伊賀鉄道（忍者線）をご紹介します！

伊賀鉄道（忍者線）をご紹介します！毎度ご乗車ありがとうございます。次は〜ということで、今回は、伊賀市依那具（いなぐ）にある猪田道駅です。起点である伊賀上野駅から８㎞地点にあるこの駅、1922年（大正11年）に開業しました。

屋根瓦のある少ししゃれた駅舎、平成12年まで近鉄の駅員さんが常駐していた名残りがあります。国道422号線（通称青山街道）沿いにあり、県道688号線が枝分かれし、国道368号線（通称名張街道）に至ります。

伊賀鉄道では唯一、ホームが片側ずつ２面あり、忍者列車が行き違います。少し見にくいですが、片方だけに分かれる線路構造で25㌔制限を受けて、電車は車輪を軋ませながらポイントを渡ります。

こちらは猪田道駅停車中の200系忍者列車。さて、皆さんのお近くに猪田（いだ、いのだ、ししだ）さんっていませんか？全国でおよそ２.300人いるそうです。そして、この姓のルーツは伊賀国伊賀郡猪田村で、中臣鎌足が天智天皇から賜った氏とされています。

駅の反対側にさりげなく植えられている草花、とても癒されます。伊賀鉄道も客足を募るべく、いろんなアイデアで全国にPRしています。この記事もその一助になることを願っております。