誰にも期待されていないくらいが丁度いい
先日、少年サッカーの卒団式があった。
1年間の振り返り動画を仲間のコーチが作ったのだが、そこで使われていた高橋優さんの「プライド」という曲が良かったので紹介したい。
うちのチームは正直弱い。
6年間、負け続ける試合の方が多かった。
それでも最後まで必死にボールを追いかける姿から、勇気をもらっていた。
「少しでも成長してほしい」「勝利の味を知ってほしい」
そして何より「サッカーが楽しいと思ってほしい」
自然と指導に熱が入った。
卒団式の最後に、6年生が喋ることになった。
キャプテンが涙ながらに「僕らは負けることが多かったけど、だけど、もっとみんなとサッカーをしていたかった」と話した。
その言葉を聞けて、全てが報われた。
中学生になっても、うまくいかないこともあるだろう。
コーチだって、うまくいかないことばかりだ。
それでも、何度でも立ち上がれるのを僕らは知っている。
誰からも期待されていなくても、自分が自分を諦めなければ、何度でも立ち上がれる。負け続けた6年間を経て、何度でも立ち上がれる人になってほしい。
コーチも頑張るから、一緒に頑張ろう。
卒団おめでとう!
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