月泉きはる

小説を書いたり、イラストを描いたり、雑多に創作をしています。

月泉きはる

小説を書いたり、イラストを描いたり、雑多に創作をしています。

最近の記事

2024年4月の振り返り

小説小説は安定の妄コン参加から。 『僕らはみんなひいている』は、私のお決まりのパターンになりましたね。男主人公と、少しファンタジーな要素を持った女の子との交流というパターン。 「お花見」というお題が出た時に「花見が終わった後の時間にしよう」と思いました。そこから「清掃ボランティアで女の子と出会う」という序盤に行き着きます。 ちょうどプロットを練っていた時に「近親相姦のよって産まれた子供の遺伝子的リスク」についての話を耳にします。そこで「人間を滅ぼすウイルスを神様が撒こうとし

    • コマンドRPGにおける「上手さ」と、難易度調整のお話

      コマンドRPGにおける「上手さ」とは?オクトラが好きで、たくさんの方の動画を拝見しております。そこで思ったんですよ。 オクトラってコマンドRPGじゃないですか。キャラクターは、同じコマンドを押したら同じ行動をとるじゃないですか。アクションと明確に違う点がここじゃないですか。アウトプットがプレイヤーの能力に依存しない。 それなのに、ラスボス1ターンキルしている人もいれば、数十分かけてじっくり倒している人もいるわけですよ。 そこで思ったんです。「コマンドRPGの上手さって何で決

      • 『精神仕掛けの浪漫劇』再公開にあたり

        過去に作った作品を再公開するいきなり本題。 色々考えた結果なんですけど。 私が過去に作っていたフリーゲーム『精神仕掛けの浪漫劇』を再公開しました。 下記のリンクからダウンロードできます。フリーゲーム夢現様のページにとびます。 「え? 過去にボロクソ言われた作品を? 絵が下手なくせに自作絵の作品を出すなだの、自作絵ゲームで金賞をとった●●様の迷惑になるからフリゲ界を去れだの、バットが折れるまで叩かれた作品を今更?」と思うでしょう。 まあ、色々考えた結果なんです。 その理由を

        • 2024年3月の振り返り

          小説小説はまず、妄想コンテスト用の作品を書きました。 『愛を喰う』について。 「お腹がすいた」というお題を見た時に、「食べ物以外の何かで腹を満たす主人公にしよう」と思ったんです。それでたどり着いたのが「愛情」でした。 愛菜は全肯定はできないけれど、全否定もできない主人公になりましたね。なので、読む人によって、結末の賛否が分かれそう。愛菜の生き様を「他人の愛を喰うなんて酷い。報いを受けるべき」ととるか「極限状態の中で生きるために両親の愛を食べてしまった、そのせいで経済的・精神

        2024年4月の振り返り

          フリゲ一期一絵祭

          企画概要フリゲ一期一絵祭とは 「自分の作品に自信が持てなくなった」「心無い言葉に疲れてしまった」というフリーゲーム制作者様を、イラストで応援したいという思いから立ち上がったお祭りです。 参加作品をプレイして、プレイヤーが面白いと思った作品に投票し、ポイント上位3作品が金賞、銀賞、銅賞となります。 また、一“絵”祭の名の通り、参加作品すべてのファンイラストを描かせていただきます。むしろこれがメインです。 企画期間 作品募集期間→1ヶ月 作品プレイand投票期間→1ヶ月〜

          フリゲ一期一絵祭

          フリゲイラスト企画を煮詰める

          音沙汰なかったフリゲイラスト企画はどうなったんだって? フリーゲームのイラスト企画、詳細を煮詰めてはいたんですよ。 二番煎じになっては意味がないです。今までと同じように、残酷な格差を見せつけられて終わりです。私みたいに「◯◯様の作品の方が26倍価値がある!」とか言われて、創作の筆を折る人が増えるだけ。 ですが、企画を盛り上げるためのスパイスも必要。 少し話は逸れますが、先日「フリゲ総選挙」ってあったじゃないですか。 で、この結果を見てて思ったのが。 「同じような顔ぶれだなー

          フリゲイラスト企画を煮詰める

          みらい文庫大賞に惨敗したので反省会

          完敗!みらい文庫大賞の結果が出ましたね。 私の結果は、この記事のタイトル通りです。 2作とも落ちました。 見事な完敗です。 しかし、ここで「あーダメだったかー残念」と落ち込むだけで終われません。この敗北を意味のあるものにできるかどうかは、PDCAのAにかかっています。改善できなきゃサークルは坂を登れない。 というわけで、二作品それぞれの「何がダメ?」を分析していきましょう。そして「こうすればいいのでは?」という改稿案をまとめます。 一作目一作目は、お花を使って病原菌を模し

          みらい文庫大賞に惨敗したので反省会

          2024年2月の振り返り

          小説小説は、妄想コンテスト用の短編を3つ書きました。 『揺れ震えるアレス』は、まあー、新年を迎えて一番最初に公開したのが、この問題作かよ、と。 ですが、接客業の経験者の方々には「分かるー」と思っていただける部分があるのではないかと。 『幼馴染を愉快な顔にするための実験記録』は、ネタが決まるのも、プロットができるのも、本文におこすのも速かったです。 アレスを書き終えてから4日後に完成しましたからね。 台詞を書いていてほとんど詰まらなかったので、快斗や秀みたいなキャラは書き慣

          2024年2月の振り返り

          2024年1月の振り返り

          小説小説は「みらい文庫大賞」への応募作品執筆がメインでした。 1作品目『お花のお薬、お届けします。』は12月のうちに出してあって、2作品目である『タロットカードで導いて』を書き上げました。正直ギリギリでした。 「主人公が成長する過程を描く」ことに重きを置いたものです。 12星座ネタは児童文庫で多く見るので、少し変えて、タロットカードを採用しました。タロットの性質を分かりやすく落とし込めたかなーというのが不安事項。 イラストイラストは、フリゲのイラストを描こうという企画を構想

          2024年1月の振り返り

          フリーゲームのファンアートを描いてみようかなと言っていた話

          前回の記事で「自分の画力でファンアートを描いた場合、フリゲ制作者さんはどう思うんだろう? アンケートしてみようかな」と書いておりました。 実際にアンケートをとってみました。 このアンケートをする際に一番不安だったことはですね。 イラストを叩かれることじゃないです。前回も書きましたが、「自作絵でコンパク金賞を取った◯◯様の足元にも及ばない画力でゲーム公開するな!」とか散々言われたんで慣れてるので。 じゃあなんなのかって話ですけど。 投票結果が0票で終わるんじゃないかってこと

          フリーゲームのファンアートを描いてみようかなと言っていた話

          かつてフリーゲームの世界の最底辺を経験した私が、フリーゲームの世界でできること

          鍵アカウントの方で「今年でベストフリーゲームが最終回なんだってね」という話題になりました。 物書きさんや絵描きさんにとっては「ベストフリーゲームって何?」状態だと思うんですけど、簡単にいうとフリーゲームの人気投票ですね。票数の多い順に作品名が並ぶので、この作品は何票獲得したというのが、全員に公開されます。 今こそ物書き絵描きやってますけど、かつてはフリーゲーム制作者だったんですよ、私。 確かあの企画って、その年に新作を出していないと対象じゃなかったと思うので、私は無関係ではあ

          かつてフリーゲームの世界の最底辺を経験した私が、フリーゲームの世界でできること

          2023年の執筆作品ふりかえり

          中長編『錦心浪漫帯結ビ』 大正浪漫をモチーフにしたゲームを作ったことで、大正浪漫がマイブームになり書いた作品。 今となっては、ログラインが弱い、現在の目的があやふや、中だるみなどなどの問題点が多い作品ですが、よい勉強になったと思っています。 表紙用に描いたイラストを、エブリスタ様に特集していただけた時は嬉しかったですね! 『お花のお薬、お届けします。』 キミノベル小説大賞用に書いた作品。最初の事件が発生するまでが長すぎたと反省し、改稿しました。綾小路先生のキャラクタラ

          2023年の執筆作品ふりかえり