オススメ映画 【ザ・ハント】
※この記事は2分で読めます
先日某YouTube chでオススメされた
【ザ・ハント】という映画を観ました
映画【ザ・ハント】のあらすじ
広大な森の中で目覚めた12人の男女。
この12人は金持ちのセレブが娯楽目的で一般市民を狩る為に集められたエモノであった。
狩りを楽しむセレブ達だが一人のエモノから思わぬ反撃に遭い…
というありきたりな設定で何も理解せずに観るとただの趣味の悪いB級映画ですが、
【狩る側】と【狩られる側】の人間がアメリカの階級社会を露骨に表現していて非常に面白いんです。
【狩りをする側】
エリートでリベラルだけど表面的で口だけの綺麗事や平等を周りに押し付け、自分の価値観が絶対に正しいと思い込み他人を平気で見下す傲慢な金持ち達
【狩られる側】
保守派を名乗るが実際はただの差別主義者で、
都合の悪い事は全てリベラルのせいだと思い込み、陰謀論を本気で信じる無教養な労働者達
昨今のアメリカ分断を象徴するようなQアノンとエセリベラル達の闘いで
アメリカ人から観ると自分達の悪い部分がデフォルメされた表現で気分が良くないでしょうが、
僕もアメリカと言えばこの行き過ぎたリベラルと
それを極端に嫌う右翼という正反対の2つの人種が年がら年中喧嘩して国を分断してるイメージです。
アメリカの分断と階級社会をブラックユーモア全開で表現していて、
グロテスクなシーンも有りますが見終わった後の妙な爽快感はクセになります。
アマプラで無料なので興味が有れば是非観てください。
最後に一言、言うとすれば
日本でも極右と極左のTwitterでの闘いとかをよく目にするので、
人間は右にも左にも偏らず中道を歩みバランス良く生きて行かねばならないなと固く決意させてくれる映画でした。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
面白かったら高評価ボタンを押していただけると励みになります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?