芹澤優と私とASH DA HEROと(2/3)

■芹澤優との出会い
◆第八章 芹澤優概略
 ▼芹澤優
  (出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
 『
  芹澤 優(せりざわ ゆう,1994年12月3日)は、
  日本の女性声優、歌手、アイドルであり、アイドルグループ・i☆Risのメンバー。81プロデュース、エイベックス・ピクチャーズに所属。
  東京都出身。血液型はB型。愛称は主に「ゆう」、「ゆうちゃん」。
  アミューズメントメディア総合学院声優タレント専科マスターコース卒業。
  』
 
 注目べきは所属事務所がエイベックス・ピクチャーズ所属である点。
 芹澤優はデビュー当時から主にエイベックスが提供しているアニメに配役され、またそのアニメにおいて主役級のヒロインを演じることが多い。
 そのヒロインが異様なはまり役であったり、キャラクターソングに妙に力が入っていたりと、声オタが声優ファンになる要素が多かったように思える。
 その情報が今後の芹澤優との出会いに繋がっていくことになる。
 
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◆第九章 芹澤優との出会い
 忘れもしない、芹澤優との出会いは「犬とハサミは使いよう」の秋月マキシである。口癖は「シャイニー!輝いてるぅ?」でお馴染みのアイドル作家役。
 時期にして2013年7月~9月に放送されたアニメである。
 ASHとの出会いは2015年11月だったため、さらにその約2年前から芹澤優のことを注目し始めていた、ということになる。
 
 『犬とハサミは使いよう』のアニメーションの破天荒さや奇抜などは
 私の口から説明するまでもない。
 各自自分の視聴経験やインターネットでの感想などを参照してほしい。
 
 声優音楽という観点で語ると、当時の私の目には『犬とハサミは使いよう』のアニメとても特殊な制作布陣だったように思える。
 
 ===「犬とハサミは使いよう」基本情報===
 ・アニメーション制作:GONZO
 ・音楽制作:avex entertainment
 ・音楽:松田彬人
 ・オープニングテーマ:「わんわんわんわんN_1!!(なんだーわん)」
   作詞:畑亜貴
   作・編曲:松田彬人
   歌:犬っ娘くらぶ
    [夏野霧姫(井上麻里奈)、春海円香(阿澄佳奈)、
     柊鈴菜(伊藤静)、大澤映見(加隈亜衣)、秋月マキシ(芹澤優)]
 ・エンディングテーマ:「レモネイドスキャンダル」
   作詞:こだまさおり
   作・編曲:松田彬人
   歌:秋月マキシ(芹澤優)
 ・挿入歌:「マジカル☆ラブ」(第1話のED)
   作詞:畑亜貴
   作・編曲:松田彬人
   歌:秋月マキシ(芹澤優)
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 このavex entertainment制作なのにも関わらず、OP/EDの作家はとても「ランティス」色が濃いよう感じる。これは当時も感じていた。avexだって自社に沢山の作家を抱えれているだろうに、その自社の作家を利用せずにランティス色が強い作家たちに音楽・主題歌制作を発注している。そのように感じた。
 
 アニメ劇伴担当の松田彬人(旧虹音)は数々のランティス系アニメのキャラクターソングを手掛けている。
 またランティス所属のアーティストへのも沢山の関わりがある。
 スフィアを例に取ると、
 ・「Super Noisy Nova」(編曲)
 ・「Now loading...SKY!!」(作/編曲)
 ・「MOON SIGNAL」(作/編曲)
 ・「Dream sign」(編曲)
 ・「A.T.M.O.S.P.H.E.R.E」(編曲)
 ・「Planet Freedom」(編曲)
 を手掛けている。
 初期のスフィアを支えたクリエイターであることは間違いない。
 また個人的には、高垣彩陽キャラクターソングを例に取ると、
 ・dear-dear DREAM(マイサンシャイン(高垣彩陽) meets スフィア)(編曲)
 ・いのちなんだよ(ネネ(高垣彩陽))(編曲)
 の編曲も担当していることに注目しておきたい。
 
 OP主題歌の「作詞:畑亜貴」やED主題歌の「作詞:こだまさおり」はさらに言わずもがな。ランティスの根幹を支えている作家であり、この二人を知らないで声優楽曲は語れないだろう。したがって詳しい説明は割愛します。
 
 上記の楽曲制作の布陣から、強烈にランティス色を感じていた。
 また『犬ハサ』が放送時にキャラクターソングが続々発売されるCMを流していたことを記憶している。2013年代のキャラクターソングシーンとして、アニメのメインヒロイン7人で三ヶ月間をかけてキャラクターソングを個別に売り出す、という商法は中々に珍しかった記憶がある。むしろそのような商法は下火になっており、1つのアルバムの中でキャラクターソング集という形で完結させて売る方がトレンドだったように思える。
 
 このようなことから、avex entertainmentが仕掛ける攻めのランティス作家キャラクターソング商法というイメージが脳内で構築した。飛躍した考えを持つと、avex entertainmentは『涼宮ハルヒの憂鬱』と似たような戦略を考えていたのではないかと邪推してしまう。『涼宮ハルヒの憂鬱』への尊敬なのか、憧れなのか、ビジネスなのかの動機は不明ではあるが、いわゆる2006年当時の『涼宮ハルヒの憂鬱』旋風をモデルとしてなにかやってやろう!みたいな気合を個人的に勝手に感じていた。だが、当時の私はその考えの飛躍から「所詮は二番煎じでしょ」という妄想を胸に、少し斜めに構えて見守っていた。
 とはいっても、私はOP主題歌/ED主題歌の2曲が収録された主題歌CDは購入してしまっていた。
  ※2013年7月17日発売
   「わんわんわんわんN_1!!」
   「レモネイドスキャンダル 」の二曲を収録
 
 だがしかし『犬ハサ』のアニメ放送が進むにつれて、アイドル兼作家という強烈な個性を持つ「秋月マキシ」様のお芝居と奇抜なキャラクター性に次第に惹かれていった。
 また、当時の私は、
  ・「バトルスピリッツ 少年突破バシン」(2008年)のマイサンシャイン(高垣彩陽)
  ・「神のみぞ知るセカイ」(2010年)の中川かのん(starring 東山奈央)
 などアニメ内アイドルとそのキャラクターソングに熱心になっていた。
 そのため、キャラクター性には惹かれていってはいるが、”モノは試しで”という気持ちが八割くらいで
 2013年9月11日発売の
 犬とハサミは使いようキャラクターミニアルバム「Shining!!」秋月マキシ
 を購入した。
 これがまさに私と芹澤優の運命を変える1枚となっていくのである。
 
 『犬ハサ』の他のキャラクターソングは「わんわんわんわんN_1!!」のソロバージョンと各固有のキャラクターソングに2曲収録だった。だがしかし、ミニアルバム「Shining!!」は5曲収録でしかもミュージックビデオ付き(+メイキング映像)という特殊仕様となっていた。
 アニメ内アイドル役だからこの楽曲数であるという理由と同時に、今振り返ると、芹澤優を全面に売り出したいavexの気持ちが多分に含まれていたのだろう。だが当時の私はアニメ内アイドルという性癖と楽曲量の多さに”モノは試しで”精神が重なっての購入決意をしたように記憶している。
 
 ===キャラクターミニアルバム「Shining!!」秋月マキシ収録曲===
  ・「わんわんわんわんN_1!! マキシver. 」
   (作詞:こだまさおり、作・編曲:松田彬人)
  ・「マジカル☆ラブ」
   (作詞:畑亜貴、作・編曲:松田彬人)
  ・「KIRA-KIRAしましょう?」
   (作詞:畑亜貴,作曲:松田彬人)
  ・「outshine」
   (作詞:松井洋平、作曲:原田篤(Arte Refact))
  ・「レモネイドスキャンダル ウィズ メン イン ブラック」
   (作詞:こだまさおり、作曲:松田彬人)
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 正直にいって(ここが芹澤優との出会いの最大のインパクトなのだが)「マジカル☆ラブ」のMVをみてとてつもない衝撃を受けた。
 当時まだ芹澤優は19歳だった。
 
 そのMVでは、芹澤優ちゃんが秋月マキシ様のキャラクターのコスプレをして歌唱していた。
 色は全身が白でポイントで青色。
 オフショルダーの衣装で胸元から上の肌を露出させ、でも腕より先にはアームカバーのような衣装で丈の短い衣装で足も露出させていた。その姿でキャラクターソングを歌唱する19歳の声優は中々に衝撃的だった。また、ダンス用の露出の多い衣装と制服バージョンの二種類の衣装が用意されていた。かなり力が入っていると思った。
 そしてアニメ内キャラクターと同じように黒服たち(4人)を従えて踊っている。薄めの化粧と桃色のチーク、そしてチャームポイントの芹澤優ちゃんのほくろが印象的に映った。それでいて、とても健康優良的な身体でキレキレなダンスをMVで披露していた。19歳の垢抜けなさはほんのり残っているけれど、それでも既に芸能界で勝ち抜いていける顔と表情の表現が完成されていた、と感じた。
 私の人生でいえば、声優・戸松遥を生でみた時以来の二度目の大きな衝撃だった。
 
 以下、脱線。
 私は2010年03月21日に開催された
 戸松遥「Rainbow Road」リリース記念PARTY
  『七色お楽しみ会 in JCBホール』
 で戸松遥が生で歌唱している姿を見て、すっかり新しい声ヲタのあり方に目覚めてしまったのである。それは私の人生を変えた衝撃的な日であったことは間違いないだろう。
 
 そして私は「マジカル☆ラブ」のMVをみて、戸松遥で体験した声優体験と同じような体験をしたのである。
 
 特に「マジカル☆ラブ」MVのイントロからのサビからメロディへいくところで芹澤優ちゃんが表情を多彩に変えながらリズムに合わせて踊る姿がとても目に焼き付いた。その表情と可愛さ、口を開いてみたり、顔を斜めにしたり、閉じてみたり、笑顔になったり。その表現に落されてしまったと言っても過言ではない。
 
 また、MV終わったらすぐにメイキング映像に切り替わる。その芹澤優ちゃんの最初の一言が
 「はーい、これから芹澤優のスーパーシャイニングターンが始まるぞ!  みんな行くぞ!ついてこい!」
 である。
 19歳の若さで、この台詞からメイキング映像に接続されるという衝撃。
 こんなにも個性が強い声優はみたことなかった。しかもメイキング映像ではよく喋る。作品のことやファンへの目線も忘れずに。そんなメイキング映像もとにかく印象的だった。
 それが私と芹澤優との出会いの物語である。
 
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◆第十章 秋月マキシシャイニングライブ
 このMVをみてから色々情報を探ったところ、
 2013年11月30日に「秋月マキシシャイニングライブ」
 というイベントが開催されることを知った。
 各声優がアニメ内のキャラクターソングを歌唱するイベントではなく、秋月マキシ(芹澤優)単独のキャラクターソングライブである。こういう企画は当時、かなり珍しかった。また、開催場所が「AKIBAカルチャーズ劇場」だった。当時の私の中で「AKIBAカルチャーズ劇場」は売出し中のアイドルたちがライブをするような会場という認識だった。
 (当時はまだ地下アイドルなどの呼称はそんなに広まっていなかったように記憶している)
 そんな会場でアニメイベントが開催され、さらにそこでアイドル役を演じた声優がソロライブをする、という企画である。当時、i☆Risというアイドル声優ユニットで、むしろアイドル畑のイベント(avexの営業領域)ばかりで歌とダンスをしていたのだろう。そんな背景がある中、一人の声優アイドルが一人だけでのお披露目舞台を与えられたのである。
 本当にすごいことだと今でも思う。
 当時の私はそんな”すごいこと”なんて期待せずに、MVでみた衝撃を生で味わうためにこのイベントのチケットを購入したのである。
 
 そしてその日が来た。
 2013年11月30日
  犬とハサミは使いよう 秋月マキシシャイニングライブ~YES!マキシ様の言うとおり!!~
  AKIBAカルチャーズ劇場
 
 その日の芹澤優ちゃんは、あのMVでみたマキシ様コスプレ衣装で登場してきた。イベントは「わんわんわんわんN_1!!」のショートバージョンでスタート。次に黒服を二人呼び込んでから、マキシ様特有のコール&レスポンスをしながら、「レモネイドスキャンダル ウィズ メン イン ブラック」Verを披露した。
 単純な話、芹澤優ちゃん「みんな準備はいい?」→「YES、マキシ様の言う通り!」からはじまる「レモネイドスキャンダル」の入りは最高に楽しかった。
 
 「outshine」の歌唱が終わってからつい「あー楽しかった」というのを口にしちゃう芹澤優ちゃんが当時もすごく印象的だった。それまではライブというのは一つの舞台というか、パッケージ化されたパフォーマンスである、という意識で声優をみていた節はあった。けれども、歌唱直後に「楽しかった」と感想を素直に口にする芹澤優ちゃんの姿に人間味を感じた。
 「マジカル☆ラブ」「KIRA-KIRAしましょう?」も歌唱し、秋月マキシ名義のキャラソンをすべて歌い終えた後のアンコール。
 そのアンコール後に芹澤優ちゃんは「新曲を用意してきた」と発表し、それが「BRIGHTEST LOVE!」/秋月マキシ(CV.芹澤優)であった。
 (作詞:松井洋平、作曲:原田篤(Arte Refact))
 既に放送が終了したアニメのキャラクターソングに新曲が制作されるという驚き。そしてそれは後日発売されるキャラソン集に収録されるという。また、約3ヶ月後にまた秋月マキシ様名義のライブが開催されることを発表した。19歳の声優にこれほどの力をいれているという事実をダイレクトに受けたことを今でも覚えている。そしてその彼女のダンスと歌唱のパフォーマンスの高さも大いに体感した。
 
 また、この日にそのキャラソン集のアルバムを全額内金予約をした方には、芹澤優サインミニ色紙を後日発送するというキャンペーンもやっていた。そこで私はこれもなにかの機会を思い、ミニ色紙欲しさにその場でCDを予約購入してしまったのである。またさらに、レモネイドスキャンダルにかけて秋月マキシ様のキャラがプリントされたレモネイドドリンク剤(瓶)が販売されていたのでそれも購入した。
 (現時点では未開封のまま、記念として保存してある)
 
 イベント自体は「BRIGHTEST LOVE!」の後に「outshine」の歌唱し、さらにWアンコールで「レモネイドスキャンダル」を歌唱。MAXIのコールに慣れた観客たちも相まって、すごく盛り上がった。
 
 また、この「秋月マキシシャイニングライブ~YES!マキシ様の言うとおり!!~」のイベントの全容は、犬とハサミは使いようキャラクターベストアルバム「犬ハサのうた」の特典ディスクとして映像収録されている。
 
 特典映像は「Documentary of MAXI」と銘打って、芹澤優ちゃんの現場入りからドキュメンタリー方式でまとめられている。現地入りして当日眠れなかったことを語ったり、私服でリハーサルをしている映像までついてくる。舞台裏で前説をしゃべるシーンから、裏でスタッフたちと円陣を組むシーンまで。こんなにも盛り沢山なメイキング特典がついてくるのである。
 驚愕。
 そしてライブ直後の芹澤優ちゃんの感想まではいっている。キャラクターソング集にこんなライブイベント映像が特典としてついてくるのは、今の常識で照らし合わせても常軌を逸しているように思える。だが、それで救われる声ヲタがいるのも事実である。今後の芹澤優ちゃんのソロ名義のライブでは「マジカル☆ラブ」「outshine」「BRIGHTEST LOVE!」の曲は歌唱されるようになる。最初に観客に披露したその歌唱映像が今での映像として残っているのである。特に「outshine」は本人もお気に入りらしくて、どのライブでも会場が盛り上がるような鉄板曲になっている。
 
 また、当時の私のTwitterでは以下のようなイベント感想をつぶやいていた。
  ・芹澤優ちゃん、マジかる可愛い。シャイニー!
  ・生芹澤優ちゃんは、顔も声もダンスも肢体も「大人未満限定の味わいなの」でした。
  ・足が綺麗で表情の作り方が激可愛い。
  ・歌唱能力も生で聞くと更にパワフルに聴こる。
  ・自分のこと「可愛い」と言っちゃう感じもまた可愛い。
 
 特典映像には収録されていなかったが、ライブの間のトークコーナーでは、京都のイベント(京まふ)では芹澤優ちゃんがマキシ様の衣装を着ていてその他のi☆Risメンバーは普通にi☆Risの衣装を着て、プリリズEDの「§Rainbow」のリハーサルをやっていた映像が流れて、めちゃくちゃ会場が盛り上がった記憶がある。本当に、当時の芹澤優ちゃんの100%がそこにはあったイベントだったように感じた。
 
 そしてこのライブイベントの衝撃を忘れられずに、
 2014年2月22日
  犬とハサミは使いよう 秋月マキシシャイニングライブ AGAIN ~YES!マキシ様の輝きはNo.1!!~
  AKIBAカルチャーズ劇場
 にも参加することになった。
 人生二度目の芹澤優ちゃんもシャイニー可愛かった。二度目で見慣れたこともあり、一度目ほどの衝撃はなかったが、安定した歌唱能力と身体能力を実感したことを覚えている。
 ちなみにこの2014年2月22日は私の声ヲタ人生の中でかなり濃い1日だった。
 この日は、
  2014年2月22日
   中川かのん starring 東山奈央 2nd Concert 2014 Ribbon Illusion
   舞浜アンフィシアター
 の開催日でもあった。
 中川かのんちゃんの2ndライブは先行のチケット抽選でチケットを取れず本当に涙に濡れていた。だが、立ち見席開放の一般発売のチケットを運良く取れて、運良くあの伝説のライブに参加できることになった。
  ※アンフィシアターでの立ち見席体験は中々にレアだと思う。
 といわけで、秋葉原の秋月マキシシャイニングライブから舞浜の中川かのん2ndライブをイベント回しをした。どちらのアニメ内アイドルを演じる声優による声優キャラソンライブ。
 こんな数奇な1日は今後二度と私の人生に訪れないだろう。
 そういう奇跡の日だった。
 
 秋月マキシキャラソンを声優楽曲観点で紐解けば、「KIRA-KIRAしましょう?」のギターが鈴木マサキが担当していたりする。
 「BRIGHTEST LOVE!」「outshine」を制作した
  作詞:松井洋平
  作曲:原田篤(Arte Refact)
 のうち、原田篤がArte Refact(アルテ リファクト)としてプリパラ関連楽曲を手掛けていて、芹澤優ちゃんとの関連性はなくもない。
 そういうところでも秋月マキシのキャラソンはよくできている上に声優楽曲シーンや芹澤優の楽曲、私の人生に影響を与えているといえる。
 
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◆第十一章 芹澤優声優としてのキャリア
 2013年の「秋月マキシ」役から芹澤優のアニメ出演の機会は増えていった。代表作としては、以下があげられるだろう。
  ・プリティーリズム・レインボーライブ(福原あん)
  ・プリパラ(2014年 - 2017年、南みれい)
  ・ムシブギョー(一乃谷天間)
  ・最強銀河 究極ゼロ バトルスピリッツ(ファーリー)
  ・寄生獣 セイの格率(真樹子)
 
 プリリズ、プリパラ、ムシブギョー、究極ゼロなどはすべてOP/ED等はavexが関連している。そしてプリリズ、プリパラはどちらもアイドル役を務め、芹澤優の代名詞と呼ばれるようなアイドル芝居はこの役で大成功を収めたと言ってもいい。
 またプリリズEDの「§Rainbow」は芹澤優ちゃんセンター曲であり、芹澤優ちゃんを語る上でなくてはならない楽曲である。一度きいたら忘れられない「ゆーちゃん」コールとその楽しさ。一つ一つ積み重ねてきた芹澤優ちゃんの真摯なアイドル、声優への向き合い方がこの時期に一気に開花した。また、寄生獣での役はほんとにちょい役ではあったが、確実に芹澤優のお芝居であることがアニメを視聴して感じることができたし、本人もラジオでこの作品への熱意を熱く語っていたことを覚えている。
 こうした中で今までアイドル寄りの活動をしていた芹澤優が、着実に声優への成功の道を歩んでいったのである。
 また、ムシブギョーの配役も本人の中で大きな出来事だと捉えて良いだろう。少年役を演じるのは女性声優では一つのやりたいことだと思う。
 
 ムシブギョーや最強銀河 究極ゼロではEDをi☆Risが担当している。もちろんプリリズ、プリパラも。
  ・「イチズ」(「ムシブギョー」第1クールエンディングテーマ)
  ・「§Rainbow」(「プリティーリズム・レインボーライブ」第2クールエンディングテーマ)
  ・「徒太陽」(「最強銀河 究極ゼロ ~バトルスピリッツ~」第2クールエンディングテーマ)
  ・「Make it!」(「プリパラ」第1クールオープニングテーマ)
  ・「ミラクル☆パラダイス」(「プリパラ」第2クールオープニングテーマ)
  ・「Realize!」(「プリパラ」第3クールオープニングテーマ)
 当時の私はほとんどi☆Risは意識していなかった。
  ※バトスピの「徒太陽」は多少注目していた。
 流石にプリパラがアニメ放送開始してからはそれぞれのメンバーのことを知る機会などは増えていったが、avexにアイドルと声優を両立させているユニットがいるな、くらいの認識だった。各楽曲が私に対してはそんなに刺さらなかったとも言える。だがしかし今こうして並べてみても、芹澤優とi☆Risをアニメで激推ししていく戦略が取られていたことはわかる。
 だが、その与えられたチャンスに対して、結果を出していく芹澤優の声優としての姿を地道に追っていくのは楽しかったように思える。
 
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◆第十二章 芹澤優二十歳生誕祭
 2014年2月22日の秋月マキシ様のライブから約9ヶ月が過ぎた。芹澤優は二十歳を迎えることになる。そしてアイドル文化として根付いている生誕祭が芹澤優ちゃんでも開催されることになる。
 
 2014年11月30日
  i☆Ris“芹澤 優生誕祭”
  AKIBAカルチャーズ劇場
 
 ★イベントレポート
  会場みんなが、We Love ゆうちゃん! i☆Ris“芹澤 優生誕祭”レポート!(2015.01.07)

 
 私も秋月マキシ様からの流れで芹澤優に興味を持っていたため、人生で初めて生誕祭というイベントに参加することになった。私はそこで初めてi☆Risのパオーマンスをみたことになる。「i☆Doloid」は特に印象に残った。また、ラストの「§Rainbow」は大盛りあがりした熱量を今でも忘れない。こんなことがきっかけになり、私はここで初めてi☆Risへの興味がわいていったことになる。だって、推しの生誕祭で有志のメンバーがオリジナルタオルを制作し、それを来場した人たちに配っていたのを体感してしまった。そんな熱量と行動力を持ったファンというのは当時の声優関連では中々にみられなかった。これがアイドル現場の熱量なのか、ファンたち特有の熱量だったのか、それはわからなかったが、なにか特別な空間にいた、という充実感と満足感が確かにあった。
 そしてこの生誕祭では
 「いつでもみんなをあいらぶゆーちゃん」という言葉をさもみんなが知っているような素振りで語られた。
 私は当時、芹澤優ちゃんのラジオを聴いていなかった。だが、この生誕祭での感想などを聴こうかという理由から、この後からラジオを聴き始めるようになったのである。
 
 ===ラジオ番組===
  i☆Ris 芹澤優のせりざわーるど with you(2013年~,ラジオ日本)
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 そして2020年の今現在でも毎週聴くような生活を送っている。
 
 ここで一つ、
 「声優の二十歳の生誕祭はできるだけ行っておけ!」
 というのを声ヲタたちの心に刻みつけておきたい。
 
 そしてその言葉は
 2012年1月15日
  あおい・さおりの成人式(`・ω・´) 2012
  恵比寿ガーデンホール
  (出演:悠木碧、早見沙織、寿美菜子、東山奈央、司会:日高里菜、佐倉綾音)
 に参加した経験も生きていることはここに明言しておく。
 
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◆第十三章 芹澤優声優としてのキャリアとBirthday Live
 芹澤優二十歳の生誕祭をきっかけにして、おそらくは私は芹澤優ファンになっていったのだと思う。ラジオを聴いているだけあって、XXXのアニメに出演しますやアニメの感想やイベントの内容がトークででてくるため、割と優先的にはアニメをチェックしていたように思える。
 
 2015年から2016年にかけて主演ラッシュは続く。
 2015年
  俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件(天空橋愛佳)
  実は私は(白神葉子)
 2016年
  双星の陰陽師(2016年 - 2017年、音海繭良)
  
 3作品ともメインヒロインを演じていて、芹澤優のメインヒロインとしてのお芝居の華が開花していった。また各作品のキャラクターソングもかなり秀逸な作品が多いと感じる。特に2015年は「実は私は」のキャラクターソングは秀逸なため、ぜひ聴いてほしい。
 
 ・「トロピカルシスターズ」
  (白神葉子(芹澤優)、紫々戸獅穂(内田彩)、藍澤渚(水瀬いのり)、朱美みかん(上田麗奈))
  (作詞:古屋真,作曲:山田竜平)
 ・「Starting Hearts」
  (白神葉子(芹澤優)・紫々戸獅穂(内田彩)
  (作詞:橋本彩子、作曲:松坂康司)
 ・「絶対秘密主義」
  (白神葉子(芹澤優))
  (作詞:園田智也. 作曲:園田智也)
 
 特に「Starting Hearts」はマイ・フェイバリットである。
 
 2015年12月13日
  アニメJAM 2015 Pop Stage
   幕張メッセ 国際展示ホール5
 で「トロピカルシスターズ」を聴けたのは本当に良い体験だったと思う。
 ☆参考情報:


 そして特筆するべきは双星の陰陽師への出演。第2クールオープングテーマは「Re:Call」(i☆Ris)であり、このアニメもエイベックス・ピクチャーズが音楽制作をしており、その主演が芹澤優で主題歌がi☆Risといういつもの布陣である。だが、同じ第2クールエンディングデーマは「宿り星」(イトヲカシ)が担当することになる。
 
 イトヲカシ概要。
 (出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
 『
  イトヲカシは、伊東歌詞太郎(Vo)と宮田“レフティ”リョウ(Bass/Guitar/Key)による2人組ユニット。所属レーベルは、avex trax。メディアでは顔出しを行っておらず、その素顔はライブ等でしか見ることができない。活動期間は2012年~。
  』
 
 つまりこの「双星の陰陽師」で芹澤優という星と宮田“レフティ”リョウという星が邂逅することになるのである。私はこの頃には宮田“レフティ”リョウの存在を知ってが、それが「イトヲカシ」というユニットで活動していることまでは知らなかった。だが、ここで私も宮田“レフティ”リョウの存在を明確に意識し始めたような記憶がある。
 また、私の中ではきっとこの「双星の陰陽師」の繋がりが「Yu Serizawa 1st Live Tour 2019 ~ViVidコンタクト!~」に繋がっていたのだと感じる。いや、私の中ではこの2016年の記憶が2019年まで継続して繋がっていたのである。ただそれだけのことかもしれないが、奇妙なことに明確に私の記憶の中にあったのである。
 
 そして2016年の12月。
 Zepp Diver City東京で芹澤優Birthday Liveが開催される。
 私は昼公演、夜公演のどちらも参加することになる。
 
 2016年12月18日
  Yu Serizawa Birthday Live ~Present Box~”
  Zepp Diver City東京
 
 ★声優・芹澤 優さんのバースデーライブに平野綾さんがサプライズ登場(2017-02-19 19:30)

 
 リンク記事にもある通り、サプライズで平野綾が出演した。そして二人で「冒険でしょでしょ?」をデュエットするという奇跡の時間を過ごすことになる。
 芹澤優はラジオなどで『涼宮ハルヒの憂鬱』にすごくハマった、そして尊敬する声優は平野綾さんである、としきりに熱く語っていた。声優になるきっかけが「涼宮ハルヒの激奏」のDVDをみて、という声優が芹澤優である。また、芹澤優は『けいおん!』にもハマっており、その2つの影響で軽音楽部に入部することになったのだろう。そしてガールズバンドを組み、学生時代の学園祭では自分でギターを弾きながら、バンド演奏を披露するという経験に繋がることになる。
 学生時代に学園祭でバンド経験がある声優。
 これは声優新生代における一つの特徴のように思えて仕方がない。その第一人者が芹澤優である、という認識を個人的にはしている。後に、雨宮天、楠木ともりなどの声優が世に出ていくことになるのは私が説明するまでもないだろう。
 
 2017年は3作品ともアイドル役でまさに芹澤優アイドル役が板についてきたと言っても良いだろう。
 2017年
  アイドル事変(清水由奈)
  アイドルタイムプリパラ(2017年 - 2018年、南みれぃ)
  賭ケグルイ(2017年 - 2019年、夢見弖ユメミ)
  
 この中でもキャラクターソングもセットで歌唱している。特に印象深いのは「アイドル事変」の3人ユニットのキャラクターソングである。
  カーバンクル(cv.吉田有里 、芹澤優、近藤唯))
  「ワンダーランドの角砂糖」
  (作詞:大石徳子,作曲:木村有希)
 「Green Fairy」
  (作詞:金子麻友美,作曲:溝口雅大)
  
 「アイドル事変」のスマホアプリは、2017年4月7日より無期限のメンテナンスのためサービスを休止したのち、復帰することなく2017年7月31日をもってサービスを終了することになる。その狭間で開催されたアイドル事変のイベントに参加したことは私の人生の中では大きく印象に残っている。
 
 2017年07月01日
  アイドル事変 2nd stage~歌え!愛の公約~
  TOKYO DOME CITY HALL
  (出演者:八島さらら、渕上舞、上田麗奈、Lynn、久保ユリカ、
   仲谷明香、吉田有里、赤﨑千夏、山本希望、藏合紗恵子、
   照井春佳、明坂聡美、芹澤優、近藤唯)
 
 また「賭ケグルイ」のキャラクターデュエットソングも秀逸である。
 「恋のロシアンルーレット」
  (蛇喰夢子(早見沙織)&夢見弖ユメミ(芹澤優))
  (作詞:河本ほむら、作曲:TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND)
  
 やはりどのアニメにおいても、芹澤優がラジオで熱くアイドル役について語っていた。自分がアイドルということもあり、自分のアイドルというキャラクター性とそれとは別の”役としてのアイドル”にしっかりと真剣に向き合っている様子は感じられた。アイドルという自分の延長線上ではなく、役を声優として演じる、ということはしっかりと地に足をつけて理解していたことがその語りからわかる。役者として当然のことなのだけれど、大人たちから求められるアイドル像に対して自己の中で力強く消化していく姿がそこにあったように思える。加えて、各キャラクターにはキャラクターソングがあるというのもまた驚愕に値する。そしてその声優としてのお芝居への取り組み方への姿勢や各アイドルキャラクターソングは私の好むところにあったことはここで明言しておく
 
 2018年はさらに声優として躍進することになる。
 2018年
  3D彼女 リアルガール(2018年 - 2019年、五十嵐色葉)
  キラッとプリ☆チャン(2018年 - 2020年、赤城あんな)
  魔法少女サイト(穴沢虹海)
  異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術(シェラ・L・グリーンウッド)
  中間管理録トネガワ((ざわ…ボイス〈003〉) - 「芹ざわ…優」名義)
  
 3D彼女リアルガールでアイドル役ではない、恋愛テーマのヒロインを演じることでまた芹澤優が声優としての存在感を出してくる。だが、プリチャンシリーズも加えて、魔法少女サイトもアイドル役であり、このアイドル役というキャスティングもまだまだ続投している。
 『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』では巨乳のエルフという今までにはないキャラクターを演じることになり、エンディングテーマは芹澤優ソロ名義の活動での1stシングルとなる
 「最悪な日でもあなたが好き。」
 (作詞・作曲・編曲:HoneyWorks)
 である。
 
 『寄生獣 セイの格率』『3D彼女 リアルガール』『中間管理録トネガワ』とバップが製作に関わっているアニメでキャスティングされる流れがあり、寄生獣のアニメでバップ制作陣に気に入られた可能性が高いとなんとなく妄想している。だが、その中でも『3D彼女 リアルガール』でメインヒロインを演じることになったのは、本人のかなりの自信に繋がっていたように思える。
 キャラクターソングで言及しておくと「魔法少女サイト」に触れておく。
  ・「...私だけ見てて」(穴沢虹海(芹澤優))(テレビアニメ『魔法少女サイト』第3話エンディングテーマ)
   (作詞:lolla、作曲:黒須克彦)
  ・「お・ぼ・え・テ・て」(穴沢虹海(芹澤優))
   (作詞:lolla、作曲:黒須克彦)
  
 どちらもメタルメタルした楽曲でバンド映えしそうな楽曲である。しかも作曲はどちらも黒須克彦である。今までの楽曲やキャラクターソングにはなかったかなりバンド映えする楽曲であるというのが、私の第一印象だった。個人的には芹澤優のアーティストソロデビューからのバンドライブまでのロードマップがこの時点で計画されており、そこを見越した楽曲作りであったように妄想している。
 
 2019年はなんと言っても上野さんは不器用の年。
 2019年
  上野さんは不器用(上野)
  
 いや、アフレコ自体は2018年に終わっていたのですけど。これもまた本人がすごく上野さん役について熱く語っていたのを思い出す。この役で喉を少し壊しながら熱演した、みたいな話もよかった。
 (当時はi☆Risのツアーもあってそこで喉が疲弊していたらしい)
 確かに上野さんのだみ声っぽいの声粋は芹澤優の配役では珍しく、かつセリフ量も多くて、かなり挑戦的な配役だったように思える。
 
 また、私は色々なめぐり合わせが起きて、上野さんは不器用のスペシャルイベントの昼夜公演に参加することになった。
 
 2019年04月07日(日)
  TVアニメ「上野さんは不器用」スペシャルイベント 春の不器用運動会
  八千代市市民会館 大ホール
  (出演者:
   芹澤優、田中あいみ、影山灯、井澤詩織、大森日雅、伊藤美来、井上和彦)
  
 都心からは少し遠い僻地っぽい会場の場所だったが、ちょうど桜が咲いている時期であり、天候も良く、かなり良い週末になった記憶がある。特に、イベント開始より少し前に会場についたので私は会場周辺を桜をみながら歩いていたりした。そして写真などを適当に撮影していたりした。
 そしたら、私が撮影した場所と近い場所で各声優さんたちがイベント参加報告の写真をTwitterやインスタにアップロードしていたので、個人的にもすごい思い出になった。
 
 ☆参考:伊藤美来インスタより

  
 ★TVアニメ『上野さんは不器用』スペシャルイベント
  春の不器用運動会、昼の部レポート!

 
 伊藤美来によるOP主題歌「閃きハートビート」もすごく良かった。イベント前にyoutubeで何度もダンスパートを見返していたりしていた。ダンスもキレキレでこのイベントで伊藤美来の良さを体感したと言える。だがしかし、このイベントの中に芹澤優はなんと一人で5曲をメドレーで歌唱した。ED主題歌が変わるタイプのアニメでそれをメドレーでアニメイベントで歌唱することも昨今稀であるが、彼女はなんとすべての歌詞に振り付けをつけており、すべてを完璧にこなしていた。
  ・「ラブミーサイエンス」
   (作詞:ミズノゲンキ. 作曲:睦月周平)
  ・「放課後トラベラー」
   (作詞:ミズノゲンキ,作曲:馬渕直純)
  ・「コスモルミナ」
   (作詞:ミズノゲンキ,作曲:設楽哲也)
  ・「不器用センセーション」
   (作詞:金子麻友美,作曲:金子麻友美)
  ・「心のふりこ」
   (作詞:金子麻友美,作曲:三澤康広)
   ※金子麻友美は、
    アイドル事変の「ワンダーランドの角砂糖」
    「Green Fairy」の作詞を担当しているという繋がりもある。
 
 1曲くらい振り付けなしの曲もあってもよいだろう、みたいに当時は思ったが、しかしてそうではなかった。決して手を抜かずに、魂を込めてキャラクターソングを一人でステージ上で歌唱する芹澤優の姿。それはすごく私の脳裏に焼き付いた。
 
 また「マイペース・サイエンス」は
 上野 (CV: 芹澤 優), 田中 (CV: 田中あいみ) & 山下 (CV: 影山 灯)
 (作詞:金子麻友美,作曲:水口浩次)
 の三人での歌唱だった。
 田中役の田中あいみの男子用制服姿は中々のレア度で素敵だった。また、影山灯の制服姿も中々に魅力的であったことはここに残しておく。
 
 いずれにせよ、ここで再度、芹澤優の雄姿とパフォーマンスを再認識したことになった。また、このイベント後に懇意にしていただいている声ヲタのみなさんと会食をしたのだが、その際にも芹澤優ちゃんすごいですね!みたいな話で盛り上がったことを記憶している。
 
 2018年7月25日の1stシングル「最悪な日でもあなたが好き。」に続き、
 2019年11月27日に2ndシングル「デビきゅー」が発売することが決定した。「デビきゅー」は、NHKアニメ『魔入りました!入間くん』のEDテーマである。振り付けはパパイヤ鈴木が担当しており、子どもたちでも簡単に踊れるような振り付けとなっている。将来、芹澤優の「デビきゅー」の振り付けを完コピした女児が声優デビューする日が訪れることになるだろう。それはともかく『魔入りました!入間くん』内でもアイドルキャラクターは存在している。それはEDを担当した芹澤優がキャスティングされるのではなく、東山奈央が演じることになる。
  クロケル・ケロリ(CV.東山奈央)
 この事実は、私に2014年2月22日の日の記憶を思い出させた。2つのアニメ内アイドルキャラクターソングライブをイベント回しした日である。
  ・犬とハサミは使いよう 秋月マキシシャイニングライブ AGAIN ~YES!マキシ様の輝きはNo.1!!~
  ・中川かのん starring 東山奈央 2nd Concert 2014 Ribbon Illusion
 芹澤優がこのような数奇な運命の中にいるということが、私の中で芹澤優は飽きさせない存在であるという証明であるのかもしれない。
 
 ここで少しカトリーヌに対する記憶のメモ。脱線。
 東山奈央の楽曲にも音撮りにカトリーヌは参加している。
 「月がきれい」
  (作詞:川嶋あい、作曲:WEST GROUND)
 「イマココ」
  (作詞:川嶋あい、作曲:WEST GROUND)
 「True Destiny」
  (作詞:Heart's Cry、作曲:Heart's Cry)
 「Chain the world」
  (作詞:ヒゲドライバー、作曲:Powerless)
 「ゆれる」
  (作詞:篠崎あやと・橘亮祐、作曲:篠崎あやと・橘亮祐)
 「歩いていこう!」
  (作詞:川嶋あい、作曲:川嶋あい)
 やっぱりカトリーヌなんだよなー!とはなりますね、はい。
 
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 芹澤優と私とASH DA HEROと(3/3)へ続く
 

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