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【子供とワクワク旅育@福島・被災地への旅(3)南相馬】馬上から海を満喫! ホースライディング@烏崎海岸(からすざき海岸)


中学生の娘2人と福島・相双エリアを訪ねる1泊2日の旅

旅のアクティビティの中で子供たちがもっとも喜んだのが、南相馬市の烏崎海岸での馬とのふれあい体験(ホースライディング)です。

南相馬市民にとって、馬とはペットのような相棒的存在⁉

現在の南相馬市は、平成18年1月1日に、旧小高村、旧飯島町、旧原町市の1市2町が合併して誕生しました。福島県いわき市と宮城県仙台市のほぼ中間にあります。

南相馬では、1300年以上続く「相馬野馬追(そうまののまおい)」と呼ばれる神事が有名です。

「相馬」と地名に「馬」という文字が入っているように、地域にとっても神事にとっても「馬」はとても大切で身近な存在で、軒先に馬を飼っている家も多く、馬が道路を歩く姿も見られます。

説明をしてくださる人は「南相馬では、『馬』は都心での『犬や猫のペット』のような感覚に近いものがあります」と表現されていました。

「烏崎海岸」では、「相馬野馬追」の1〜2カ月前になると、明け方から朝6時ごろまでの早朝に海岸で馬を走らせて競技の練習錬馬(れんば)をする人々の姿が昔から見られるそうで、その迫力や幻想的な美しさが風物詩になっているそうです。

東京電力原町火力発電所と、風力発電の間に広がる「烏崎海岸」手前には広大な太陽光発電


烏崎海岸では、震災後の新しい観光事業の芽の1つとして、南相馬市馬事公苑の引退した競走馬の乗馬体験を烏崎海岸をホースライディングするイベントが行われています。

今回私たちがツアーで体験したのはこのプログラム。ツアー形式に組み込むことで、馬の出張費用などをみんなで頭割りするので、個人では費用的に難易度が高いこんな体験ができました。

烏崎海岸の特別な景観の中でのホースライディング!

ホースライディングが行われる烏崎海岸に降り立つと、海に向かって右手には「東京電力原町火力発電所」の煙突が。

左手には「万葉の里風力発電所」の巨大なプロペラが。

烏崎海岸の砂浜の手前には、2015年1月15日に運転を開始したメガソーラー発電所である「原町太陽光発電所」が東京電力原町火力発電所敷地内に建設されており、見渡す限り太陽光パネルの海も広がっています。

視界の中に火力発電所、風力発電所、太陽光発電所が一度に入ってくる雄大な景色が見られるのは烏崎海岸ならでは。

海風を感じて馬上から海を見る

子供たちは馬事公苑で人を乗せることになれている馬に乗って、海岸線を歩くのは、とても気持ちがいいと大喜び!

エサをやったり、馬へのサインを教えてもらったり、特別な時間を過ごすことができました。

乗馬の詳細は、@horse.value へ。

▼烏崎海浜公園(烏崎海岸)
・住所:南相馬市鹿島区烏崎字牛島256-2
・駐車場:有(大型車可)
・トイレ:男子/女子
・問い合わせ:鹿島区地域振興課Tel 0244-46-2110

今回利用したのは、JTBの被災地を巡るミニマムなツアー。HISスタディツアーでは定期的に行われていて、現地の食文化などを体験できるものも多いので、時間的余裕があれば、HISのツアーとてもいいなとおもいました。以下のリンクから募集中ツアーをチェックしてみてくださいね!

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