伊賀鉄道(忍者線)をご紹介します!

画像1 伊賀鉄道をご紹介します!第3回目です。毎度ご乗車ありがとうございます。今回は、広小路駅の次の駅、「茅町(かやまち)駅」です。伊賀鉄道内で伊賀神戸駅、上野市駅に次いで3番目に乗降客が多く、同鉄道単体の駅では、上野市駅とともに駅員さんがいます。
画像2 開業は、旧伊賀鉄道が名張(西名張)駅まで延伸した大正11年(1922年)で、もうじき100年を迎えます。駅近くに大きな上野ガスのタンクが並んでおり、今年1月副駅名が「ライフラインの上野ガス」となりました。上野天神祭などのイベントのときは、ちょうど銀座通り(東の立町通り)の終点がこの辺りになるので、見物客で賑わいます。
画像3 これ、なんだかわかりますか?少し見えにくいですが、「S」の字と矢羽根があります。伊賀鉄道は単線路線のため、双方向から列車が衝突しないように行き違わせる必要があります。発条転轍機(はつじょうてんてつき)またはスプリングポイントと言いまして、人を介さず列車を分岐させるための設備です。列車が分岐線から本線に戻る際、この「S」と矢羽根も動きます!
画像4 茅町駅ほど近くにあるお地蔵さんで、「茅町地蔵尊」。2基のお地蔵さんのうちの1基に「大才大善(たいさいだいぜん)」と掘られており、大才は、優れた才能や器量。大善は、この上もない善行を意味し、優れた才能を持ち、善行を行えるように・・との願いが込められているのではないかと思われます。広小路駅と茅町駅間にもう一つ「北向水掛地蔵尊」(上野伊予町)があり、無病息災、家内安全を祈願するお地蔵さんとして、線香の煙が絶えることがないと聞きます。
画像5 こちらは、茅町近くにあるイオン伊賀上野店と桜です。伊賀市内には上野公園をはじめ、桜の見所がたくさんあります。今年はコロナウイルスの関係で、お花見も自粛ムードでしたが、その分じっくり桜を見ることが出来たのではないでしょうか。随分と時期外れの話題ではありますが、撮影したのが春でしたのでお許しくださいませ。

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