エレガントな日常/厄落としは優雅に
人さまの災難を見聞きすると
「あ、この人はまもなく大飛躍だわ」
と、ピーンときます。
なのに我が身となると理解するまでに少しだけ時間がかかります。
洗濯機の修理が必要になりました。
2019年に購入した当時としては最新のドラム式洗濯機です。
20年以上ぶりの1人暮らしに向けて洗濯機とドライヤーだけは大奮発したのでした。
高かったのにもう壊れるなんて！
、、、と、つい思っちゃう。
今回の災難は先日のヤケドに続いて2度目。
まだヤケド箇所も生々しいという時になんということでしょう。
でも。
これはどう考えても良い前兆なのです。
家電が壊れるなんて1番顕著なエネルギーデトックス。
日本語でいうところの
「厄落とし」的な事象です。
アイタタターとはなりますが、大きな良い変化の前にはこういうことが起こりがちなのです。
なのに。
自分に振りかかると
「あちゃー。。。」
から
「よっしゃーっ！」
までの切り替わりがまぁ、遅いのなんの。
やるべきことがありすぎてその処理やら対応に追われ、夕方6時にやっと落ち着きました。
修理屋さんは3日後に来られます。
それまでお洗濯は手洗にてなんとか乗り切りたいけどなぁ。
こんな時ミニマリストは着る服などのスペアが少ないので不便ですね。
明日からせっせと洗濯おばさんになりそうです。
(大都会のコインランドリーはショボくて不潔感満載だから使いたくないのよね)
異変に気がついたキッカケは寝具をぎゅーぎゅーに詰め込んで40℃にて洗った後でした。
こんなにいっぺんに入れたのも初めてだし、40℃でこの量も洗うのも初めて。
終了のピーピーが鳴ってドアを開けたら、あらまー、、、
(閲覧注意？？ゴミだらけの布団カバーが出てきます)
↓
↓
↓
ぎゃー！
ヘナヘナヘナ...と力が抜けました。
そうです。
ここのところ部品のお掃除を怠っていたことを思い知らされました。
洗濯機の下をパカっと開くとその部品が取り出せるようになっています。
それにはいつもヘドロのようなものが絡みついているので定期的に綺麗にしていました。
今回は見たこともない量のゴミがたくさん付いていたのです。
部品を取り出すと同時に大量の水も出てきてあわや大惨事寸前。
私はバケツを持っていません。
雑巾で吸い取るにはまったく追いつかない水の量です。
片手鍋で水をキャッチしました。
(あー。これで思い残すことなく鍋を処分できるわー)
私が何度も何度もヤケドを負う鍋。
(蓋のほうだけど)
処分しようと考えていたものの、まだ使えるし迷っていたところでした。
洗濯機の排水をキャッチするという有終の美を飾りめでたくご卒業となりました。
(明日コーヒーのお湯を沸かすものがないよ〜)
定期的にお掃除必須！
綺麗サッパリとお掃除を終えて次のお洗濯をしました。
と思ったら。
洗うところまでは動くのにそれ以降のすすぎや脱水が反応しません。
洗濯機の中にはびっちょびちょの洗濯物だけが取り残され、私は修理依頼の電話へとコマを進めました。
その後は地道に手洗いをして半日以上過ごしましたとさ、、、。
ちなみに私はデトックス代わりにイラストを描いています。
思いの丈をイラストにアウトプットすると疲れや興奮などが減るのでした。
(おつかれさま。わたし)
ハードなハプニングでしたが良い発見もありました。
アクシデントに際してびっくりしたりヘナヘナしたりしたものの、作業はとても落ち着きながら出来たのです。
キーっとイライラもなかったし膨大な量の手洗いなども半ば楽しみながら洗いました。
水をぶちまけた床なども丁寧に掃除をして洗濯機の排水口回りもアルコールでピッカピカに。
こんな風にハプニングを受け止めることが出来たことへ感謝しました。
時間リッチの私はいつまでもゆっくりとお掃除をすることができたし、
水をぶちまけた場所も普段から何も置いていないので物が水浸しになることもなく、
咄嗟に水を吸い取るために雑巾だろうが、雑巾じゃなかろうが使いましたが常日頃から清潔にしているおかげで汚いとも思いません。
(なんなんだ。この余裕は？？)
唯一ストレスだったのは修理のコールセンターとのやり取りぐらい。
マニュアル通りに丁寧な受け答えをするので会話のリズムが狂うってもんじゃないんです。
まるでAIと話しているようで胃がキリキリしました。
その後、修理の担当者さんから直接電話が来た時はホッ。
だって人と人とのリズムにて血が通った会話をしましたから。
水分ゼロになっちゃった。
(今日は頑張ったなぁ。だからアレ買ってもいいよね)
チーズケーキが食べたくてここのところ毎回スーパーにて物色していました。
そのたびに我慢していましたがとうとう募る思いが爆発！
ごちそうさまでした。
(え？もちろんホール丸ごと完食ですよ)
今夜はシーツも枕カバーも掛け布団カバーもありません。
それらは部屋干し中でまだまだ乾く気配もなし。
掛け布団カバーにいたってはあの通り豹柄になったので洗い直しも必要です。
(アレ、ゴミだけどカビだよね。落ちるのかな〜)
ザラザラしたベッドマットに直接寝るなんて寝心地悪そうです。
こんな時は気軽にホテルオークラなんかに宿泊して、
食事もオヤツもルームサービスを頼んで、
大きなお風呂をアワアワにしてゆっくりしたいなー。
そんでもって翌朝もルームサービスにて朝食。
あぁ、妄想は続く、、、
部屋中に手で絞った洗濯物が干してあります。
今夜の加湿だけはバッチリです。
私はどんな大飛躍をするのでしょう！
神さまちょっとだけ教えてー。
私は今日もエレガント。
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