木村洋平

フリーランス編集者、作家、エシカルSTORY 代表。「あなたの本をつくる」編集者として…

木村洋平

フリーランス編集者、作家、エシカルSTORY 代表。「あなたの本をつくる」編集者として、紙の本の制作・出版をしています。

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「あなたの本を作る」編集者 - 仕事の紹介

「あなたの本をつくる」  フリーランス編集者   木村洋平(きむら ようへい) 理念 すこやかに伸びていく、あなたの夢を応援する。 お客様へのメッセージ お客さまの声をよく聴くことを大切にします。 得意な分野 エシカル・サステナビリティ・SDGs(社会課題)、哲学・思想、世界史、文化史、科学史、文学、芸術、アート(美術)、音楽 プロフィール 木村洋平(きむら ようへい) 1983年生まれ。作家、フリーランス編集者、メディア「エシカルSTORY」代表。筑波大学附

    • 商業出版、共同出版、自費出版のちがい

      出版をする時、お金の負担の仕方は3パターンに分けられます。 商業出版…出版社が負担する 共同出版…出版社と著者が、お互いの割合を決めて負担する 自費出版…著者が負担する それぞれ説明します。 商業出版 出版社が企画して、本を作ることを「商業出版」(または「企画出版」)と呼びます。商業出版では、出版社から著者に声をかけ、企画趣旨に賛同してもらえたら、執筆をお願いします。費用についてはデザインから印刷、販売まで出版社が負担します。 この場合、著者は自分の好きなように

      • 雑誌 ブルータス。詩や俳句、短歌、名言の特集をしていました。

        • 最近、50代−70代の方々、とくに男性と関わる機会が続きました。思いや信念を持って行動する姿に尊敬の念を覚えます。起業、家業としての仕事、地域のこと、歴史の研究など分野はさまざまですが、そういう熱心な方々に会えてとてもうれしいです。

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        「あなたの本を作る」編集者 - 仕事の紹介

        • 商業出版、共同出版、自費出版のちがい

        • 雑誌 ブルータス。詩や俳句、短歌、名言の特集をしていました。

        • 最近、50代−70代の方々、とくに男性と関わる機会が続きました。思いや信念を持って行動する姿に尊敬の念を覚えます。起業、家業としての仕事、地域のこと、歴史の研究など分野はさまざまですが、そういう熱心な方々に会えてとてもうれしいです。

          映画『ウッジョブ 神去なあなあ日常』を観ました。楽しかったです。林業がテーマ。研修生を主人公にコメディタッチでウケます。一方で、半ばドキュメンタリーでもあり、「林業は百年先まで考える」ことを浮かび上がらせます。林業組合の方々が後の世代に林を残す営みだと話す場面に感動しました。

          映画『ウッジョブ 神去なあなあ日常』を観ました。楽しかったです。林業がテーマ。研修生を主人公にコメディタッチでウケます。一方で、半ばドキュメンタリーでもあり、「林業は百年先まで考える」ことを浮かび上がらせます。林業組合の方々が後の世代に林を残す営みだと話す場面に感動しました。

          作家さんが本を自費出版しようと思う大きな理由3つ

          主に自費出版で、作家さんが「本を書こう、作ろう」と思う大きな理由を3つ紹介します。 1.名刺代わりの一冊を持ちたい 2.なにかを広める=啓発をしたい 3.過去の作品や活動をまとめたい ひとが本を書く理由はさまざまですが、この3つは大きな理由になりやすいものです。 1.名刺代わりの一冊を持ちたい これは、ビジネスや特定の活動をする方が自己紹介として著書を持つ場合です。ビジネスの場合は、専門的な知見や経験があることを示し、箔をつける意味があります。 また、非営利の活動や

          作家さんが本を自費出版しようと思う大きな理由3つ

          『水車小屋のウィル』 西田書店の新刊です。谷間の水車小屋に住むウィルは、広い下界に憧れながら、故郷にとどまって仕事をします。シンプルな筋をもつ、どこか不可思議な短編小説に、自分の人生について考えさせられます。著者は、『宝島』や『ジキルとハイド』で有名なスチーヴンソンです。

          『水車小屋のウィル』 西田書店の新刊です。谷間の水車小屋に住むウィルは、広い下界に憧れながら、故郷にとどまって仕事をします。シンプルな筋をもつ、どこか不可思議な短編小説に、自分の人生について考えさせられます。著者は、『宝島』や『ジキルとハイド』で有名なスチーヴンソンです。

          日曜日の朝は空いているコワーキングスペース。

          日曜日の朝は空いているコワーキングスペース。

          ムーミン谷の人気のひみつ

          なぜ日本ではムーミンシリーズがこんなに人気なのでしょう。 ムーミンの母国フィンランドのほかでは、日本とドイツでムーミンシリーズはとくに人気なよう。(前にそんな展示を北海道文学館で見たことがあります。。) ムーミン谷は、個性豊かな仲間たちが、みんな共存しています。会話もするし、いっしょに行動もするけれど、他人をどうこうしようとしないで、喧嘩もせず、ともに生きています。平和な世界です。 そこがムーミン谷の大きな魅力だと思うのですが、これは実は『古事記』とよく似ていると今日、

          ムーミン谷の人気のひみつ

          ヤングケアラーについて講演・啓発をする友田さんへのインタビュー記事を公開しました🌱

          こちら、私が運営するエシカルSTORYで新着記事を公開しました。 「ヤングケアラー」がテーマです。家族のケアをする子どもを「ヤングケアラー」といいます。家事やきょうだい(障がいのある兄弟姉妹)の世話、病気や障がいをかかえる親のケアなどをになう子どもを「ヤングケアラー」といいます。 友田さんは、小学生の時、くも膜下出血で倒れたお母さんのケアをはじめました。そのヤングケアラー時代を経て、今はヤングケアラーについて世の中に紹介する「スピーカー」(語り手)として活動しています。

          ヤングケアラーについて講演・啓発をする友田さんへのインタビュー記事を公開しました🌱

          “愉快に生きよう”という教育

          「教育の最後の目的は、”愉快に生きようではないか” ということ」と、18世紀イギリスの作家ボズウェルは『サミュエル・ジョンソン伝』のなかで述べたらしい。 これを本で読んだ時、電車のなかで不覚にも涙がにじんだ。 教育は、今の日本でも大きな問題で、「子どもが成長し、社会に巣立って行くためになにが必要か」という話だと思うのだが、「愉快に生きようではないか」とはよく言ったね!と思い、感動した。 ちょうど地域活動や取材の仕事を通じて、子どもの状況を考える機会が多かった。ぼんやりと

          “愉快に生きよう”という教育

          壁と卵に寄せて

          昨日はイースターでした。 キリスト教の祝日ですね。 カラフルにぬられた卵を 子どもたちが探します。 そういえば、作家の村上春樹さんのスピーチで、「私は壁と、それにぶつけられる卵があったら、卵の側に立って書く」というものがありました。 参考:https://murakami-haruki-times.com/jerusalemprize/ 弱い側に立つ。それは戦争と奪い合いの世紀であった20世紀を引き受ける私たちにとって、大切な倫理です。このスピーチの、大きな勇気に励まさ

          壁と卵に寄せて

          北海道の画家、井上まさじさんの今

          いつも楽しみにしている、画家 井上まさじさんの現在を伝えてくれる記事です。 アートと暮らしと本さん、ありがとうございます! 一燈(いっとう)、万燈(ばんとう)をともす、という言葉も聞いたことがあるように思います。

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          3/22「世界水の日」

          今日は「世界水の日」だそうです。 「世界の10人に1人。 7億300万人が今も、自宅の近くで清潔な水を利用できません。」 世界中の人と子どもたちが、安全な水と衛生的な環境を得られるように、WaterAid(ウォーターエイド)やユニセフが啓発活動をしています。 飲み水だけでなく、衛生的で安全なトイレがあることも、大切です。 こういう発信も近々、エシカルSTORYでしようと思っています。 #blue4water

          3/22「世界水の日」

          イゴール・レヴィットのピアノ演奏すごくよい。ピアニスト(クラシック音楽で)で好きになる人は実はあまりいない…ベートーヴェンのソナタもゴルトベルクもすごくいい。コロナ中のアルバムも良さそう。 ユダヤ系ロシア人というところ、詩人のパステルナークを連想します。

          イゴール・レヴィットのピアノ演奏すごくよい。ピアニスト(クラシック音楽で)で好きになる人は実はあまりいない…ベートーヴェンのソナタもゴルトベルクもすごくいい。コロナ中のアルバムも良さそう。 ユダヤ系ロシア人というところ、詩人のパステルナークを連想します。

          やわらかな橋渡し - 「折々のうた」を読んで

          こんばんは! みなさん、短歌はお好きですか。 いま、短歌や俳句がはやっています。新しい作品を読むのも楽しいですね。けれど、昔の短歌や俳句を読むのもよいものです。 今日、ご紹介したいのは大岡信(おおおか まこと)さん(1931-2017)。詩人であり、評論家です。本も多く書き、日本の文明の根っこにせまるようなお仕事をされました。 評論の仕事では、「折々のうた」がとくに有名です。 「折々のうた」は、朝日新聞の一面のコラム記事でした。大岡さんは毎日ひとつ、その季節に合った短

          やわらかな橋渡し - 「折々のうた」を読んで