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固定電話を解約しよう ~見栄を捨て、迷惑電話から身を守る~


■固定電話なんぞ、個人は誰も使わない

私は長年、固定電話を契約してきましたが、固定電話をまともに使った記憶がありません。

家族や友達がいないので、電話をかける相手も、電話をかけてくる相手もいないからです。

それなのに、見栄で契約していました。

一軒家を構えているのに固定電話の番号がないとみっともない、と思っていました。

しかし、完全な勘違いです。

そんな見栄を張ったところで、全く意味がありません。

私の家に固定電話があろうがなかろうが、他人は一切、興味を持ちません。

そのために毎月、固定電話の料金として、1500円くらいをNTTに支払っていました。

途中でIP電話に変えて、月額500円くらいのプランにしましたが、依然として毎月、無駄な支出をしていました。

ごくたまに、役所への連絡などで電話を使う機会がありましたが、そのときは携帯電話やスマートフォンで済ませてしまいます。

一体、何のために固定電話を契約しているのか、わけが分かりません。

前述したとおり、昭和のような古くさい価値観でもって見栄を張り、固定回線を引いていただけだったのです。

■固定電話が家にあると、犯罪がらみの迷惑電話がしょっちゅうかかってくる

固定電話が家にあるメリットは何もありません。

私の家が会社ならば、固定電話の番号を代表電話として扱ってもいいでしょう。

しかし、私は会社を経営していません。

ただの無職です(なんちゃって個人事業主)

たまに電話する際もスマートフォンで全て済んでしまいます。

つまらない見栄のために毎月の利用料金も支払っています。

しかも、固定電話が家にあると、犯罪がらみの迷惑電話がひっきりなしにかかってきます(私の家では2日に1回くらいの頻度)

固定電話を設置している家庭に高齢者が多いのがその理由です。

犯罪者は高齢者を狙って、全国の固定電話に迷惑電話をかけます。

悪質なセールス、保険金の還付詐欺など、ろくなものではありません。

電話に出ると、毎回、そんな犯罪者と会話する羽目になります。

そのたびに、その犯罪者に、

「二度とかけてこないでください」

と、ピシャリと言ってやるのですが、気分を害して、その日は台なしになります。

そのうち、こういう犯罪者と話すのも嫌になって、常時、留守電に設定するようになりました。

が、今度はその留守電に迷惑電話のメッセージが吹き込まれています(録音)

相変わらず、嫌な気分になります。

「固定電話なんぞ使わないし、迷惑電話もやまないし、毎月の利用料金もかかる……」

ある日、たまりにたまったこういう不満が爆発して――ほんの数年前のことですが、固定電話を解約しました。

思い返すと、私が20歳くらいのときに電話加入権(中古)を6万円くらいで購入しています(施設設置負担金や工事代金を含む)

今では信じられませんが、固定電話を家に設置しようとすると、それだけの初期費用が生じたのです。

完全にボッタクリの構造で、たかが電話を設置するだけで、どうしてそんなに高額なお金が発生するのか、今でも理解に苦しみます。

スマートフォンで全てが事足りる現在では、信じられないような出費です。

固定電話の解約をNTTに申し入れたとき、電話口の女性(NTT職員)から、解約にするか休止にするか、と質問されました。

どちらも料金はかからないのですが、休止にしておけば、再び固定電話を設置したくなったときに高額な電話加入権を買い直す必要がありません。

その休止していた番号を復活させて使えばいいだけです。

しかし、今後の人生において、固定電話を再び設置するなど有り得ない、と確信していたので、

「解約してください。もう二度と固定電話を使うつもりはないので」

と、その女性(NTT職員)に伝えました。

固定電話が家にあるだけで迷惑電話がやまないので、これに相当うんざりしていたのが、一番の決め手だったように思います。

■月々の固定費を全面的に見直そう

以上、固定電話の解約について述べました。

この固定電話の料金以外にも、無駄な支出をしていませんか?

サボり気味になっているジムの月額料金、ろくに見てもいない動画配信の月額料金、意味のないスマホの有料オプションサービス等々、あなたが契約しているものを改めてチェックしてみてください。

私が提唱している月額5万円生活では、こういう無駄な支出を強く戒めています。

基本、全て解約していいと思います。

こういうサブスクリプションサービスで私が支払っているものといったら、アマゾンプライム会員の年会費だけです。

このアマゾンのサービスだけはお金を支払っても価値があると判断できたので、これを利用しています。

以前は、Yahoo!プレミアム会員費、スマホの有料オプションサービス費など、いろいろと支払っていました。

解約手続きは、なかなか面倒ですが、ここは重い腰を起こして、今すぐ行動しましょう!

小さな積み重ねがあなたの生活(経済面)を盤石なものにします。

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