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日常雑記・エッセイ

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#雑記

浪人終了!!…と思ったのに泣

浪人終了!!…と思ったのに泣

2月23日(火)

昨日の投稿で、思いもよらぬところから反響あったので受験浪人終了後を書きます(´・ω・`)

結局、進学は合格した学部に行くことにしました。先生からいただいた金言の他に、実は僕には秘策があったのです。

僕の本命学部は芸術学部でした。しかし入学したのは経済学部。ただ同じ大学に属しているので、転部という制度を活用できると考えたのです。しかも経済の知識まで吸収できるという特典付き。

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21年1月17日(日)「大人になった元受験生」

21年1月17日(日)「大人になった元受験生」

大学入試センター試験を過去に受けた人間からすると、やはり1月の第3週土曜日というのはいくつになっても胸の疼きがするのです。

お茶の水の予備校に通っていた浪人生の僕は、年明けの3日目あたりから予備校の直前講習を受けて閉館近くまで勉強していました。唯一の楽しみは夕方6時ごろに近くのコンビニで買うスパムおにぎりとイチゴジャムパン。それを2号館で食べながら携帯(当時はガラケー)でiモードするのです。

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21年1月16日(土)「暗闇デパート」

21年1月16日(土)「暗闇デパート」

緊急事態宣言が始まって初めての病院。その病院は駅前の商業施設の最上階にあるクリニックで、宣言下の施設終業21時より患者数次第では少し長く営業している。

そして今日はそんな患者数に当たってしまい、僕が最後の患者だった。クリニックを出た時にはいつも雑誌を立ち読みしている本屋が、買いはしないがぷらぷら歩き回るCD屋が、一度だけ外付けHDDを購入した電気屋が、まるで漆黒の服を纏ったようにひっそりと眠って

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21年1月15日(金)「心の叫び」

21年1月15日(金)「心の叫び」

上司「残業しないで結果出してね」

僕「はい!(うっせ、ばぁぁぁぁーーーーか!!!(´;ω;`))」

21年1月14日(木)「集中」

21年1月14日(木)「集中」

悪魔の囁きがあった。舞台は寝起きの僕の頭の中。「今日は休みだ。いいだろ?」しかしマイナーとなった天使の僕が抵抗する。「だめ。今日は午前中に執筆するの」そんな拮抗した想いの衝突が、寒いリビングで縮こまる僕の頭の中で勃発していた。

時間は午前6時50分。太陽はまだまだ東の空の足元に座っているところだった。スマホで時間を確認してしんどくてしゃがみこんだ。その間に2者の僕が戦い始めて5秒後、僕は決心した

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21年1月12日(火)「頭の中の蜘蛛の巣」

初仕事が終わり早くも5日目。僕の1週間は終わり明日は休日である。久々の労働週間であったわけだが、特筆すべき事柄があったわけではない。そこでは世界で起きているニュースに目を通しながら、粛々と我々が知っておくべき補足の関連記事を本文に付与する。それが僕の6割方占めている業務内容だ。

この仕事を久々にこなしてみて改めて実感したが実に奥が深いということだ。読者が求めている情報というのは、親となる記事によ

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21年1月11日(月)「パラレルワールド成人式」

21年1月11日(月)「パラレルワールド成人式」

成人の日である。僕は1年のうちに嫌いな日がいくつかあるが今日はそのうちの1つだ。

今から10年以上も前に僕の成人式は終わった。ちなみに僕は参加していない。大学受験浪人をしていたためだ。特に思い入れもなかったので当時は後悔はなかった。しかし何年かした後にふと思ったのだ。参加した旧友たちは僕の不在を髪の毛一本ほどでも気にしてくれていたのだろうか。悲しんでくれた人はいたのだろうか。

受験浪人している

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21年1月10日(日)「この世に繋ぎ止めるスーパー」

21年1月10日(日)「この世に繋ぎ止めるスーパー」

感染者数ぐんぐんの世の中において、僕の世界は自宅とスーパーの行き来で完結している。前年比で運動量が90%減となっている僕にとっての身体を動かす機会はスーパーなのだ。付け足すと、昨今、列島に降り立っている寒気が僕のざらざら血液をいじめ抜いて生まれて初めてのしもやけを患ったのだ。

ネットで調べると散歩が有効とのことなので、僕のスーパー率が急上昇中。ちなみに今の店内は年が明けて最近のトレンドは節分にな

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21年1月9日(土)「ホコリの女神」

21年1月9日(土)「ホコリの女神」

自分の周りにホコリがたくさんある。気がする。ぷかぷかとソレは部屋の至る場所で気ままに泳いでいる。朝、窓から差し込む光に反射して、その姿をちゃぶ台の隅や床の端、PC画面に本棚の本下、さらにはコタツの布団にソファの背もたれ…。書き出したらキリがない場所に彼らは降臨する。
いわゆる「ハウスダスト!!」

そして最近ではその姿が見えずとも、気配で分かるようになった。奴らの気が、臭いがするのだ。たとえ空気清

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21年1月8日(金)「会社員と作家のあるべき姿」

21年1月8日(金)「会社員と作家のあるべき姿」

年が改まり早1週間。今日が僕にとっての初仕事である。既に8年の歳月を刻み続けている携帯丸時計が6時50分になると1日の産声をあげる。またこの日々が始まるのか…。あの「良いお年をー」とか言ってテンション爆上がりの有頂天だった1週間前がもはやカビが生えるくらい過去のものに思える。

まどろんだ空気をかき分けてリビングに入り昨日の夜のうちにセットしておいた会社用PCに電源を入れたらその足で洗面台へGo。

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21年1月7日(木)「2作品」

ついに僕の正月休みが本日をもって終わる。次の祝日は今年の大晦日だろうか。いずれにしても今年の祝日はおそらく終わりである。

この9日間、ファンタジーの基礎を読み込みながら描きかけの作品を仕上げた。加えて経済の時代劇を一本も仕上げた。

鬼平犯科帳のような濃厚なものではないけど、ほんの少しだけ読者の心に突っつける何かを描けていたら大成功だ!

9日間で1時間ドラマ2本なら上出来✨
あとは推敲。むしろ

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21年1月6日(水)「生む苦しさ」

21年1月6日(水)「生む苦しさ」

クリエイターに限らず、料理人や作家、職人を含んで共通するのが「生む苦しさ」だと思う。僕の場合、プロットを書き上げて執筆に移るがその道中でキャラクターから問われては筆が止まる。

「私はこんな行動しないわ」
自分で描いているキャラクターが僕の心に訴えかけるのだ。「私はこんな言葉を紡ぎたいんじゃない!」「もっと私を上手く描いてくれたらいいのに」彼、彼女らが繰り出す物語の未来が白紙になってしまう。突然、

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21年1月4日(月)「僕を笑った2021年」

21年1月4日(月)「僕を笑った2021年」

世間では初仕事にあたるのだろう。しかし僕は土日勤務も含まれるため今日は休みである。そんなビバ天国の今日の僕の起床時間は朝7時。2日目も起きれた🥺超奇跡。

まだアマチュア作家の僕にとっては休日も平日も、ましてや在宅ワークの概念など持ち合わせてはいまい。日々が「仕事」なのだから。今日はその「仕事」にまつわる話にしよう。

僕が一般企業に勤めている理由は主に2つ。1つは生活費を稼ぐため。至極真っ当だ

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21年1月3日(日)「冷気の爆弾」

21年1月3日(日)「冷気の爆弾」

普段の労働に突入するスマホのアラームが鳴った。本日三ヶ日のラストデー。ただ仕事ではありません。昨日寝過ぎた反省のもと、昨日よりも、5時間、早い朝7時に起床しました!マジ奇跡!✨

まだ眠たそうな空気をかもすリビング。中央に鎮座するコタツの冷え切った布団を素足で踏んで体育座りをした。さながら爬虫類のようなその姿はギリギリまで身体を休めたいという自分なりの休息モードに他ならない。5分ほどで限界を迎えれ

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