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わたしの好きな本:短編編

わたしの本棚第2弾!
短編集や短編が集まった大好きな本を集めました。わたしの“好き!”と、みてくださった方の“好き!”がフィットしたら嬉しいです。
表紙に歴史を感じるのはご愛嬌。

▼2023/06/24“もっと詳しく”を追記しました。
【▪️もっと詳しく:】にリンクを貼りました。名前はWikipediaへ、タイトルはAmazonへ、来歴や内容の詳しいあらすじを確認出来ます。

▼前回の記事▼

犬が星見た

武田百合子さんがご友人とロシア旅行に行った時の日記みたいなエッセイみたいな短編集です。
犬が星を見た時のように、純粋で偏見がなくますっすぐに、キラキラした眼差しで見る世界がとても素敵です。
昔のロシアの雰囲気や、武田さんの感性に見るたびにワクワクします。

▪️もっと詳しく:
武田百合子
犬が星見た

犬が星見た/武田百合子 著

夢十夜・文鳥

言わずと知れた文豪の短編集。
夢十夜はとても有名ですが、永日小品など他の短編も面白すぎて、その表現力とシュールさのギャップにやられます。
今っぽく言うと…ギャグセンがヤバい!
という感じでしょうか、大好きです。

▪️もっと詳しく:
夏目漱石
夢十夜

夢十夜・文鳥/夏目漱石

朝日の中の黒い鳥

ポール・クローデルは、フランスの劇作家、詩人、外交官です。1921年に日本を訪れた際に見た文化芸能などを、彼の目線で綴っています。初めて読んだ時、日本文化への愛情が伝わってきて、すごく嬉しかったのを覚えています。
能、歌舞伎、舞楽、文楽についてなども書いていて、当時の日本の雰囲気と馴染みのない文化芸術の見どころが知れる貴重な一冊。

▪️もっと詳しく:
・ ポール・クローデル
・ 朝日の中の黒い鳥

朝日の中の黒い鳥/ポール・クローデル 著

送る物語 terror みんな怖い話が大好き

宮部みゆきさんの好きな海外の怖い話を集めた短編集です。
いろんなお話しが入っていて、どれも面白いです。海外の怖い話を読んでみるきっかけにとても良い本だと思います。幻想的な話から、うわーとゾワゾワする話、後からじわじわくる話まで。
また読みたくなる話ばかり!

▪️もっと詳しく:
・ 宮部みゆき
・ 贈る物語 Terror みんな怖い話が大好き

贈る物語 terror みんな怖い話が大好き/宮部みゆき 著

紙の動物園

SF作品をちゃんと読んだのは、ケン・リュウの短編集が初めてでした。
近未来だけどどこかレトロで、親子の彩を共感とともに描き出す面白い作家です。

表題作の紙の動物園、愛のアルゴリズム、月へなど、愛と誤解とすれ違いに、ぎゅっと胸を掴まれます。

▪️もっと詳しく:
・ ケン・リュウ
・ 紙の動物園

紙の動物園/ケン・リュウ 著


カルメル修道会に入ろうとしたある少女の夢

画家であり作家であるマックス・エルンストの短編集ぽい作品。
しょっぱなから凄い衝撃度で始まるのですが、面白すぎて(シュール過ぎて)大好きです。
エルンストのコラージュとお話で構成されており、その脈絡の無さも見どころ。イナゴの「やれ飛べ!それ飛べ!」の繰り返しはツボり過ぎてヤバかったです。
誰か、ぜひハマって下さると嬉しい作品。

▪️もっと詳しく:
・ マックス・エルンスト
・ カルメル修道会に入ろうとしたある少女の夢

カルメル修道会に入ろうとしたある少女の夢/
マックス・エルンスト  著

今回は以上です。
ここまで見てくださり、とっても嬉しいです!
ありがとうございます!


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