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エレガントな日常/決意をすると追い風が吹く

チョコレートが食べたいなぁ。

思いっきりかぶりついてムシャムシャしたいなぁ。

現在時刻は19:00。

私の頭の中はチョコレートまみれです。

数年前、人生最高のドスコイ体型になったときはチョコレートを毎日食べていました。

「一度でよいから思う存分食べたい、自分のリミッターを外す!」

そんな無謀なチャレンジをしたのでした。

"思う存分食べたい"なんて語っていますが、中学生ぐらいのころから結構思う存分食べていました。

大人になってからチョコレートは中毒性があるということを知り、

そっかー私はチョコ中毒なんだ

と納得した覚えがあります。

そんなに食べてきたのにも関わらず、どうしてさらにドスコイボディになるまで食べたかったのか??

理由は

誰にも何にも言われない環境にて、のびのびとモグモグしたかっただけ。

「そんなに食べたらニキビが出るよ」
(ハイ。出ました)

「鼻血が出るよ」
(出ましたよ)

「太るよ」
(えぇ。一家に1人肥満がいる家系ですからね)

「そんなことでどーするの」
(あら。人格否定でしょうかね?)

周囲の言葉だけはしっかりと耳と脳にこびりつけてしまう気質。

なら見つからないようにコソコソ食べたらいいのにと思うでしょ?

私もそう思います。

が!

父はパチンコで勝つとチョコレートと交換してくるわ
(大昔はそれが主流だった)

母は家に常にお菓子を常備してるわ、

元夫はほぼ毎日チョコレートを買い与えてくれるわ、

お付き合いした男性は私の食いっぷりに興奮してくれるわ、

私はエサを与えられ続けてきたのでした。

(もちろん自分で自分に与えもしますけどね)

まるで鳩とか鯉に勝手にエサをあげてバクバク食べる姿を無責任に楽しんでいたかのよう。

そんな風に可愛がってくれるくせに、

食べ過ぎるな

とか

残せばいいじゃないか

などと、あとは自己管理せよとばかりに非情な言葉を投げかけられるのでした。

(チョコレート中毒者に「残す」ということは不可能。無ければ食べないだけなのになぁ)

そして、念願の誰にも文句を言わせない環境になり、のびのびと食べるだけ食べたら、、、

ちゃーんと限界地点がやってきたのです。

急にチョコを買う意欲がなくなりました。

それからというもの

ミニマリストになって、

ナチュラリストになって、

肉や魚や卵を食べたくなくなり、

体も痩せて、

今にいたります。

(今はなんちゃってヴィーガンです)

でもこうしてたまにチョコレートスイッチが入ると怖くなるのです。

止まらなくなっちゃうのでは?

再びドスコイボディになる!

そんな心配がつきまとってしまうのでチョコレートが食べたい時はつい慎重になってしまうのでした。

もぅね、買うかどうかの決断まではチョコレートのことで頭はいっぱい。

そりゃもう長い時間そればっかり考えているのです。

水曜日にこれを食べたらスイッチが入ってしまったのよね。オロオロ...

と、ここまで書いたらスッキリ&ビックリ!

チョコへの情熱がなくなっちゃいました。

最初書き始めた時点では

(こりゃ手を止めて買いに行くのも時間の問題だな)

なんて自信満々だったのに思いの丈を綴ったらなんとまぁ気持ちが昇華したようです。

あーホッとした。

こんなこともあるのですね。

気持ちは正直にアウトプットするもんだと学びました。

甘酒仕込み中。ポットに入れて保温バッグに8時間。残っていた米麹やっと使い切った


先日、体を(胴体部)絞るプロジェクトを決意したらなんだか追い風が吹いてきています。

まずは肉をプニプニ掴むだけという地味なことからスタート。

そこから暇さえあればぎゅっぎゅっと摘むようになって(背中、脇腹、お腹)

そのうちにお風呂上がりにたっぷりとむぎゅむぎゅモミモミとマッサージするようになりました。

そして昨日とうとう次なるステージがやってきたのです。

「ジョギング」

がしたくなったのでした。

とりあえず400m走ってみたら手ごたえを感じてウェアを買いました。

そして今日!

また走りたくて走ったのです。

(300mね。わはは)

正確に言えばウォーキングがしたくてたまらなくなりました。

トータル2kmほどのウォーキングでしたが所々で走ったり歩いたり。

これが最高に自由で気持ちよかった〜。

私は走る姿をあまり見られたくないので人がいない道になったら走り、大きな道に差し掛かったら歩く、

ということを繰り返しました。

なぜ走る姿を見られたくないかというとズバリ

「フォームが美しくなかったらどうしよう」

という見栄だけです。

えぇ。

形は大事ですからね。

私は美しさにこだわるのです。

ど素人のくせにマラソン選手のように無駄な動きのない華麗なフォームで走りたいのよ。

(欽ちゃん走りみたいになっていたらやだなぁ)

とか、

(体が左右に揺れていたらカッコ悪いなぁ)

単にこれだけの理由。

何度もガラスなどに映る自分の走るフォームをチェックしようとしても一瞬なのでなかなか難しい。

一度で良いから私の走る姿を動画で撮って欲しいと切に願っているのでした。

あとはハァハァしながら真っ赤な顔をしている姿も見られたくないし

(汗ダラダラなんてもってのほかよ)

誰かとすれ違う時に汗臭かったらどうしようなどと、意外としょーもない見栄の固まりが私の中にあるのです。

ですから今日のように人目を忍んでコッソリ走るスタイルはとても自分にマッチしていました。

ジョギング装備品。サングラスは怪しさ満点だったので却下。キャップは優れもの!


不思議なものです。

ウォーキングに行きたいなんて思ったことがないのにウェアを着るとその気になるもんなのですね。

ひとたび外に出ると気持ちが良くってテンションも上がり、つい頑張ろうとしてしまう思考に気がつきました。

例えば

○kmを目指そう!

○○まで行ってみよう!

速いテンポでサッサッと歩かなくちゃ!

自分の心地よい感覚から離れて

「目標」

を立ててしまうのです。

これは昔の思考。

過去にこの目標でがんじがらめになって一体どれだけダイエットにストレスがのしかかってきたことか、、、

(その時はがむしゃらに頑張って達成するとドカンと食べてリバウンド)

いかんいかん。

もう目標は立てない。

ノロノロとろとろ歩くだけでいい。

太陽の暖かさを感じて、

ジャスミンの花の匂いを嗅いで、

鳥のさえずりを聴き分けながら

走りたくなったら100m単位でも走る程度がいい。

肉体よりも五感を使いたい。

そのうちにもっと走りたいという欲が出てきたら心に従っていけばいいんだもんね。

うん。そうしよう。

帰りにスーパーに寄ってゆっくりと歩きました。

家計簿/アボガドは中身も30%腐っていた

今日は食事も少な目で満足しました。

(チョコレートが食べたくなる欲求以外はね)

これはもしかしてダイエットモードに体が変化してきたのかしら??

(もしかして私のベスト体型は自分が思うよりもさらに細いものだったりして、、、)

なぁーんて本気で考えてしまいました。

私は今日もエレガント。

前菜?ブロッコリーのソテー美味しい
また味付けイマイチ。見た目はいいのになー
炭水化物が普段の1/3の量。ミラクルだわ...

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