エレガントな日常/傘を借りる
ありがたいことに時折過去記事にスキボタンを押してくださるかたがおられます。
自分でもタイトルを見ては、何を書いたんだっけ?とまったく思い浮かばず読み返してみます。
かなり前から過去記事スキボタンの「法則」のようなものを知って以来、私は必ず読み返しています。
それは、
「必ず気づきや、知りたかったことがその記事に書かれている」
というものです。
その時点では学んだことなのにすっかり忘れて学習能力リセットされてしまったことや、
この食材、この日に買ったんだ!それ知りたかったのよね〜
などなど、ちょうど必要な情報が飛び出してくるのでした。
それが100発100中。
過去の自分が情報を教えてくれて、問題解決への気づきも与えてくれるのです。
しかも人様がスキボタンによってそれを運んできてくださる。
なんてすごい流れなんだろうと毎回思います。
(読んでくださりありがとうございます!)
今日は美容院の日。
予約は12時だったので多少寝坊しても間に合う時間です。
ですが夢の中で目覚めたら12時ちょうどだったという場面を見ました。
すぐに電話をしてキャンセルしなくちゃ、、、と、やっとの思いで起き上がりました。
アレ?
なんか変だ。
キャンセルの電話をするところからは現実に戻っていてスマホを取りに行こうとしていました。
時間を見たら6:20。
(あーよかったー!)
ものすごくホッと胸を撫で下ろしました。
私は遅刻をすることになぜかとても恐怖を覚えます。
遅れるのが心配で初めて行く場所にはかなり早く家を出るし、複雑な都会の駅での待ち合わせの場合にはYouTubeでチェックしたり。
さらに自信のない場所なら可能な限りは事前に行って確認することさえあるのです。
どうしてここまで遅れることが怖いんでしょうね。なにか過去にトラウマでもあったのかもしれませんね。
幸い美容院には間に合うことが分かったのでアラームをセットして安心しながら二度寝をしました。
いやぁ、今日は寒いってもんじゃなかったです。
私の極寒対策
「ヤクのセーター+ダウン」
でも物足りない。
これ以上何を着たらいいのかも思い浮かびません。
だってヤクの毛のセーターは部屋で着ようもんなら汗をかくくらいに暑い素材なのです。
傘を持っていなかったので美容師さんの1本だけの私物の傘を借りて震えながらの帰り道。
雪に変わっていました。
とにかく暖を取りたい。
手袋が欲しい。
ニット帽も欲しい。
ショッピングモールに入って暖房にホッとしながらセール品を探しました。
ですが2月からはもう春物なんですね〜。
やっと見つけたニット帽はお客さんに触られ放題だったのか毛羽立ちばかり。
素材の表示をチェックしたら
ウール9%
ポリエステル1%
、、、へ?
あとの90%はなんなんでしょう。
それなのに¥2,900もするので泣く泣く却下。
手袋にいたってはスマホ対応なのか指先がないものばかりでした。
えーん。
ゆっくり暖かいものを飲むような場所もなく(あるけど混んでいるからイヤ)再び雪の中をトボトボブルブルしながら帰りました。
美容院では頭と首肩をマッサージしてもらいます。
いつも甲冑を脱いだような軽さになって血流もぐるぐる流れてポカポカします。
が、今日はちょっとだけしか温まりません。
よほど芯まで冷えてしまったようでした。
家に着いてすぐに味噌煮込みうどんを作りました。
台所が寒いのなんのって。
玄関直通の1k間取りはホントこんな日はツラい、、、。
今の前に住んでいたマンションは倍の家賃でした。
(その時はお金があったの)
倍の家賃ともなるとマンションのエレベーターホールにさえ暖房が効いて、絨毯引きの内廊下だから共用部も暖かい。
そんでもって部屋も暖房をつけない夜中でもトイレに行くまで寒くもなく常に一定の暖かさがありました。
(あぁ。温度ってお金で買えるのね、、、)
でもね。
不思議なことにお金があったとしてもそこには戻りたくないのです。
今住んでいる小さくて寒い部屋のほうが好きなのです。
ここは景色もよくて立地は抜群。
周辺には家賃のゼロが一桁多いマンションだらけ。
なのに私が住んでいるマンションは誰もが驚く破格の安い家賃なのです。
波動が高い場所なのでとても住み心地がいいのでした。
(と、強がっておくか、、、)
あー。
味噌煮込みうどんはあったまるー。
表面に海老団子がゴロゴロ浮いていますが中は野菜ゴロゴロです。
どんな瞬間が幸せを感じるかと言えば、
真夏の暑い日にエアコンの部屋に帰ってきた時と、
体が冷えているときに温かいものを食べたり、温かい布団に入る時です。
私は温度に対して大きなストレスと大きな幸せを感じやすい体質です。
結婚していた時に地方に住んでいた頃は冬になると、
(これは罰ゲームか?拷問か?私は一体どんな悪いことをしてこんな目に遭っているんだろう)
と、真面目に思って悲しんでいました。
この暑さや寒さに対する私のストレスはなかなか理解されないので、ずっと自分がわがままで我慢が足りない人間だと思っていたのです。
でも東京に引っ越してきてからは気候のストレスがなくなりました。
真夏のコンクリートの暑さは独特ですが以前住んでいた地方よりはまだマシです。
HSPって温度に関しても何か敏感なのでしょうかね。。。
美容師さんは男前なので(心意気が)こういう時は素直に借りることが出来るのが嬉しいです。
1本しかない傘を貸すことが出来る人はたくさんいることでしょう。
ですが相手に気を遣わせない人柄というのは結構マレなのではないかなぁと思います。
そーだ。
美容師さんにはお返しにコンビニの傘を差し入れしようかな。
他のお客さんへ貸し出し用になるもんね。
私は今日もエレガント。
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