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何度でも読み返したいnote

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#エッセイ

ほぼ日更新でこんな結果になりました|noteはじめて2ヶ月目の報告

noteはじめて2ヶ月が経ちましたので、雑感と数字の報告を。 (1ヶ月めの報告はこちら →バズらず淡々とnoteはじめて1ヶ月めの報告) 自由に書きたくて始めたnoteですが、文章にはその日の精神状態が出るなぁと感じております。書くことでいまの自分を客観視できるのも、noteをやって見てよかったと思うことの一つです。 自分で撮った写真を当て込むのも楽しいです。 ところで、昨日はイチローさんの引退会見を深夜に見ていたのですが、こんなことをおっしゃっていました。書き続けるこ

対人ストレスから解放されたフリーランスの末路(体験談)

精神疾患や生きづらい性格を抱える人の中には、会社で働くことが苦痛で、フリーランスになることを夢見ている人がいるかもしれない。 筆者は、ある精神疾患を持っているため、集団の中で穏便になじむのが困難であるためフリーランスを選んでいる。過去3年間は会社にフルコミットをしたが、2018年度は、ほとんどの時間を自宅で過ごす働き方をした。 在宅勤務のフリーランスは、仕事依頼さえ安定していれば、はたから見るとストレスフリーな働き方に思えるかもしれない。確かに、会社生活で感じるようなスト

しょうがないよ。好きになってしまったんだもの。

私には夫がいる。仮に名前をSとしよう。 Sくんとの出会いは、友人の紹介だった。普段の私は、恋愛に関してはかなり感覚的に生きている。恋に落ちそうな人に関しては、出会った瞬間にピンとくる。顔がかっこいいとか服がおしゃれとかそんなんじゃなくて、第六感みたいなものが働くのだ。「この人、好きになりそう」と。 ただ、Sと出会ったときにはそれを感じなかった。「かしこくて、いい人そうだなぁ」可もなく不可もなくの極みみたいな印象。だけどSを知っていくうちに、恋とは違うけれど結婚するならばこ

エッセイとコラムのちがい

「エッセイって、なんの意味があるんですかね?」 白いお皿にのった鶏肉にナイフをいれながら質問する。テーブルクロスの先に座っているのは、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の教授を務める柳瀬博一さんだ。 柳瀬さんは編集者として、矢沢永吉の『アー・ユー・ハッピー?』や『小倉昌男 経営学』、『養老孟司のデジタル昆虫図鑑』などヒット作を数多く作ってきた日経BP社の名物編集者だった。 東工大で教鞭をとるのも、ジャーナリストの池上彰さんが東工大の教授になった際に作った『池上彰の教養

なんでもない話がしたい

誰かをお誘いするのって、忙しいかな?どうかな?ってぐるぐるぐるぐる考えてしまって、誘う前に疲れてしまったりする。時間をもらって有意義な時間にできなかったらどうしようとか、そんなことを考えてしまうと、会いたくても会えない。 会いたい人がたくさんいる。みなさま頭の回転が速くて、仕事のできる人たちだ。どう考えても、頭の中身が違い過ぎる。 おそらく、集まればカタカナ用語多めの難しい話が繰り広げられるだろう。 ついていけるだけの頭があればいいのだけれど、普段そういう人たちと離れてい

ねぇ、きみの嘘なんてだいたいお見通しなんだよ

無駄なセックスをした朝は、コーラが飲みたくなる。 自嘲気味に話すと、「え、なんで」と笑われた。 本当につまらない男だな。そう思った。 今、私はいわゆる二股をしている。二人の男、どちらと恋仲になるか天秤にかけているのだ。 一人は、メーカーで働く優しい男。 もう一人は、テレビ業界で働く面白い男。 前者を「あんしんくん」、後者を「おもしろくん」とニックネームをつけるようになっていた。 神様はきっと性格が悪い。好きな人ができたと思ったら、全く違うタイプの異性を寄越してくる。そ

傷つくような批判から心を守る方法

以前、友人からこんな話を聞いたことがある。 「世の中の人のうち、2割の人には何をやっても嫌われてしまう。6割の人は状況によって変化する。でも、残りの2割の人には、何をやっても好きになってもらえるんだって」 なるほど!と腑に落ちた。 「何をやっても2割の人は味方でいてくれる」と思うと勇気が出る。 「何をやっても2割の人には嫌われる」と思うと、そういう仕組みになっているなら仕方ない、応援してくれる人の方を向いていよう、と潔くいられる。 だから「自分のことを嫌いな人はいて当