聞く人ノート

話をお聞きすることで、あなたが持っている「大切なこと」に気づいてもらう。 それが僕の仕…

聞く人ノート

話をお聞きすることで、あなたが持っている「大切なこと」に気づいてもらう。 それが僕の仕事です。 https://yuinawa.com/ ポッドキャスト「聞く人ラジオ」配信中 https://podcasters.spotify.com/pod/show/kikuhito

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館山市のみなさんを紹介するサイトを作りました

「聞く人ラジオ」を続けていく中で、故郷である千葉県館山市にゆかりある方に、多くご出演いただきました。 そんな皆さんをまとめて紹介できないか?と思い、Webページを制作。ご出演いただいたみなさんに連絡し、写真も提供いただいて、一覧できるようになっています。 改めて、沢山のみなさんにお話を聞いたなあ!と。 みなさんおひとりおひとりに聞いた場面が思い起こされます。 この頃思うのは、「聞くこと」は「出会うこと」なのだ、ということ。 しっかりとお相手の話を聞くことは、その方としっ

    • 聞く人ラジオ・100人の方に聞いた言葉のエッセンス

      おかげさまで「聞く人ラジオ」は100人の方にお会いし、お話をお聞きしました。そんな皆さんからいただいた言葉から、印象的だったものをダイジェストにしてまとめた内容を配信しています。 約1年2ヶ月でお聞きしてきたお話から、皆さんの言葉のエッセンスを抽出した内容です。 シティボーイズのコントで、「瓶のジャムの蓋についたジャムが美味しい」というのがあります。「その蓋についたジャムだけを集めて作ったのが、この瓶の蓋ジャム!」という内容で、このラジオもそういうものといえばいいでしょう

      • 聞く人は堂々とする

        聞く人としていろんな方に会い続けていますが、最近では経営者の方に会う機会が多くなってきました。 以前の自分は経営者の方に会うことがほとんどなかったため、お会いする機会があったりすると、その肩書に委縮していたような気がします。それって思えば損なことだったり、失礼なことだったなあと今では思います。経営者の方であれば、おそらくはそういう態度は見抜くことでしょう。 今は聞く人を通して様々な方にお会いしていく中で、「肩書はもちろんあるけれど、やはり会うのは人と人」という感覚がありま

        • 「聞く人」の仕事としての「ユーザーインタビュー」

          「聞く人」を続けていく中で、「インタビューをする」というお仕事をいただくことがあります。いわゆる「ユーザーインタビュー」ですね。 普段やっているポッドキャストとは勝手が違い、お相手に対してあらかじめ決められた質問をしていきます。なのであまり話が大きく逸れたりしないように、注意しながら聞いていくことになります。 という「ユーザーインタビュー」について、「聞く人」をやるまではほとんど知りませんでした。 けれど、ご依頼をいただき、ユーザーインタビューについて調べ(いくつかの本

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          「聞く人ラジオ」100回目前

          2023年4月にスタートした「聞く人ラジオ」。 まもなく100回を迎えます。 始めてから1年2ヶ月ほどです。 100人になったらどうしよう? 辞める?続ける?さてどうする?と考えてはいましたが、さらにご紹介いただいた方も控えているので、そのまま続けていくことができそうです。 すでに100人目の方にはお聞きするお約束をしました。 さらには101人目、102人目の方のお約束もしています。 なので黙々と、引き続き聞いていこうと思っています。 100人になったら何かが劇的に変わ

          「聞く人ラジオ」100回目前

          ポッドキャストの編集作業

          話を聞き、配信をしてきたぶん、編集作業をしてきました。 この1年、週2回の配信を続けてきたので、最低週2回の編集をしてきた、ということになりますね。 自分、なかなかすごい!(褒めてやりたい) 編集作業は以下の手順でやっています。 ・音源を整えて、Googleドライブに入れる ・聞いた音源を再度聞きなおす (→PCを前にして編集しながら or Googleドライブに元音源を入れ、スマホで移動中や散歩しながら聞く) ・ナレーション原稿のためのワードを拾う ・カットすべき部分(ノ

          ポッドキャストの編集作業

          「聞く人ラジオ」はポッドキャストで配信中

          様々な方にお会いし、「お仕事」「好きなこと」をテーマにお話を聞くポッドキャスト「聞く人ラジオ」。 スタートから1年が過ぎ、2024年4月下旬で91人の方にご出演いただいています。 中には2度、ご出演いただいた方もいらっしゃいます。 また、環境音の収録にもトライ。 この回は結構好評をいただいています。 ただ蝉が鳴いているだけ、とかなんですけど。 収録時は当たり前に鳴いていた蝉、いま4月だと不思議な響きに聞こえます。 また、「聞く人」である私自身が「聞かれる」こともやりま

          「聞く人ラジオ」はポッドキャストで配信中

          「なんで聞く人をはじめたんですか?」

          最近の「聞く人」でお会いする皆さんは、ほとんどが初対面、あるいはどこかで一度挨拶をさせていただき、改めてお会いする、という方が増えてきました。 最初の頃は元々知っている知人・友人に聞いていたので、その頃に比べて、ずいぶん違う! たくさんの新しい方に出会っている、聞く人です。 そんな中で、この頃よく聞かれる質問の第一位がこちら。 「なんで聞く人をはじめたんですか?」 やっぱり、皆さん気になるのだろうなと思います。 確かに僕も、そう思います。 「なんで、はじめたの?」 「ゆ

          「なんで聞く人をはじめたんですか?」

          「聞く人」はどこで収録しているか

          収録する場所は、基本的には相手の方に指定してもらいます。 なぜかと言えば、話をする方の「ホーム/アウェイ」でいうところの「ホーム」であることが大事、と考えているからです。ホームである方が、その方がリラックスでき、より話しやすいと思います。 たいていがお相手の自宅や事務所、あるいはカフェ。陽気が良ければ公園。農業関係の方に聞いた時は、その方の畑。他にも飲み屋さんや大学、保育園でお話を聞いたこともありました。 今まで聞いてきた方の顔を思い浮かべると同時に、その場所を思い起こ

          「聞く人」はどこで収録しているか

          聞く人1年。

          1年前の2023年3月28日、「聞く人」の1回目として、カフェ店長のシノサキさんにお話をお聞きしました。そのお話を配信をしたのが4月10日。ぐるっと回って1年間。おかげさまで聞き続けることができています。 「聞く人ラジオ」は毎週2回、月・木曜日に配信。2024年3月30日時点で86名の方にお聞きしています。最初は友人・知人に聞きながら、そのうちご紹介いただく方が増えてきて、今では多くの初対面の方に出会い、聞いています。 最初にスタートした時は、そんな風になっていくとは思い

          空気、素直さ、好奇心→対話が紡がれる

          話を聞く際、相槌、頷きをするのですが、その作用としては「話しやすい空気を醸成する/場を構築する」ことになると思います。 対話の際、変な間、なんか嫌だなと感じる空気(沈黙など)が訪れると、対話が詰まり、流れが滞り、話がしづらくなります。そこを、自然な相槌や頷きでつないでいく。つなぐというか、流れを通す。 相手の話に波乗りするように、心地よいダンスをするように、相槌、頷き、笑い、驚き、相手の話を素直に受けて、反応することで、対話の空気が積み重なっていき、話しやすい空気が作られ

          空気、素直さ、好奇心→対話が紡がれる

          記憶に耳を澄ませてみたら

          かつて20代の頃に友人たちと共同生活(今でいうシェアハウス)をしていた街、阿佐ヶ谷にて聞く人の収録を行いました。 待ち合わせの30分ほど前に到着して、ぐるっと街をひとまわり。かつて住んでいた家、よく行った飲み屋、喫茶店がそのままあったりして、いわゆる「エモい」状態が身体に沸き上がり。 その場所に来るまですっかり忘れていたことを、場所が覚えている。もう会うこともない誰かしらとの時間が蘇ってくる。 住んでいたのは20年も前で、でも街のいたるところに記憶が宿っており、ただ歩きな

          記憶に耳を澄ませてみたら

          夢のさなかが過ぎてから

          最近聞きながら気付いたことがある。 相手の話を夢中になって聞けるのは幸せなことだ。 それだけといえばそれだけなんだけど、その「夢中」は意図しては訪れない。どこかでうわの空になる。メタの自分が客観視している。その時は夢中とは言えない。 相手の話を聞きながらの夢中は、相手の話すグルーヴと、それを受け取る聞き手の循環が、見事に合致して訪れる。相手の話の面白さはもちろんだが、その面白さに至る助走や、話の導きや、その導きによって引き出された「ここだけの話」や、互いの循環や、対話をし

          夢のさなかが過ぎてから

          前職を辞めて1年

          2024年3月1日、前職を辞めてちょうど1年となりました。 去年の今頃は「聞く人」はまだ始めておらず、辞めたばかりの覚束ない心地だったことを覚えています。 その後、聞く人として「聞く人ラジオ」をスタートし、コツコツとみなさんにお話を聞き続け、あっという間に一年が経ちました。 おそらくは生涯においても、たくさんの出会いがあった一年でした。 聞き続けることで様々な気づきがあり、聞くことそれ自体について考えることも増えています。思えば「聞く」に特化した一年でもありました。 そん

          前職を辞めて1年

          「どんなジャンルの人に話を聞きたいですか?」

          聞く人にてお話を聞いたのち、お相手の方に「どなたかご紹介いただける方いらっしゃいますか?」とお伝えします。その方のOKがあったうえでお繋ぎいただき、その後、日時や場所を合わせてお会いする、という形になります。 最初は知人友人に聞き始めたところから始まった「聞く人」は、そうやってご縁が紡がれ、今までお会いしたことのない方に出会っています。 最近、何人かの方に「どんな人・どんなジャンルの人に話を聞きたいですか?」と言われることが続きました。僕自身はいろいろな方にお話を聞きたい

          「どんなジャンルの人に話を聞きたいですか?」

          「聞く人ラジオ」はさらに進化する

          1月下旬に続けて5人の方にお話をお聞きしました。お聞きする、ということはその分編集もする、ということで、その後は集中しての編集モードに入っていきます。 その中でお聞きした方に「ラジオの途中でいったんユイナワの解説を入れると、もっとそれっぽくなるよ」とアドバイスいただきました。「それっぽい」とは、「プロっぽい」ということ。 早速アドバイスいただいたように、番組途中での解説を入れてみました。そのための内容は考えていかねばなのですが、確かに視聴者にも優しい。番組っぽさが増します

          「聞く人ラジオ」はさらに進化する