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【ぼっち旅行記】長浜 (前編)

妻が実家に帰って暇なので、滋賀へぼっち旅行中。西国三十三所巡りで長命寺へ行ったのち、船で沖島に行きました。

LINEで母親から「老人の旅行コース」「枯れた趣味」と評価をいただきました。

うるさいですね。

◇前回の記事はこちら◇

湖岸道路を走るマイカーは彦根、米原を通過して本日の宿泊地「長浜」へ。

彦根城はとうに閉館してるのでスルー。
そういえば滋賀県護国神社って、県庁所在地の大津じゃなくて彦根にあるのを初めて知る。

▷北ビワコホテル グラツィエ

途中で夕飯にありつけそうな店を探していたが、見つける前に本日の宿に到着。

北ビワコホテル グラツィエ

長浜港フェリー乗り場の目の前にあり、結婚式場とか併設されてるタイプのおしゃれホテル。
とてもイタリアーノ。駐車場の横にウエディングサロンがあり、その名もジュリエッタ。アルファロメオじゃんって思ったら、真横にジュリエッタの実車が停めてあった。

正面玄関

「本当にオタクが1人で泊まってもいいんですか??」と心配になりながら、正面玄関からではなく駐車場側の入口からコソコソ入り、チェックイン。館内の説明を受ける。

朝食付きのプラン、セミダブルベッドの禁煙部屋で9,000円
馴染みのない土地では、よほどの都心部でない場合はホテルの朝食はつけておきたい派。

ロビー

同じタイミングでチェックインしていた裕福そうな家族連れは、フレンチのディナーが待っているらしい。私は早くも夕食難民なのだが。

泊まる部屋は5階。
鍵は最近のビジホにあるようなカードキーではなく、差し込んで回すタイプのカギに金属のプレートが付いている。鍵だけ見ると神戸北野ホテルを思い出す。ちょっとおしゃれ。

照明もおしゃれだね
部屋からの眺望

部屋の窓は小さいけれど、1人用の部屋でもしっかり琵琶湖ビューなのが嬉しい。

いかんせん日中歩きすぎて疲れたので、2時間くらい部屋でゴロゴロする。至福のひととき。

ベッド周り

ヘッドボードの周りにコンセントが欲しかった。あと、ちょっとマットレスが硬くて残念だった。(わがまま)

お腹がすいたので、夕飯を探しに長浜の街へ繰り出す。

▷猫スポット豊公園

ホテルから5分ほどの長浜城周辺の豊公園を突っ切ってから長浜駅方面へ向かう。

豊公園は個人的お気に入り猫スポット。
豊公園の猫について書いた以前の記事がこちら

今日もしっかり道に落ちている地域猫たち。
沖島の猫よりよく肥えている。

ぐうたらっぷり
ねてばかり

詳細はまた【猫日和】記事で

▷長浜駅を通って黒壁スクエアまで

長浜駅の改札口からは仕事帰り学校帰りの長浜市民が続々と出てきていた。そういえば平日だったね。

京都方面まで通ってる人たちも多いのだろうか?

長浜駅は北口の方が栄えている。レストランや居酒屋が入っている商業施設の中を通って表通りに出、そのまま黒壁スクエア方面へ。

夕暮れの北国街道筋

平日の18時半過ぎなので、お店は大半がclose。当たり前である。
以前土日に来た時にごった返していたエリアも、がらんとしている。

黒壁ガラス館前

がらんとしているときしか、人の入らない写真は撮れないのでね。

商店街メインの通り

黒壁スクエア周辺は、夕飯が食べれそうな店は無いみたいなので、駅に戻る。

途中、どローカルな「ラーメン大学」を見つけたがちょっと入りにくかったのでパス。
駅の周りも居酒屋くらいしか無く、そんなにお酒が飲みたい気分でもない。どうしたものか。

結局、駅併設のスーパー「フレンドマート」でお弁当を買ってホテルで食べることに。
フレンドマートって名前だけど、中身は愛知県でも見知った「平和堂」と同じだね。

滋賀が本拠地の平和堂。愛知の平和堂との格の違いが見られるかと思いきや、あまり変わらない。

どこの平和堂のカツ丼も餡に出汁がきいていて美味しいね。

地元の名物を食べるのは、明日のお昼の楽しみに取っておこう。

▷ホテルで風呂入って寝る

レジ袋をガサガサ言わせながら、ロビーを通って部屋に戻り、カツ丼を食べながら実家でのんびりしている妻と電話する。
姪っこと遊ぶのに疲れきっているらしい。

明日の新幹線駅へのお迎えの話などをした。

お風呂は昼間に温泉行ったし、部屋のシャワーで済ませようかと思ったが、せっかくなので最上階の展望風呂を利用することにした。
内湯と、外のテラス状になったところにジャグジー。貸切だったので思う存分両腕を伸ばして束の間の金持ち気分。

市民プールとスーパー銭湯でしか入ったことないからね、ジャグジー。

ジャグジーに浸かりながら、ふと独り言が漏れる。

「誰にも怒られない平日って最高〜」

つづく

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