見出し画像

「普通」って何?

小学6年生長男の
今朝の疑問
「ママ〜「普通」って何?」
朝の情報番組のニュースを見ていて、の質問

「普通」という単語の意味を聞いてきたのでは無いのです。

「普通はさぁ〜」
「普通だったら」
「普通、〜やん?」
「普通じゃないよねー」

そんな風に日常の中で
使われ続けている
「普通」
そんな言葉に疑問を持つお年頃。

「普通とは、一般的って意味で使うことが多いかな。
大多数の人だったり、マジョリティだったりの
意見とか、行為行動とか、言動とか、そーゆーやつ」
と、アバウトに応えた。

でもさ、
自分の「普通」は他人の「普通」とは
違うんだよね。
自分が「大多数の人がやってること」を
やっていると思っていても
よくよく聞いてみると違ったり、さ。

それでふと思い出した、
「個室トイレでの振る舞い」

ある人は下着を膝まで下ろす
ある人は下着を足首まで下ろす
ある人は下半身の衣服を全て脱ぐ
ある人は全裸になる

個室だから
どんな格好で用を足しているかわからない
自分だけの世界
なのにそれぞれみんな
自分の個室トイレでの振る舞いは
大多数の人と同じだと思っている
つまり自分は「普通」だと思っている。

別に個室トイレで全裸になろうが
半裸で用を足そうが
誰に迷惑をかけるで無し、
誰に見せるわけで無し
お好きにどうぞなんですよ。
そこに「普通」とか「普通じゃない」とか
存在しないの。
だけど何故かみんな
「他の人も自分と同じようにする」
と思い込んでるの。
そうして、他人の振る舞いの
本当の所を知らずに
思い込みで「普通」「普通」と連呼する。

まぁ、私もそうだけどね(苦笑)
本当は違うのに
「集団と同じ」という妄想の安心感からの
思い込みで
「普通」という言葉を使う。

社会的なルールからの普通は確かにある。
集団生活の中で教え込まれ、
大多数の人がそれを受け入れ
そのルールの上で生活してると
確かに「普通(一般的に、多数派、マジョリティetc)」は存在するのだけど
それは集団生活でコミュニティに
円満に属するためのルールだったりするように思う。

極めて個人的な
感覚や感情を「普通」扱いするのは
なんか違う、、、、、よなぁ、
なんてことを
息子の何気ない質問から
考えてました。


普通って何?
普通じゃ無いって何?
普通じゃ無いのは
ダメなこと?
普通って良いこと???

「普通」からの脱却を
考えてみる良い機会かもしれない。

「普通」ってなんだろね?

そんな長男がこの間作ってくれた野菜炒めは
調味されてませんでした。
まさに「野菜炒め」ただけ!(笑)
塩胡椒も何にも入れてなかった。
そう、野菜炒めに味付けしないこともある!
「普通、塩胡椒ふるやろーー」では無いのだ!
現実として、
次男は長男作の野菜炒めを
「すごいよ、お兄ちゃん!美味しいよ!!」
と本気で褒め称え、食べていた。
(末っ子お嬢は残した(笑))
野菜の味がダイレクトで
熱々は、まぁそれなりに美味しく食べられました。

野菜炒めに塩胡椒するのが
普通
って誰が決めたの?(笑)

そう、味付けしない野菜炒めも
この世に存在するのです


あぁ、まとまらない(苦笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?