記事一覧
【1分でわかる】レゴ®︎シリアスプレイ®︎って?
①会社や集団では、多かれ少なかれ、皆、役割をもって仕事をします。
②日々、それぞれが経験からいろいろ学んでいるのに、お互いにそれを出すことは少ないです。会議でも。もったいないですよね。
③レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドを使った場作りは、
④皆の気持ちと集中力をぐっと引き寄せて、
⑤ブロックを使った作品作りで、それぞれの思いや知識をたっぷりと引き出します!
⑥さらにお互いに作品の意味を
モデルの相互関係を大きなテーブルの上に表現するランドスケープ(風景)づくりという応用技術がレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドにある。ファシリテーターは関係性の表現ができるよう支援することも重要だが、一番は表現された関係性から参加者が何らかの洞察を得るように意味を考えさせることである。
自己アイデンティティモデル2024.6
レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドを使ってワークショップをすることも多いが、ワークショップの参加者になることも多い。
参加者になることで、プログラム構成やファシリテーションで学びになることも多いが、それ以上にレゴ🄬シリアスプレイのワークショップで生まれるものは、自分の日々の生活に活力を与えてくれるので純粋に真剣に楽しんで参加している。
その中でも「自己アイデンティティ」というテーマは、
レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドで自己アイデンティティのモデルを作る。これまで私は何度も作ってきた。作るたびに異なる表現が現れるが、過去と共通する表現も出てくる。共通部分はキャリア・アンカーならぬセルフ・アンカーと言える。何度も作ると良くも悪くも自分の核になっているものに気付く。
レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドでは、ワーク内で作ったモデルはほとんどの場合、崩してしまう。理想の自分、目指すべき目標など、ワークでは作り手の心に大きく響く作品も崩す。私は大切な作品は、できるだけ壊さない方が良いのではないかと感じる。モデルを崩すことのメリットはどこにあるのだろう。
対象を分割し限定し分析してその性質を理解しようとするのがサイエンスで、対象を統合し拡張し調和して、新たな性質を作り出そうとするのがアートとすればレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドはアートである。ビジネスの創出も解決の社会実装もそれと全体との調和が不可欠だ。つまりアートを必要とする。
自分の発達や成長を、自分が関わり良い状態に保つことができる範囲を拡張することだと規定してみる。レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドを使い、最初に自分と良い状況を構成する要素を含んだ世界のモデルを作ってもらう。その後に今後、取り込みたい要素を作って、統合の可能性を探るワークはどうだろう。
「問いづくり」は全体状況の観察から入り、はっきりしないことを明るみに出すために有用である。それはより良い状況への扉を開けることでもある。レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドでは参加者はモデルに引き寄せられ自然と問いを出す経験をする。上手く行けば新たな展開の第一歩に立ち会う経験もできる。
レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドで人々の「行動探求」を支援する(4)行動論理の発達という視点
ビル・トルバート著『行動探求』をもとに、これまでは個人の行動探求と組織の行動探求の方法をそれぞれ紹介し、レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドでどのような支援ができるかを考えてきた。
ここまでは、行動探求を構成する要素やそれらのつながりを中心に考察が進められてきたが、本書の第4章からは、著者たちは「人間や組織には行動論理の段階がある」という視点を強く打ち出して、各段階の概念化と段階の移行の条件に
システム世界の中で最も適切な行動は、自分が生き残るためのシステムを形成することになる。そのためには自分を取り巻く人々といかなる関係を築くかが重要となる。人々は個々に自らの行動基準を持っているのでそれを理解することが第一歩になる。レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドはその支援となる。
2024年の目標の中間レビュー
今日は6月1日だ。2024年も5ヶ月が過ぎた。
毎年、年初に1年の目標をレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドも少し使って、レゴ🄬ブロックでつくっている。
年末にそのモデルを見ながら振り返りをしているのだが、1年後は長いので、今年は今日で中間的に振り返りをしてみることにした。
※実は、今日で半年になると思いこんでおり、このNoteを書いている途中で5ヶ月だと気づいたものの、1ヶ月寝かせておくのも
レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドので現在の自分のモデルを作ってもらった後に、理想の自分のモデルを作ってもらい、そのギャップを分析することをよく採用していたが、理想の代わりに発達段階モデルを示し、現在の発達レベルの評価をしてもらい、上位のレベルに発達する方法を考える流れもありそうだ。
劇的な物語の作り方をベースに、レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドで自分の成長ストーリーをデザインするプログラムを画策しはじめる。問題は、物語を組み上げる手法に他領域の学問や科学とも連動する強い裏付けがあるかどうか、平均的な人がその場ですぐにおうようできるような説明ができるかどうかだ。
レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドでは作品を作り、その作品からストーリーが語られる。そのストーリーがビジネスの成功や組織の強みを表現しているものであれば、その条件が崩れるときをプレイする価値が高まる。ただし、条件がどう崩れるのかのシナリオ指南がうまく行かないとプレイの効果も半減する。
レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドで人々の「行動探求」を支援する(3)組織化する方法としての行動探求
ビル・トルバート著『行動探求』についての、以前のNoteでは個人でもできる「話し方」について、レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドでの支援方法も含め考察した。これは個人で行動探求(行動しながら評価することで状況適応を実現する)を行うための基本となるものである。
今回は、組織での行動探求について扱っていく。
まず、個人と組織ではどう変わるのか、という問いが出てくる。この問いに対して、本書では
信念や信条は行き詰まった状況を打開するのに役立つ。ただし、信念や信条を動かさないことによってではなく、それらを曲げ、動かすことで打開できる。そのため信念や信条を自分自身が明確に掴み、構造を理解していなければならない。レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドはそのための支援にもってこいだ。