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非暴力のコミュニケーション講座(とトビタテの自分の軸絞り込みワーク)


今日の実習はいつもより30分早い14:30に終了した。その後に、17時まで「非暴力のコミュニケーション講座」が行われた。

シフト上では、自分は参加しないとなっていたのだが、上司のフローリアンが「もし参加したいならしても良いよ」と声をかけてくれたので、参加してみた。

(先生になった人が受けれる講座だと聞いていたので、実習生の身分の自分は参加できないんだろうなと理解していたが、参加できて有難いなと思った。)

この講座は外部から講師を招いて、1年を通じて4回行うらしい。先生のホームページはコチラ☟


今日が1回目で、2回目は7月に行われる。自分は9月からStuttgartに引っ越すので、3回目と4回目は受けれない。

今日は1回目ということで、導入的な感じだった。


流れとしてはこんな感じだった☟

・この講座で学びたいことや非暴力コミュニケーションについて知っていることを各自が述べる

・先生の自己紹介

・先生からの3つの質問に自分なりの答えを出す→3×3のマス目に、自分の答えの中からキーワードになる単語を記入。それがビンゴとなる。一人ずつ、自分の答えの中にあるキーワードを1個ずつ言っていき、縦か横で揃ったらビンゴとなる。(←自分がビンゴになった…!笑)

・欲求と価値観と戦略についての違いの説明

☞例えば、砂糖を食べるという行為は「戦略」となる。その「戦略」によって満たしたい欲求というのは、「足りないエネルギーを補給したい」だったり、「自分へのご褒美として甘いものを食べたい」だったりする。

☞価値観というのは人生の中で大切にしていること。分かりやすく言えば、「ヴィーガン」とか。欲求はその場限りのモノだけど、価値観は永続的に続くというイメージ。

・非暴力のコミュニケーションのコツは”戦略”だけで判断しないこと。

☞例えば、スコップを使って遊んでるA君の所へB君が来て、A君のスコップを取ったとする。その時に、B君の「スコップを取った(=戦略)」という事実だけを見て叱るのは違う。B君はその戦略によってどんな欲求を満たしたかったのか、例えば、「A君と遊びたかった」とか「A君に上手な掘り方を教えたかった」とかを考える。戦略だけを見て判断せずに、その裏に隠れた欲求について思考をめぐらすのが大事とのこと。

・3つのグループに分かれる。「子どもの意志に反して、大人の都合で子どもに強制させている状況」をテーマにして、そのグループで具体的な状況を選んで、「戦略、欲求、価値観」について議論してみる。

☞自分はG先生とL先生と一緒のグループでやった。最初にL先生が「歯磨きの状況について考えてみない?」と言い出したが、個人的には森の幼稚園の日常風景から切り抜いた方が良いかなと思ったので、「個人的にはN君のカタツムリ問題がテーマに当てはまる気がするんだけどどう?」と提案。

(N君はカタツムリを集めたいという意思を持っているが、先生側がそれを禁止するようにしている)

そしたら2人の先生から「良いね!」と言って頂いて、その状況について議論する形になった。

・議論の時間が終わった後に、今日の感想を一人一人が述べて、講座が終了。

<個人的感想>

・内容的には85%くらいはドイツ語でも理解することが出来た。やっぱり、こういうコミュニケーションとか教育的な知識が日本語で頭の中にあるので、分からない単語が出てきても「多分こういうことを言ってるんじゃねぇ?」と自分で補うことが出来たのは良かった。

・内容が実践に活かせそうなものだったので、次の実習から実践していきたいなと思う。感情をコントロールする為にも、「今の自分がどんな感情になっているのか知ること」が大切なので、子ども達には感情について書かれた絵本を読み聞かせして、感情について知る機会を作っていきたいなと思った。(←後でその絵本を記事にしたい…)

・講座の最後に欲求と価値観をまとめたプリントを頂いた☟

後で日本語訳を記入したモノをつぶやきたいなと思う…


このプリントを見て思い出したのが、自分がトビタテに合格した後に行われた研修である。たぶん留学が終わった後の「事後研修」だったと思うが、”自分の軸絞り込みワーク”というものをやった☟

2018年に事後研修があったから、もう6年前のことである…笑

このプリントを飲み会とかに持って行って、互いに価値観について語り合ったりしたのが懐かしい…笑

当時の自分は「自由」、「健康」、「挑戦」を選んだ。今の自分もこの3つを選ぶ。「健康」が一番であることは言うまでも無いし、「自由」でなければ自分の人生を生きれるわけがない。「挑戦」する気持ちを持ち続ければ、何とかやっていけると思うし、死ぬ時に後悔しないだろうと思う。


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