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ぱらっと開いたページに

辻村深月さんの新刊『あなたの言葉を』を読書好きの友人から強くおすすめされてすぐに買い、なかなか読む時間が持てないでいたのだけど、昨日ぱらっと開いたところの文章がとても良かった。

要約すると、
"2020年は「大変な年」だったと多く言われるけれど、そればかりではない人もいるはず。
今一度、自分の本当の気持ちはどうか、「自分の言葉で」振り返り、考えてみることにはきっと意味があります。"

という子供たちへのメッセージがあり、深く頷いたし、大人の私も『辻村さん…最高だ』となった瞬間でした。


一言でどんな年だったかを伝えないといけない場面では、「大変な年だったよね」となる人も多いだろうけれど…。


私にとっても、その期間があったから出会えた仲間もいるし、県外移動が制限されて地元の良さに気付けたところもあるし…。

2020年のことにかぎらず、辛かった期間も思い返してみれば支えてくれている人の優しさを感じたり、お出かけしてリフレッシュできていたり、、、


知らないうちに誰かの言葉が自分の気持ちのようになってしまわないように、時々、本当の気持ちを振り返りたいなと思わされた文章でした。

まだ開いたばかりでこんな感じなので、読み進めるのが楽しみ。

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