見出し画像

【ぼっち旅行記】境港と水木しげるロード

ゲッ ゲッ ゲゲゲの ゲー

ぼっちはネカフェでグーグーグー

▼前回の記事はこちら▼


グーグーグーできたら良かったのですか、ほどほどに明るくて、物音がするネカフェ店内ではグーグーグーできませんでした。

これもまた夜行バスに引き続き、なかなか学習しません。

無料サービスのトーストとフライドポテトを口に押し込み、快活クラブを出ました。

快活クラブの最寄りの後藤駅へ向かいます。

JR 後藤駅

後藤駅では、たくさんの地元高校生が電車待ちをしており、今日は月曜日であることを思い出す。(自分は夏季休暇)

後藤駅から米子とは逆方向の電車に乗ります。目的地は「境港」

境港といえば、そう、鬼太郎の聖地です。

▷ぼっち旅行者とゲゲゲの鬼太郎

私が幼少の頃見ていたゲゲゲの鬼太郎は、1996年から1998年にテレビ放送していた第4シリーズ。

怖がりながらも、テレビで鬼太郎と妖怪の仲間たちの活躍を見ていたし、「てれびくん」や「たのしい幼稚園」など鬼太郎が載った児童誌を買ってもらっていました。

よくスーパーの食玩コーナーの鬼太郎フィギュアをねだって買ってもらったものです。

幼少期に遊んだ鬼太郎ハウス
父によってメルカリで1500円で
売られていった

母に境港に行くと話したところ、
「小さい頃さんざんお世話になったのだから、お礼を言ってきなさい」
と言われました。

なので今回は、水木しげる先生と妖怪たちへお礼を言うための、ぼっち旅となります。

▷境港駅

JR境港駅

駅舎を出てすぐ、妖怪たちや水木しげる先生のブロンズ像が出迎えてくれます。

水木夫妻の像
朝ドラでも有名になりましたね

▷さかいポートサウナ

駅の並びの立派な建物の中に「さかいポートサウナ」という銭湯施設があったので、朝風呂を画策します。

茶碗に浸かる目玉おやじ

町営の公衆浴場のような雰囲気ですが、綺麗で大浴場のガラス窓から、港に船が出入りする様子が眺められて、なかなかに良い。

そしてド平日の朝っぱらから、馴染みのない土地の風呂に入ってゆったりするのは、非常に良い!

隠岐や日本海側の港と境港を行き来する船の、船員さんがよく利用するようで、体格の良い外国人2人組が先に入っていました。
(お仕事お疲れ様です。)

いつかはここから隠岐にも行ってみたいものです。

「さかいポートサウナ」ですが、2022年6月に設備故障と老朽化で閉業しているようで、残念です。

▷水木しげるロード&記念館

朝風呂で身体を清められたので、水木しげる先生に会いに行きます。

水木しげるロード(商店会)は、どの店も鬼太郎だらけ。

水木しげるロード

水木しげる記念館を見学します。

水木しげる記念館 正面
トイレのサインが可愛い
昔ながらの猫娘
水木しげる先生の書斎

小さいころ大変お世話になりました。

鬼太郎のおかげで、病院がんばれました。
おもちゃもたくさん買ってもらえました。

荒俣先生と水木先生
お茶目でかわいい

水木しげる記念館ですが、記事を書いている2023年3月からリニューアル工事のため1年間休館みたいです。

▷境港の街を散策

水木しげる記念館から少し東に歩いた所で、空き地にトレーラーカフェを発見。

キャメルコーヒーの
アイスカフェラテ

アイスカフェラテをすすりながら、ぶらっと海の方面を散策してみることにします。

岸壁沿いの道を歩く
水木しげるがようしを過ごした地
記念碑
境水道大橋
トラス構造が美しい
水産庁の船を発見

境港水産物直売センターまで来ました。
ここで昼食をとります。

境港のさかな塾

豪勢に蟹や海鮮丼にしたいところですが、ぼっち旅行者は懐がさみしいので、安めの定食を注文。

刺身を炙って食べる定食

水産物センターから先は、工場や倉庫ばかりで面白くなさそうなので、駅の方面に引き返します。

知らない街のこういう道が好き

海とくらしの資料館も見学しました。

でかマンボウ

駅へ戻りがてら、水木しげるロードの土産物店でお土産を物色。

旅の記念に、自分用に鬼太郎と目玉おやじが描かれたTシャツを購入。
(さっそく次の日から着た)

母にちゃんちゃんこ柄の小銭入れ、妹に目玉おやじ柄の靴下を購入。

(ちゃんちゃんこ柄の小銭入れは普段使いには最悪との評価をいただき、私に返却された)

ばかものーっ

▷妖怪ラッピング電車

境港駅からの帰りは、妖怪ラッピング電車で米子駅へ。

目玉おやじトレイン

車内放送まで鬼太郎。5シリーズ目の声優、高山みなみさんの声で各駅に停まるごとにアナウンスが流れます。

駅名が妖怪の名前だ……

天井もファンシー

終点の「ねずみ小僧駅(米子駅)」に無事到着。

米子駅では名探偵コナンのラッピング電車も発見。
(これも高山みなみさんだな…)

一旦改札を出て、駅構内で自宅と職場へのお土産を購入。買ったのは、ひょっとこの顔を模した「どじょうすくい饅頭」の二十世紀梨味。

二十世紀梨が作られたのって明治時代(1904年)らしいですね。

米子駅からは、「特急やくも」に乗って山陰の地を去ることになります。

▷特急やくもで岡山へ

中国山地の急峻な渓谷を駆け抜ける特急やくも。
(写真撮ってません、すみません)

「はくも(吐くも)」と揶揄されている割には、自分は電車酔いもせず、のんびり車窓を眺めながら、本日の宿泊地に到着することができました。

三半規管が強いのかもしれません。

JR倉敷駅

次回 【ぼっち旅行記】倉敷 へ続く

この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?