見出し画像

「感覚は道標」と「くるりのえいが」

くるりのアルバム「感覚は道標」が楽しさと遊び心に溢れてて、すごく好きで毎日聴いてたら、ファーストアルバム「さよならストレンジャー」を聴きたくなった。ひさしぶりに聴いてみたら、繋がってるし、広がってるし、自分のこれまでのことも同時に思い返されて、ぎゅーっと胸つかまれて涙が出そうになった。

ただ過ぎ去ったあの頃が懐かしいというのではなくて、あの頃があって紆余曲折いろいろあって、そして新しい「今」があるということがクリアに再認識されたような感じ。

私のこれまでの節目節目にくるりの音楽があった。暗いトンネルの中にいるような頃聴いてた「東京」「青い空」「ばらの花」。大好きだった人との思い出が蘇る「ジュビリー」「ハム食べたい」。自分のこれまで、そしてそれがあって今がある。がんばってきたなぁと泣きたくなるような気持ち。
今ももちろん昔とは違う別のことを抱えたりはしてるけど、それも全部ひっくるめて今を楽しんでるぞっていう気持ちになった。

そして「くるりのえいが」も観たくなったのだけど、少し離れたところでしか上映されていなかったので、家で観た。

そしてやっぱりまた私の中のこれまでがあってこその「今」が再認識された。ずっと繋がってるけど新しいくるりの音楽が生み出される瞬間が見られて、感じられて、3人の空気感や、新しい発見がたくさんあって、集中して見入ってしまった。とても良かった。
歌うシーン、演奏するシーン、ライブシーンを見ると、こんな感情で届けてるんだというのが、ダイレクトに伝わってくるなぁとか、一緒に過ごしてる時間が音楽になっていくんだなぁとか、運転シーンにほっこりしたりした。

ライブのチケットも取ってあって、とても楽しみにしてるんだけど、生で感じたら「今」につながる感情がぐわーっと押し寄せて泣いてしまいそう。だけど、とても楽しみでうずうずしている。早く踊りたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?