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ダンプティコーヒーウォーター。

コーヒーをよく飲むんだけど歯への着色とか気にしない。とにかくコーヒーをよく飲む。休日も飲む。15時くらいまでには飲み終える。優雅なコーヒーブレイクを気取って。

でも、コーヒーはそんなに好きではない。

味はまずいし、空腹のときに何杯も飲むと気持ち悪くなるし、頭が痛くなる。飲みすぎると風邪をひいたときのようなダルさを感じる。



第一、コーヒーにしろお茶にしろ、歴史的に見ればあれは本来、水が不味い国で生まれたものだ。

「水に味をつける」という発想は、そのままでは飲めた物ではない水にどうにかして味をつけて飲みやすくしたい、という欲求がないと出てこない。

一方、私たちが暮らす国はどこ?

日本だ。日本は水大国である。国土の7割が森林に覆われていて、いつでも美味しいお水を飲むことができる。味なんてつけてあげる必要がない。そう、日本の水はおいしいんだ。


この国にいると、水のありがたみに気づかないが、世界標準に考えると日本の水の素晴らしさは群を抜いている。

だからコーヒーなんてクソみたいなものは飲まず、ひたすら水だけを飲んでいればいい。

なのに。


先日の金曜日は4つの企業に立て続けに訪問した。「リモートじゃないんだ」とか「来社してもらえばいいのに」みたいな意見は無視。私はそんな立ち位置にいない。


4社すべてでコーヒーだった。連続。


コーヒーは不味い。空腹時に飲むと気持ち悪くなるし、吐き気をもよおすし、頭が痛くなる。事実、最後の企業への訪問が終わったとき、私は風邪でもひいたのかと思った。きもちわり。

コーヒーかお茶かを聞いてくれる会社さんもあった。なんでかわからんけど私は「では、コーヒーでお願いします」とイキって言ってしまうんだ。

「イトーさん、なにも出された物すべてをムリして飲まなくてもいいのでは?」


おっしゃりたいことはわかるが、仕事において私はまだ自分主導、自分ペース、自分本位で動けていない。三流。つまりは相手の善意にはきちんとした礼儀でもって応えたい、と思うタチ。舘ひろし。




金曜の夕方、ある企業との話が長引くと、先方が気を利かせて社長室の小さな冷蔵庫にあった缶コーヒーを出してくれた。ブラックのやつ。

冷蔵庫を先方が開いたとき、コーラが冷やされているのがチラリと見えたのだけど「コーラがほしいです」とは言えなかった。



...
 

私の会社に誰かがくることになったら、どっかのお水を出してあげたい。「どっかの」というか、美味しい北海道のお水、これでおもてなししたい。


コーヒー飲みたくなってきた。


〈あとがき〉
おはようございます。このあとがきを書いている今、私はうんこをしています。そろそろ「うんこはなぜくさいのか?」というエッセイを書いてもいいのかなと思っているのですが、いかんせんめんどくさいです。今日も最後までありがとうございました。

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