見出し画像

悩める23歳を救った1冊

人生にめちゃくちゃ悩んでいた23歳。
新卒で就職した会社は本当に素敵なところで、
人間関係も良いしお仕事も楽しい。(超ラッキーガール)
それでも、わたしはめちゃくちゃ人生に悩んでいた。
そのときに出会った最高の本をぜひ紹介させてほしい!!


なんで悩んでたん?


「わたしの人生ずっと毎日こんなんかなあ」
「いろいろやってみたいことあるなあ」
「恋人、仕事、結婚、出産、好きなこと、どれも妥協したくないな」
わたしは非常に頑固で欲張りな性格。
加えてウルトラわがままなので、
自分のこれからの人生の過ごし方について、
何十年経っても後悔しないためにどう生きたら良いのかについて、
自分が今何を求めているのかについて、
23歳ながらに一生懸命考えていました。

めぐりあった韓国文学

ちょうど、
「ほっといてほしいけど、ひとりはいや」
「怠けているのではなく充電中です」
「死にたいけどトッポキは食べたい」
などの韓国エッセイが多くの人に読まれていた時。
これらをはじめ、わたしはいろんな韓国文学に触れました。
そしてわたし史上最高の韓国文学に出会います。

「私が望むことを私もわからないとき」

見失った自分を探し出す人生の文章/チョン・スンファン著

でかでかと見出しにある言葉、
わたしを救ってくれた本のタイトルです。

著者はたくさん本を読む人で、
その読んできた本の中でお気に入りの文章を抜粋し、
著者の経験や知識をもとに
その文を深堀していき、理解を深め、心に問いかける、
そんな本。

1冊しか読んでいないのに、
著者のおかげでいろんな本を読んだ気になれる。
いろんな人のいろんな文章に触れることができる。

お気に入りの文章には付箋を貼って読んでいくけれど、
この本は付箋がたくさん。

特に好きな文章をいくつか。

『誰かを元気づける際は、手も一緒に差し伸べないといけない。一緒に頑張るのだ。「君がもう少し頑張って最善を尽くせるように、私も頑張って最善を尽くして力になるよ」と言うのだ。』

『恋人や家族、友人など、ふと思い浮かぶ顔が多いということは、その人々を大切に思っていて、今素敵な人生を送っているという証拠だから。』

『たとえ短所があったとしても、それよりずっと多くの長所を持っている存在なのだから、十分に自分を褒めたい。堂々と自由に、自分らしい人生を歩んでいい。』

わたしが望むことをわたしもわからないとき

前向きな、優しい気持ちになれるよう寄り添ってくれる、
そんな温かい本。
ぜひお手に取ってみて。

大好きな本、他にもまだまだたくさん。
記録として少しずつまたこうやって紹介していけたらいいな。

#人生を変えた一冊 #韓国文学


この記事が参加している募集

人生を変えた一冊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?