阿部広太郎さんの言葉をかみしめ、味わい、自分の栄養(エネルギー)に。
刊行日が5月28日だと知ってすぐに予約した『それ、勝手な決めつけかもよ? だれかの正解にしばられない「解釈」の練習』が、昨日うちのポストに届いた。
kindle版が先行して発売されているのは知っていたけれど、手に持って、大きさや紙質や装丁の美しさを感じたかったから、本が届くのを待っていた。
けれども
すぐには開かなかった。
『心をつかむ超言葉術』がそうだったように、この新刊もきっと、読み始めたら止まらないだろうから・・・
ページをめくるのを躊躇したのだ。
なぜなら
自分には仕上げなければならない原稿や先月から向き合っている難問が山積していて、この週末はあれもこれも片づけなければいけない「超時間貧乏」状態が確約されていたから。
そんなことを言いつつも
21時からオンラインで開かれる前田デザイン室のトークイベントには、何がなんでも参加したかった。
なので
夜まではあれやこれやの課題と格闘しながら、何とか読むのを我慢をしていたけれど・・・
やはり
開いてしまった。
はじめにという名の「招待状」だけ。
それだけを読んで一旦閉じた。
そして
21時からはオンライントークイベントへ
以前にも、阿部さんがゲストの前田デザイン室が主催する会に参加したことがあって、前田さんとの掛け合いが楽しかったのと、参加者の質疑に対する阿部さんの応答が見事だったので、期待感を満タンにして、イザ!
それがそれが・・・
なんと言えば良いのか・・・
時間いっぱい(オーバーしてた)まで質問の嵐に応えまくる阿部さん。
質問内容に共感する多くの参加者が、画面にかじりついて(おそらく)、阿部さんから発せられる言葉一つひとつに頷いて、時に唸るようなため息まで聴こえてきそうな、「白熱ライブ」を見ているような時間だった。
はずかしながら
この1年の間に、阿部さんが登壇されるオンライン講座に何度も参加して、毎回、うんうん、そうなんだ、なるほどぉ、ひゃーさすがのコメント!などと、唸ることしきりだったわたし。
それでも
昨日は本当に凄かった。
何がすごかったのか・・・
相談者からの質問に、阿部さんから繰り出される言葉たちは、温かさと深さと力強さをもちながら、相手にふんわりと届くように投げ返される。
その球を受け取ったならば、ちょっと変身できちゃうか、一歩前へ自動的に前進してしまうのではないかと思うほど即効性のある言霊のよう・・・。
終わってからの阿部さんのツイートがこちら ↓
さてさて
本の続きは、一つひとつの山を越えながら、少しずつ読むことにする。
読み終えてもないのに、noteに書くのはどうかと思うけれど、少しでも早く、たくさんの人の手に阿部さんの本が届くことを願って書いてみた。
きっと、読者にとって「エナジーチャージ本」となるにちがいない!
という、わたしの「勝手な決めつけ」だけど・・・
最後に
月刊ローチケ・HMV & BOOKS(5/15号)のインタビュー記事(H12ページ 最後のコメント)も紹介したい。
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阿部:本のタイトル通り、「勝手な決めつけかもよ?」と思うことはいろいろな場面であって、僕自身、この本を作りながらも固定観念に縛られていないかなと常に考えていました。勝手な決めつけで自分を縛りつけてしまいがちな時代だと思うので、閉塞感や息苦しさを感じている人に「解釈」を届けたいんです。背中を押すといいますか、心がほどけてだんだん軽くなっていく感覚を分かち合いたいと思っています。
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📝今日のメモ
心がほどけてだんだん軽くなっていく感覚