キクチ

美術館によくいきます

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最近の記事

VCTマスターズ上海の参加チームと注目選手(独断と偏見)EMEA編

復活の超強豪 Fnatic ヴァロラントは続々と世代交代が起こり、事実、前大会世界一のSentinelsだって、今回のマスターズ上海には出場すらできていない。それでも、1年ほど前は、「今一番強いチームは?」と聞かれたら、大体の人がFnaticと答えた時期もあった。 今年も去年のメンバーが残って最強かに思えたけど、前回のマスターズマドリードは出場を逃した。それもたまたま運がなくてというよりはしっかり力の差を見せられての敗退に見えた。そこから復活しての今回のEMEA優勝。 注目

    • VCTマスターズ上海の参加チームと注目選手(独断と偏見)Pacific編

      いよいよヴァロラントの世界大会、マスターズ上海の参加チームが決まり、大会も近づいてきたので、参加チームの紹介と注目選手をご紹介。今回はPacific。 最強の男が帰ってきた Paper Rex Wゲーミングといわれる破壊力満点のメンバーに、最強のレイズ使いjingggが戻ってきた。このところ2デュエとかいる?とか思ってたけど、jingggとsomethingで綺麗にサイト制圧してるところを見せられると認めざるを得ない。強引なようで洗練された動きが魅力的なチーム。 注目選手

      • Audibleで初めて聞いた小説『板上に咲く』

        AmazonくんからAudibleの無料体験やってると言われたんで、試しに原田マハ『板上に咲く』を聴いてみた。版画家棟方志功に関する長編小説。単行本260ページの内容が、朗読だと6時間ほど。この前の宇都宮旅行の移動時間を中心に聞いていた。 あらすじは、棟方志功の生涯について、主に奥さんの視点から描いていく物語だった。 なんといっても朗読の渡辺えりさんが素晴らしかった。棟方や奥さんの方言も違和感なくスルスル入ってくる(渡辺えりさんが私と同じ山形出身なのもあるかもしれないけど

        • MTGアリーナBO1 ティムール世界魂メモ

          プロツアー「サンダージャンクション」を見ていて楽しそうなデッキだなと思ってBO1で回してみたら強いし楽しかったのでカードごとの解説と感想をどうぞ。メモ程度なので詳しい立ち回りは他の方の動画とか記事をどうぞ。 基本の勝ち方はシンプルで、墓地に落とした土地を戦場に戻して、強靭の徳目を設置してから大量のマナから世界魂の憤怒で20点以上叩き込む! 私の使ってるのはこんな構築。1枚ずつ簡単にコメントしていく。 勝利の炎 主にアグロや黒の生物対策の火力。シェオル焼くには足りないこともし

        VCTマスターズ上海の参加チームと注目選手(独断と偏見)EMEA編

          ぐるっとパスが使える施設(ほぼ)すべて行ったのでご紹介 東京・皇居周辺エリア後編

          小石川後楽園(入場無料) 東京ドームのほど近く、東京ドーム1個分よりも広い広さを持つ庭園。この庭園を完成させたのは皆さんご存知の黄門様、徳川光圀。冲方丁の『光圀伝』を読んでいたので、これがあの後楽園か!水田ほんとにあるんだ!みたいな感動があった。 野球殿堂博物館(入場無料) こちらは東京ドームの敷地内にある博物館。各球団の最近のスター選手のサイン入りグッズやWBC優勝トロフィーなど、想像以上に豪華な展示になっている。これまでの殿堂入り選手が情報とともに全員分並んでいたり

          ぐるっとパスが使える施設(ほぼ)すべて行ったのでご紹介 東京・皇居周辺エリア後編

          宇都宮旅行の写真たち

          昨日のブログに載りきらなかった宇都宮の写真たちをどうぞ 本日はこんなところで。疲れからか体調イマイチなんで養生しやす。

          宇都宮旅行の写真たち

          餃子だけじゃないけど餃子ばっか食べた宇都宮日帰り旅行記 20240510

          宇都宮への日帰り旅行へ行ってきたのでレポート。 地下に広がる異空間 大谷資料館 宇都宮駅からバスに乗り、大谷資料館へ。「おおたに」ではなく「おおや」。謎に大谷翔平のグッズが展示されてたりしたけど(特に解説はなし)。大谷石と呼ばれる石材の採石場跡に当時の採掘の様子とともにライトアップした空間になっていた。 内部は30分ほどで回れるくらいのボリュームだけど、天井がはるか上にあるのに驚いた。普通の建築では天井の高くするほどコストがかかるしそんな高くする必要はないけど、採石場であ

          餃子だけじゃないけど餃子ばっか食べた宇都宮日帰り旅行記 20240510

          ぐるっとパスが使える施設(ほぼ)すべて行ったのでご紹介 東京・皇居周辺エリア前編

          別の内容の記事も挟もうかと思ったけど勢いのまま東京・皇居周辺エリアへ。どこも東京駅の近くなので、他の場所への観光のついでにも行きやすいエリアなので、ぐるっとパス関係なく興味あるところに行ってみるのもいいかも。 ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション ヤマサ醤油の創業家に生まれ、版画家となった浜口陽三とその妻でこちらも版画家の南桂子の作品中心の美術館。銅版画は光に弱いのもあって展示空間は薄暗め。深い色合いの作品が多いことも相まって非常に落ち着いた雰囲気の美術館。 三井記念美術

          ぐるっとパスが使える施設(ほぼ)すべて行ったのでご紹介 東京・皇居周辺エリア前編

          ぐるっとパスが使える施設(ほぼ)すべて行ったのでご紹介 上野周辺エリア後半

          前編はこちら。 それでは後編をどうぞ。()内がぐるっとパスの特典。 東京藝術大学大学美術館(企画展割引) ブルーピリオドでもお馴染みの東京藝術大学。卒業生の作品がメインの展示が多めだけど、卒業生と一口に言っても今現役バリバリで活躍する作家から、横山大観や下村観山といった日本美術の歴史を代表するような大家の作品まで、バラエティ豊かな展示が魅力。 旧岩崎邸庭園(入場無料) 三菱3代社長の家であり、特別それ以外に展示品とかはないけれど、豪邸なんてレベルじゃ言い表せないよう

          ぐるっとパスが使える施設(ほぼ)すべて行ったのでご紹介 上野周辺エリア後半

          ぐるっとパスが使える施設(ほぼ)すべて行ったのでご紹介 上野周辺エリア前編

          このブログでたびたび出てくるぐるっとパス。2500円で2ヶ月間東京近郊の美術館博物館が無料や割引価格で入れるようになる。対象は100施設くらいあるんだけど、現状1箇所を除いて全て行ったので、何回かに分けて全部ご紹介。 上野の森美術館(企画展割引) モネやフェルメールなど、定期的に大きい展覧会をする美術館…なんだけど、来場人数に対して展示スペースが狭すぎる…。人気そうな展示の場合は平日昼に行くのがいいかも(それでも快適かと言われるとビミョーだけど…)。 国立西洋美術館(常

          ぐるっとパスが使える施設(ほぼ)すべて行ったのでご紹介 上野周辺エリア前編

          ゴールデンウィーク後半のの写真たち

          東京近郊をぶらぶらする週末でした。それでは。

          ゴールデンウィーク後半のの写真たち

          新宿で北欧の光を感じる「北欧の神秘 ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画」展

          SOMPO美術館の「北欧の神秘 ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画」を見てきたので気になった作品ごとに感想を書いたよ。 ヘルメル・オッスルンド『カッルシューン湖周辺の夏の夜』 近景に湖、遠景に山を配した構図は、よくあるものともいえる。普通この構図なら、いわゆる逆さ富士のように湖に山が映るものや、湖に光が当たって輝く様子というのが一般的に思う。しかしこの作品では山の上の一部が朝焼けのように光るのみとなっていて、それ以外の箇所は深い色をたたえて静かな様子が描かれてい

          新宿で北欧の光を感じる「北欧の神秘 ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画」展

          ネカフェで漫画漬け日記

          ネカフェで12時間くらい漫画を読んできたので備忘録。 フリーレン13巻 数巻に渡って長く続く話も面白いけど数話で完結する話もまたいい感じで好き。 ワンピース最新話まで 盛り上がって入るけど進むの遅くないすか? 呪術廻戦25巻 宿儺対五条悟、これで決着?期待していた割にはあんまり自分の中では盛り上がらなかった。小難しい話とか置いてもっとシンプルに戦ってほしかった。 刃牙らへん 知らない間に始まっていた刃牙シリーズ。刃牙道、バキ道は読んでなかったけど、なんとなく手を出した

          ネカフェで漫画漬け日記

          アーティゾン美術館『ブランクーシ 本質を象る』感想 形状と材質を考える旅

          アーティゾン美術館のブランクーシ展にいってきたので感想を。作品としては決してわかりやすい作品ではないけれど、直感に訴えかけてくるものもあり素直な気持ちで楽しめた。 単なる造形を超えた問いかけ(というほど高尚なものでもないが) まずは下の画像の作品について。見たところ、というか見ての通り人間の頭部の彫刻だ。この彫刻を見てまず考えたのは、その重さのことだった。頭部の彫刻としてよく見られるように首を下、頭頂部がその名の通り1番上に来るようにした場合にはまず思いつかない考えだと思

          アーティゾン美術館『ブランクーシ 本質を象る』感想 形状と材質を考える旅

          人生に芸術があるということ 洲之内徹『気まぐれ美術館』

          本日は洲之内徹の『気まぐれ美術館』という本を読んだのでご紹介。 著者の洲之内徹のことをどれくらいの人が知っているだろうか。洲之内は小説家から画商となり、その画商としての経験も踏まえた美術のエッセイを書いた。絵を売る職業でありながら、本当に気に入っている作品は売ろうとしないという一面も持ち合わせていた。 そんな彼のコレクションは彼が亡くなった時に散逸の危機にあったが、結果として宮城県美術館に収められることとなった。私はそんな洲之内コレクションを見て彼のことを知ったけど、これ

          人生に芸術があるということ 洲之内徹『気まぐれ美術館』

          旅行の際にはポケふたを探してみては?

          ゴールデンウィークでいろんなとこに行ってるかと思いますが、全国各地にある「ポケふた」はご存知でしょうか?ポケふたとはポケモンのマンホールで、世界にひとつの、その地にちなんだデザインのマンホールが設置されています。 宮城県の全市町村にある一方で山形にはひとつもなかったりします、、、、 これまで撮ったポケふたです。近くまで行っておきながら撮影できていない悲しい思い出も数々あるので、旅行前に確認するのがおすすめです。あとどこにあるか分かりにくいこともあるんで気をつけてくださいな

          旅行の際にはポケふたを探してみては?