kiki_jozu

中学受験、高校受験、大学受験対策の集団、個別指導塾で20年以上教室長、フランチャイズ教…

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中学受験、高校受験、大学受験対策の集団、個別指導塾で20年以上教室長、フランチャイズ教室のスーパーバイザー、研修等を行ってきました。 その中で感じたことをご紹介していきます。 また1000人以上の保護者とのカウンセリングで培ったコミュニケーション術も紹介します。

最近の記事

転職物語②面接官にプロはいない

転職活動のときに越えなければいけない壁は大きく2つです。 一つは書類選考、もう一つは面接です。 転職活動がうまくいかない=この2つの壁のいずれかでうまくいってないということになるかと思います。 しかし、書類選考が通っていないのか、面接が通っていないのかによって課題は異なります。 私自身転職活動を応募側と採用側でそれぞれ経験していますので、どの段階で通らないかについて考えていきたいと思います。 書類選考が通過しない場合書類選考が通過しない場合、これはシンプルに募集して

    • 【コミュ術番外編】うまくいかないときの開き直り方

      ここまでコミュニケーション術を紹介してきました。 それでもうまくいかない時は多々あります。 人と人とのやりとりですから、想定外のことばかり起きますし、誤解が生まれたり、意図した内容ではないことが伝わってしまったりということは無くなりません。 こんな時はどうしたらいいのか。表題の通り、開き直ることが大事です。 開き直り方についていくつかご紹介します。 ケース1 相手の言っていることがわからない場合傾聴のスタンスを崩さず、適切に言い換えながら話を聞いていても相手の言っている

      • 【コミュ術⑤】Iメッセージは人を動かす!

        Iメッセージをご存じでしょうか。 Iメッセージとは文字通りI(私)を主語としたメッセージ(伝えたいこと)です。 「自分が言う話なんだから、必ずIメッセージじゃないの?何か特別なことはないような気がするけど。」 実は意外にそうではないのです。 そしてIではない主語で話をしている時にコミュニケーションがうまくいかなくなることが多いです。 日本語の特性として、主語を省略することができるというのがあります。また省略した主語を類推させるというのも日本語特有の構造です。 この日本

        • 転職物語①転職を考えるきっかけ

          私は塾業界だけで4度の転職をし、現職をしています。 35歳を過ぎてから10年で4度、40代に入ってからも2度の転職をしました。 転職を考えるきっかけは人それぞれで同じ人間でも転職のたびに異なるはずですが、私が転職を考えるきっかけについてお話をすることで転職を検討する参考にしていただければと思います。 以下、1社目をA社、2社目をB社として現職5社目をE社と表記します。また狭い業界ですので一部脚色をしながら記載します。 A社からB社への転職A社には10年以上いました。

        転職物語②面接官にプロはいない

          自己紹介とサイトマップ(2024年6月9日現在)

          記事が多くなってきたので、サイトマップを作成しました。 ご活用いただければと思います。 ①自己紹介自己紹介につきましては以下の記事をご覧ください。 ②仕事術私が今までの経験の中で特に一般化できそうな仕事術についてはこちらで紹介していきます。随時追加していきますのでよろしくお願いします。 ③コミュニケーション術(コミュ術)1000人以上の保護者や50人以上のオーナーとお話して気づいたコミュニケーション術(コミュ術)について紹介します。随時追加していきます。 ④教育情報・

          自己紹介とサイトマップ(2024年6月9日現在)

          【コミュ術④】限定質問と拡張質問の本当の使い方

          コミュニケーションにおいて「質問」のもつ重要性は言うまでもないと思います。 質問力の本はたくさん出版されており、コーチング研修などでも取り上げられますが、私なりに質問についての考えを伝えておきたいと思います。 質問の目的と留意点について 表題の限定質問・拡張質問の話に入る前に、質問の目的と注意点についてまとめておきます。 質問の目的と留意点をまとめておくことで、限定質問・拡張質問をそれぞれ使用することに対する必然性を考えることができます。 質問の目的 質問の目的は、「

          【コミュ術④】限定質問と拡張質問の本当の使い方

          【コミュ術③】主語を明確に!状態動詞ではなく動作動詞で語ること

          新しいコミュ術を紹介する前に、まずは日本語の持つ特徴からご紹介します。 日本語の特徴の一つに「主語が無くても成立する」の特徴があります。 英語は特殊な文章以外は基本的に必ず主語が明示される文法構造なのに対し、日本語は普遍的な表現でも主語を省略することができてしまうのです。 俳句や短歌、詩はこの主語省略ができるからこそ成立します。 私は詳しくはないですが、ミステリー作品に多い叙述トリックも、日本語だからこそ可能なトリックがたくさんあるのだと思います。 しかしこの特徴が

          【コミュ術③】主語を明確に!状態動詞ではなく動作動詞で語ること

          掃除機の寿命は短く、そして終わりは突然やってくる。異音を立てることなく静かに動かなくなった掃除機。次で何台目だろう。カセットコンロは壊れないのに。

          掃除機の寿命は短く、そして終わりは突然やってくる。異音を立てることなく静かに動かなくなった掃除機。次で何台目だろう。カセットコンロは壊れないのに。

          【コミュ術②】言い換えは適切に、ポジティブに、決めつけず

          コミュ術1ではバックトラックについて説明しました。 まだお読みいただいていない方は下の記事を参照してください コミュ術②では【言い換え】についてご紹介します。 バックトラックはオウム返しをすることで相手に対して聴いているということをアピールし、安心感をつくる方法でした。 ここからさらに相手に対しての理解を深めていくために、言い換えを使っていくことが大事です。 しかし言い換えは両刃の剣。言い換えの仕方によっては相手との距離が離れてしまったり信頼関係を壊してしまったりという

          【コミュ術②】言い換えは適切に、ポジティブに、決めつけず

          【コミュ術①】バックトラックは会話のぶれを防ぐ

          バックトラックという言葉をご存じでしょうか。 私は社会人になって最初の企業の研修が自分のコミュ術の基本になっていますが、その中でもこのバックトラックというのは基本中の基本として叩き込まれました。 バックトラックは言い換えればオウム返しのこと。 バックトラックは傾聴スキルの一つで、 「あなたの言うことを正確に聞いていますよ。」をアピールすること 相手の言ったことに共感を示し、肯定的に受け止めること 「聞く」から「聴く」に変え、聴くを視覚化すること を同時に行うスキルで

          【コミュ術①】バックトラックは会話のぶれを防ぐ

          【仕事のコツ③】負け顔をマネジメントしよう

          前回「負け方」の話を紹介しましたが、負けた時の顔(負け顔)や負けた時の話は相手によって使い分ける必要があります。 ここで大事になるのは相手を2つに分類すること。その2つとは【クライアント(顧客)】と【チームメイト】です。 【クライアント】の場合【クライアント】には文字通りサービス業における顧客や法人営業の営業先はもちろん仕事を依頼する上司も含まれます。 クライアントはお金をくれる人、お金に直結する評価を下す人たちです。 クライアントには負け顔をしてはいけません。 ク

          【仕事のコツ③】負け顔をマネジメントしよう

          仕事・恋愛・家庭に役立つコミュ術 【総論編】

          何回かに分けて、仕事・恋愛・家庭に役立つコミュニケーション術(以下コミュ術)をご紹介します。 自己紹介でも触れましたが、コミュニケーションには確かにテクニックがあります。 「テクニックなんて覚えたって小手先だけじゃないか?」 そういうご意見があるのもわかります。 ただ、私はこう考えているのです。 「テクニックであっても、コミュニケーションがより良くなるなら練習してでも手に入れたいと思う人はすでにコミュニケーション上手になるスタートラインに立っている」と。 コミュニケーシ

          仕事・恋愛・家庭に役立つコミュ術 【総論編】

          【部活離れ】クラブチームという選択と高校受験

          肌感覚の話になりますが、少子化や教員の職場環境改善に伴って昔に比べて特に公立中学の部活動が活発ではなくなっている地域があります。 その結果、部活動ではなくクラブチームでスポーツをという方が一昔前に比べると増えたように思います。 クラブチームといえば、そのスポーツのスペシャリストで将来プロやオリンピックを目指そうとする限られた子どもたちが選択するイメージがありますが、それは昔のこと。 今はいわゆる普通の子でもクラブチームをカジュアルに選ぶ時代になっています。 例えば、私

          【部活離れ】クラブチームという選択と高校受験

          今日は何の日?5月15日 五.一五事件 1932年、現役の総理が暗殺されたショッキングな事件。近現代史においては、憲政の常道→世界恐慌→内閣と軍部の対立→軍事政権樹立→戦争へという流れで抑えるべき。 歴史は流れというが、今の時代はどんな流れの中にいるのでしょうか。

          今日は何の日?5月15日 五.一五事件 1932年、現役の総理が暗殺されたショッキングな事件。近現代史においては、憲政の常道→世界恐慌→内閣と軍部の対立→軍事政権樹立→戦争へという流れで抑えるべき。 歴史は流れというが、今の時代はどんな流れの中にいるのでしょうか。

          【仕事のコツ2】いい負け方をしよう

          私は40歳を越えた頃、子どもが麻雀に興味を持ったので少しかじった程度にしか麻雀はわからないのですが、麻雀と仕事の仕方というのは密接な関係にあると思っています。 麻雀に詳しい方からはにわかが何を言ってるの?と怒られてしまうかもしれませんが、麻雀で大事なのはどう勝つかではなく、むしろどう負けるかだと思っていますし、そこに麻雀の醍醐味があると思っています。 勝てないと思った局面でいい負け方をするにはどうしたらいいか この考え方は他のゲームにはなかなかないような気がします。

          【仕事のコツ2】いい負け方をしよう

          私が自分でKiKi_Jozu(聞き上手)と名乗る理由

          フォロワーの皆様が100名を超えたので、遅ればせながら自己紹介を作成しました。プロフィール欄には簡単に書いておりますが、もう少し詳細に自分の経験を棚卸ししてみようと思い作成しました。 お時間あればぜひ、お読みください。 私の経歴これまで私は一貫して学習塾に携わってきました。 ・中学受験から大学受験までの進路指導や学習指導 ・東京・神奈川・静岡といった地域での運営 ・講師職・教室運営・FC教室のスーパーバイザーから研修部門、子どもキャンプのファシリテーター、さらにはセレブ対象

          私が自分でKiKi_Jozu(聞き上手)と名乗る理由