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【遊学】5月16日(アテネ→テッサロニキ)

◯テッサロニキへ

2日後のフライトに乗るついでにギリシャ第二の都市テッサロニキへと行く。

僕はヨーロッパの大体の鉄道が乗り放題になるユーレイルパスを使って旅をしているわけだが、どういうわけかアテネ-テッサロニキ間の電車が専用のアプリで見つからない。
そんなはずはなかろう、とアテネ中央駅の窓口に行き直接問い合わせてみる。すると、なんだ、やっぱりあるじゃないですか。座席の予約料などの追加料金もなくスムーズに乗車できた。

電車のお供には、昨日島を一緒に回った人から教わったパイを食べた。基本的にどこのベーカリーにも置いてあるそうで、パイの高いベーカリーには信じてはいけないよ、と教わった。今回はオーソドックスなほうれん草のパイをいただいた。

少し潰れてしまったけどなんの支障もない

◯テッサロニキ、プチ観光

テッサロニキの宿に着いて1時間ほどダラダラした後、少ないテッサロニキ滞在を有意義なものへ昇華させるべく街へ繰り出した。
日没まではまだ時間はあるものの、既に夕方といって差し支えない時間帯であったので今日は近場をぐるっと見て回る。

アギオス・ディミトリオス聖堂はギリシャ独特の雰囲気や絵画などに囲まれており、また信者の方たちがキリストの絵画などに軽く口づけをしているのがすごく印象的であった。
ガレリウスの凱旋門はロトンダの遺跡とセットで見たかったが、ロトンダが閉まってしまったので、また明日リベンジすることに。

テッサロニキは無料で見れるものが多く、その上近くに説明書きがされた看板が置いてあるのでお金がなくても楽しい街だった。

ひと通り街中を散策したあとは、海辺に出てホワイトタワーとアレキサンダー大王の像を見た。アレキサンダー大王の顔は、『寄生獣』でも知られる岩明均先生の『ヒストリエ』に出てくるアレクサンドロスに顔が良く似ていた。というか、似せたのか。笑

アレキサンダー大王の像(どう撮っても逆光だった…)

海辺の街といえば僕はイタリアのトリエステを思い出すのだが、テッサロニキも同じように海と坂道の街といって良さそうである。ただ、街並みやその雰囲気の良さという面ではトリエステの方が好きだなぁ。

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