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【子供とワクワク旅育@福島被災地への旅(1)】ルート決めと旅のコツ

2022年8月。中学1年生と中学3年生の娘と東日本大震災の被災地・福島へ旅した記録。まずはルートをご紹介。

ちょうど、処理水の放出が決まった週の週末。放出が行われたタイミングで少しドキドキしましたが、子供ともいろいろ話して、決行しました。

福島の太平洋側はクルマがないと東京・横浜からアクセスしにくい。さてどうする? ツアーは便利

東日本大震災の被災地のある浪江などの福島県・浜通りエリア。関東からのアクセスはそうよくはありません。クルマでドアtoドアで行ける場合は問題ありませんが、そうでない場合はしっかり計画を立てていく必要がありました。

東京から浪江までの電車ルートをたどった動画は以下をチェック!

主に東京から電車でアクセスする場合は、仙台まで新幹線で行って常磐線で北へ降りていくか、東京駅か上野駅から延々常磐線で行くかの2択でした。


しかし常磐線の「浪江駅」に到着した後も、各スポットへはバスやタクシーでのアクセスがそれほど便利ではないので、今回は、福島の被災地を巡るツアーを利用しました。

利用したのは、JTBの被災地を巡るミニマムなツアーですが。こういったツアーを定期的に継続的に行っているのはHISスタディツアーです。

現地の食文化などを体験できるものも多いので、時間的余裕があれば、HISのツアーも以下のリンクからぜひチェックしてみてください。

リンク先で、検索条件を「日本」に絞るとツアーが出てきます。

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子供とまわった福島1泊2日(浜通りルート)

【1日目/福島への旅】

【2日目/福島への旅】

  • カニ釣り体験(震災後新たなな観光創出プログラム)

  • 浜の駅 松川浦

  • ホッキ飯

  • 鹿狼山トレッキング

  • 道の駅 相馬

  • PM4時台 相馬駅発 (常磐線 特急ひたち)

  • PM9時台 横浜到着

上記下線のついたリンクからは、具体的な紹介記事に飛びます。詳しいポイントは紹介記事をチェックしてくださいね!

震災遺構として回るのは、震災遺構 浪江町立請戸小学校だけなのかな? と最初ルートを見たときに思ったのですが、福島浜通りエリアの浪江や相馬は回るだけで十分にいまだ震災の気配を感じる場所でした。

避難区域の状況(令和5年5月1日時点)https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/cat01-more.html

震災から10年歳月がたっても、帰宅困難区域であるピンク色のエリアをバスで走ると、人家があるべきところに何もない不自然さや、人の帰宅は困難でもソーラーパネルの設置ができるので、見渡す限りソーラーパネルが設置された風景に出会います。

一緒に回っている親の私が緊張した気持ちになっていたからか、伊豆や箱根をドライブするのとは違う違和感を子供たちも敏感に感じる様子で、言葉が少なくなり、スマホゲームを黙ってあやつっている様子は、普段の旅行の様子とも少し違いました。

旅行から帰宅した今も「福島」の意味は自分にとってこれだ! とか、私はこういう風に考えていると、明確に言えません。ただ、このことと向き合いたいと思っています。

日本人として、このことを考えないで生きていくのは自分としては恥ずかしいという気持ちももっています。

このことについて少しずつまとめていきたいと思っています。

車窓から見る被災地(1)広大なソーラーパネルの平原

車窓から見る被災地(2)自然エネルギーの様々なとりくみ

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車窓から見る被災地(3)人家があっただろうところに今だなにもなし

車窓から見る被災地(5)沿岸部の海岸の周囲に植えられた松の育成の様子


車窓から見る被災地(6)魚屋さんの放射能測定結果掲示

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福島(浜通り)浪江エリアへ旅して思ったことーこの10年で復興が進んだというよりも、復興が「今」はじまったエリアだった

東日本大震災3月11日。3月22日生まれの中1の次女が生まれる直前に起こりました。

予定日直前であまりのショックで予定日がどんどん遅れていったのと、SNSでフォローしていた同時期出産のママたちの悲鳴のような叫びが今でも、次女の誕生日が近づくとフラッシュバックします。

この時生まれた次女と、ネットフリックスで放送が開始した「THE DAYS」という福島第一原発の所長を中心とした番組を観たことがきっかけで、今回福島へ旅することにしました。

「THE DAYS」を観ているとき、中1はかなりのショックを受けて、1回の番組の間に何度もふらふらと席をたちます。

11年経ってから訪れたのだから、もうその爪痕はほとんどないのかもしれないという気持ちででかけましたが、むしろ、あれから11年間時間は止まっていて、復興や新しい産業は今ようやく立ち上がりはじめているところのように感じて、その影響の大きさを感じました。

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