大を卒業した学生が次々に独立し、ある者は広告デザイン会社を作り、ある者はテキスタイル工場を作る。
フィンランドほど、歴史の発展にデザインが携わってきた国は無いのではないかなと思った。


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寒くて寒くてバスも30分以上来なくて片田舎だからコンビニもなくて、じっとしててもしゃあないからとりあえずnoteを書く。

こないだ上高地に行った時にも思ったけど、普段いかに都会の恵まれた環境による恩恵を受けているかを思い知る。
あらゆる場所において、その建物を建てることを決めた人、実際に建てた工事の人、ライフラインを配給する人、場所の管理をする人、清掃をする人、、、そんな縁の下の力持ちの存在について、ちょっとだけ目を閉じて、想像してみた。

自家用車に乗って帰っていく人たちを横目に、どんどん空が暗くなり憂鬱になりかけたけれど、ふと見上げると沢山の星が光っていて嬉しかった。

少しくらい不便でも、やっぱり田舎に住みたい。

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