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国民年金保険料は未納であっても半額は収めた扱いになる

■ばか高い国民年金保険料

国民年金保険料は月額で1万6520円(2023年現在)もします。

月額5万円生活を送っている無職の私では、到底、支払えません。

こんなお金を支出したら生活が破綻します。

老後の生活に備えるための年金によって、現在の生活が崩壊したら、元も子もありません。

……ですので、国民年金保険料は未納でいいです。

お金に余裕があるなら支払った方がいいのは言うまでもありませんが、お金に余裕がないのですから仕方ありません。

ちなみに、そういう貧しい人たち向けの免除制度があります

私は役所に行って手続きして、国民年金保険料の全額免除を受けています。

住民税非課税世帯であったら、問題なく免除申請が受理されますので、安心して、役所の人に相談してください。

ちなみに、国民年金保険料が全額免除されていても、その半額は支払った扱いになります。

仮に、国民年金保険料を1円も支払っていなくても、将来、年金の半額は受給できるのです。

意外に、このことを知らない人が多いです。

国民年金保険料の支払い通知がきても、それを無視するだけで未納のままにとどめてしまいます。

同じ未納でも、全額免除申請を必ず役所でしてください。

◎手続きの方法や免除制度の概要などはこちらから ↓
 国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度

単なる未納と、全額免除申請が受理されている未納では、大違いです。

単なる未納では、国民年金保険料の半額を支払っている扱いになりません。

つまり、将来、年金をもらえません。

「国民年金保険料は支払わなくていいが、全額免除申請は必ずせよ」

……は、無職生活の基本知識です。

ちなみに、私はこのことを知らなくて、単なる未納期間が数年間もあります。

アルバイトで食いつないでいた、20代の頃の話です。

この未納期間分の年金は、将来、1円も発生しません。

世間知らずだと、そんな罰を受けることになります。

皆さんにはそういう失敗をしてほしくないので、ぜひとも、このnote記事を参考にして、行動を起こしてください。

■NHK受信料について

NHKといったら、国民にたかる既得権益組織、などと批判されて久しいです。

少なくとも、私が世間の論調を確認する限り、NHKへの受信料支払いは、やがて廃止されるだろう、との感触があります。

今どき、テレビなんぞ誰も見ていません。

テレビの主な視聴者層は50代以上、なんて統計も出ています。

ましてや、NHKに至っては、国民のほとんどが1週間に5分も見ていない、なんて調査結果も出ているそうです。

もはや、テレビは、時代に取り残されている媒体といえます。

それなのに、制度そのものは旧態依然として残っていて、国民から受信料を徴収する方法をいまだに取り続けています。

私のような住民税非課税世帯からでも、NHKは容赦なく取り立ててきます。

住民税や所得税を免除されているくらい貧しいのに、なぜか誰も見ていないテレビの受信料だけは支払え、とのことです。

国民年金保険料だって貧しくて支払えないのに、なぜか、テレビの受信料だけは支払え、とのことです。

異常な制度、と断言しても差し支えないと思います。

国民にたかる既得権益組織、の本領発揮といいましょうか、NHKの本質が垣間見えます。

ちなみに、生活保護を受けている人や障害者は、NHKへの受信料支払いが免除されています。

しかし、NHKはどういうわけか、住民税非課税世帯からは受信料を徴収します。

生活保護受給者や障害者と同じく、免除扱いにすればいいのに、なぜか、そういう制度に変更しません。

完全に制度の欠陥、いや、意図的な欠陥をNHKは作り出しています。

繰り返して述べますが、住民税、所得税、国民年金など、貧しくて支払えない非課税世帯なのに、なぜか、どういうわけか、NHKが法律を盾にして、

「テレビの受信料を支払え。支払わなかったら訴えるぞ」

と、脅しているのが現状なのです。

こういう異常事態に対しては、国政政党も問題だと思っていて、盛んにNHK問題を国会などで取り上げています。

詳しくは、以下のウェブサイトを参考にして、自身を守ってほしいのですが、悪法を盾にして既得権益にすがる連中から、言われるがままに、お金を支払ってはいけません。

おかしいものはおかしい、と主張できる人が無職にはふさわしいです。

少ない予算で自力で生活しているのですから、わけの分からない組織から、みかじめ料みたいなお金を要求されたら、ちゃんと突っぱねてください。

そういう強固な意志も、月額5万円生活を送るには必要です。

余談ですが、それでも気が弱くて、NHKへの受信料支払いをやめていいものか、迷う方もいるでしょう。

そういう方々は、テレビを処分して、AmazonプライムやYouTube、Rakuten TVなどを見ればいいと思います。

そうすれば、NHKと契約してやるギリも消失します。

最近は、チューナレスTVがいくつも売っているので、そういうのを買って、サブスクの動画サービスなどを試聴すればよいと思います。

そもそも、NHK問題も、このサブスクのような扱いにして、NHKを見たい人だけ受信料を支払う方式に変えれば、誰も文句を言いません。

しかし、それだと、既得権益が失われるので、現行の法律を変えよう、という気がないのです。

NHK問題は、単にNHKだけにとどまらず、日本の至るところに巣くう既得権益組織の象徴、みたいに理解されています。

NHKを批判している人は、単にNHKを批判しているのではなく、それに象徴される、社会の腐敗に憤っているのです。

■堂々と生きよう

以上、国民年金保険料とNHK受信料の2点について解説しました。

ちなみに、

「俺は……年金も受信料も税金も支払っていない……。そんな生き方をしていて世間様は許してくれるのだろうか……」

などと、弱気になる方もいると思います。

しかし、ご安心ください。

あなたが悪いわけでは一切ないからです。

そもそも、無職だからといって、働くのを拒否しているわけではありません。

異常な働き先しかないから、現状、無職というだけ、というのが実態です。

真正の怠け者、という人を探す方が難しいです。

殺人者並に希有な存在だと私は思います。

就職しようにも、低賃金労働や非正規労働しかないのが、現在の日本の状況です。

そして、存在するほとんどの会社が、ブラック企業か、ブラック企業寄りです。

そういう違法な会社を現状、この日本社会は取り締まることなく放置しています。

満員電車だって充分に異常ですが、あれも同じく、放置されています。

解決しよう、という意志が日本にはありません。

満員電車も、ブラック会社での過酷な労働も、労働者が我慢すればよい、というだけに落ち着いています。

つまり、あなたが悪いわけではなく、社会が腐敗しているから、今、無職生活を送っているにすぎない、と考えてください。

まともな就職先がないのですから、当然、家にいるのは賢い選択といえます。

間違ってブラック企業に就職してしまったら、心身ともに病んでおかしくなります。

一生涯、完治しない精神病(うつ病など)などを患って、人生を台なしにしてしまいます。

そういうことにならないように、今、われわれ無職は、緊急避難をしているわけです。

繰り返して述べますが、われわれが悪いわけではなく社会がおかしいのです。

変なのです。

そういう異常な場所から距離を取るのは当然であり、何ら非難されるべき要素は見当たりません。

堂々と生きてください。

一切、卑屈になる必要はありません。

むしろ、あなたは反抗者として、この社会に挑戦しているのです。

間違った世の中には参加しない、という強い意志をわれわれは持っているのです。

さながら、仕官できない侍(浪人)、くらいに自分を認識してください。

仕官の口があったら出仕しますが、それがないなら傘作りの内職なんぞを侍(浪人)はしますよね。

それと同じです。

われわれ無職は、

「働きたくない」

と、口にしますが、より正確に言えば、

「まともな就職先がないから、働きたくない」

と言っているだけです。

実際、私も無職ですが、だからといって、何もしていないかといったら、そうではありません。

今後、100年間にわたって参考にされるだろう、との確信を持って、日本の伝書鳩に関する読み物を執筆しています。

ときに、そんじょそこらの労働者よりも、有益な仕事をしている、といえます。

ですので、私は堂々と生きています。

何も恥じるところはありません。


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