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スマホ&ネット代を月額2980円(税込3278円)にする方法

■頭の痛い通信費

通信は、電気・水道・ガスと肩を並べる、必須のインフラです。

今どき、通信環境なしに生活するわけにいきません。

パソコンやスマホを持たずに生きていくのは、事実上、不可能に近いです。

どこかしらの通信キャリアと契約する必要があります。

私は約13年間、自宅に光回線を引いて、各サービスと契約してきました。

最初はフレッツ光、その次はソフトバンク光、最後はNURO光、と順番に乗り換えています。

直近のNURO光では、月額5217円を支払っていました。

このパソコン用の光回線とは別に、スマホも通信環境が必須なので、楽天モバイルと契約しています。

以前は月に1GB以内の通信量なら月額0円だったのですが、少し前に0円プランがなくなり、現在は月に3GB以内の通信量で月額980円(税込1078円)、月に20GB以内の通信量で月額1980円(税込2178円)、月の通信量無制限で月額2980円(税込3278円)という、3段階のプランになっています。

私はいつも、3GB以内に通信量を抑えていたので、月額980円(税込1078円)を支払っていました。

つまり、NURO光で5217円、楽天モバイルで1078円なので、計6295円となります。

これが私に必要な月額の通信代です。

ここにさらに、光回線を引き込むための工事代金などが毎月上乗せされるので、実はもっと取られていました。

頭痛がするくらい、高い出費です。

■テザリングに目覚める

どうやったら、月額の通信代を抑えられるのか調べてはみました。

しかし、これ以上に安い、光回線やスマホの契約は見当たりませんでした。

NURO光&楽天モバイルの契約で最適解だったのです。

ただし、テザリングというやり方があることに気がつきました。

これはどういうものかというと、スマホをWi-Fiにして、その通信でもってパソコンなどを利用する方法です。

スマホがWi-Fiになるので、これをあらゆる通信機器につなげてしまえば、自宅に光回線を引く必要もなければ、NURO光などと契約する必要もありません。

しかし、スマホのWi-Fiで、満足な通信ができるのか、それが気がかりです。

試しに、スマホをWi-Fiにして、パソコン、ノートパソコン、エコードット(Amazonのスマートスピーカー)、Fire TV stickをつなげて使ってみました。

そうしたら、全く問題なく利用できました。

YouTubeの動画も、Amazonプライムビデオの動画も、普通に見られます。

この確認が取れたので、さっそくNURO光を解約しました。

光回線引き込み時の工事代金の残り(2万円以上)と、途中解約による違約金(1万円以上)の支払いで、計3万円以上も取られましたが、それでも、今後は毎月、5217円の固定費がなくなります。

今までは、月の通信量を3GB以内に抑えて、月額980円(税込1078円)を楽天モバイルに支払っていました。

テザリングによって、パソコンとスマホの両方で、多大な通信量を消費することになるので、これからは到底、3GB以内には収められません。

20GB以内の通信量も不可能でしょう。

つまり、通信量無制限の月額2980円(税込3278円)コースになります。

しかし、これだけでパソコンもスマホも、まかなえてしまうので、今まで支払っていた月額の通信代金6295円の約半分で済みます。

毎月、3000円くらいの固定費削減に成功したのです。

年間でいうと、3万6000円くらいになりますから、これは大きな削減といえます。

実はテザリングという言葉は耳にしてはいましたが、実際にそれを調べて実行するのが面倒で、今まで怠けていました。

しかし、重い腰を上げて実験してみたら、特段、難しいことはありませんし、すぐにでもできる、優れた通信代節約法でした。

面倒くさいな、と思ったら、それは大抵、すぐにやった方がいいです。

もっと早くテザリングをやっておけばよかった、と後悔しました。

私はその怠慢のせいで、今までに数十万円くらい(累計)、無駄な通信代を支払っていたわけです。

大いに、反省しました。

■テザリングの恩恵

通信回線をスマホのテザリング1本にすると、自宅に設置しているWi-Fiルーターが不要になります。

私の家にあるWi-Fiルーターは、NURO光からレンタルしているものだったので、解約後、これを返送しています。

部屋が片づいて、すっきりしたうえ、Wi-Fiルーターの電源を取る必要がなくなったので、わずかな電気代の節約にもなります。

また、今までは楽天モバイルの通信量を3GB以内に抑えるために、外出先などでスマホを使う際は、いつも通信量を気にして、通信のオン・オフを繰り返していました。

しかし、今後は、通信量無制限のプランをメインにするので、通信量を気にする必要は全くありません。

常時、スマホのデータ通信をオンにし、ポッドキャストなども聞き放題です。

これがとても快適です。

通信量を全く気にすることなくスマホが使えるだけで、こんなにもQOLが上がるのか、と思いました。

ちなみに、メリットばかり言うのもバランスが悪いのでデメリットも述べます。

やはり、スマホのテザリングだと、そんなに速度は出ません。

最速といわれている、NURO光の光回線に比べると、確実に見劣りはします。

しかし、光回線が必要なほど、回線速度にこだわりはないので、私は特に気になりません。

■楽天モバイルの通信エリア

繰り返しになりますが、楽天モバイルなら通信量無制限で月額2980円(税込3278円)で済みます。

電話をかける際も無料です。

また、テザリングを活用すれば、光回線を自宅に引く必要もなく節約できます。

しかし、この楽天モバイルには1点、大きな問題があります。

都会に住んでいる方でないと使えないことです。

以下の回線エリアの画像をご覧ください。

楽天モバイルが使えない場所の方が多いです。

私は埼玉県の川口市というところに住んでいるので問題ないのですが、多くの日本人はこのサービスの恩恵を受けられません。

また、都会暮らしの方であっても、旅行好きな方だと、楽天モバイルは不便で仕方ありません。

先日、車に乗って三浦半島にドライブに行きましたが、楽天モバイルの圏外だったので、スマホが全く使えませんでした。

こういうことがあるので、楽天モバイルを選べない方もたくさんいると思います。

しかし、そういう方であっても、スマホのテザリングを活用すると、パソコン用の光回線などが不要になるので、お得です。

楽天モバイル以外の通信キャリアで構わないので、面倒くさがらずにテザリングをやって、固定費の削減に努めてください。

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