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【ほぼ毎日レビュー】映画「ゴジラ-1.0(ゴジラ-マイナスワン)」★★★★☆日本人なら絶対見ておきたい映画! 海外でいつも日本の何が評価されるのか?の 視点を得られる映画

総合評価 スキ★★★★☆/映画「ゴジラ-1.0(ゴジラ-マイナスワン)」

感想は一言。「見終わった後にじわじわ『面白かった』が迫ってくる! ぜひ観て!」につきる。

公開終了後にも関わらずこの連休の5月2日に上記予告編のYoutube動画は1,000万回を突破。5月6日の今日には1,010万回を突破し映画の予告としては極めて異例の再生回数となっていて注目度の高さがわかる。

AmazonPrime会員向けの映像配信サービス「Prime Video」でも5月3日より映画「ゴジラ-1.0」の無料見放題配信を開始。このタイミングでアマゾンプライムでは大量のゴジラ作品を一気に公開! 入会最初の30日は無料なので一気にみたい! という場合は無料期間内に毎日1本程度観て解約するという手も! リストはあまりに長いので最後につけておく。

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日本の映画作品として第96回アカデミー賞で初めて視覚効果賞を受賞したが、このSFX(特殊撮影(特撮))費用が10億かからない激安! ということでも話題になっていたのが気になっていた。現在全米でも興行収入が150億円を超え、あの韓国映画「パラサイト」越えしている。観ればわかるけれど、10億円のSFXと100億はまったく別物!

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あらすじ/映画「ゴジラ-1.0(ゴジラ-マイナスワン)」

ゴジラ70周年記念作品。太平洋戦争で焦土と化した日本で、人々が懸命に生きていこうとする中、突然現れた謎の巨大怪獣が復興途中の街を容赦なく破壊していく。残された名もなき人々に、生きて抗う術はあるのか。

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ここがよかった/映画「ゴジラ-1.0(ゴジラ-マイナスワン)」

目の前の映画の激安SFXのすごみに、マイナスからの日本の戦後復興のイメージが重なる。マイナスからの裏にマイナスのなかで生き抜く人の心の痛みがあることを感じて、日本が怖くなる面白さがあった。痛みをを抱えながら技術と精度を磨き続けるすごみ。

このゴジラ映画のタイトルの「マイナスワン」も秀逸。

舞台は1946年。特攻隊が怖くて逃げだした主人公(神木隆之介)の目線から、復興へ向かい始めた人々を無(ゼロ)から負(マイナス)へ叩き壊すゴジラと、ゴジラに抗い必死に生きようとする人々の姿を描いていることから付けられたタイトルだ。

冒頭の戦争から引き揚げてきた主人公が目にする東京の街のボロさが「ひどい」。最近の世界ニュースで目にするどのスラムや難民キャンプよりひどい。

この様子に一緒に見ていた子供が一瞬ひるんだ。戦争を生き延び今このボロボロの「ゼロ」世界でなんとか正気を保っていきているのに、さらにこれをわけのわからないゴジラに意味もなくボコボコにされ「マイナス」の世界へひきずりこむのか! 主人公のうちに灯る炎が観ているわたしの心にも灯った

戦争映画だなんて一言も言わないのに、戦争とは違うゴジラを描いているのに、「戦争はいけないのか?」「戦争の本当の悲惨さとは何なのか?」に素直に思考を連れていく。エンタメ映画のすごさがある。

また世界の映画の1/10の製作費のSFX。10憶と100億のクオリティの差は歴然としている。これより100億のSFXのほうがすごいんだ。それなのに、こっちがかなりカッコイイ。これは何なんだ? わからない! 理解できない! なのになんだかスゴイ。

これは日本の戦後の痛みから生み出されたものなのか? オーマイガー! 「ゼロ」や「マイナス」の世界からしか生まれないもののか? JAPANわからない。。。とアカデミー賞の審査員から思われた気がした(想像)。

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印象に残ったセリフ・シーン/映画「ゴジラ-1.0(ゴジラ-マイナスワン)」

生きて」。

特攻隊から逃げたことを告白する主人公に浜辺美波演じる女性がかける言葉だ。

「生き延びたんだ」だから「生きて」

飽食と浪費の時代では「生きる」の価値が低い。生きる意味が見えないなどという人もいる。

私たちは今ここにいるだけで、たとえ戦争でなくても「生き延びたんだ」だから「生きる」。「生きる」ために目の前の自分ができることをする。そうやって生きた人の生き様をつきつけられる。2時間弱の映画でそういう世界に身をおけるのがこの映画の凄さだ。

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こんな人にオススメ/映画「ゴジラ-1.0(ゴジラ-マイナスワン)」

戦争・生きるといった、深いテーマをエンタメとして見ながら考えさせられる。

連休などの時間があるときに是非見てほしい映画! また、これから海外へ出る中高生、大学生にもぜひ見てほしい。

これからの子供にとっては「ゴジラ」は海外の同年代との共通言語の1つになりそうというぐらいすごみありの映画。

若い感性で観たのならさらにビンビン感じるものがありそう。

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  4. 「シン・ゴジラ」

  5. 「ゴジラ」

  6. 「ゴジラの逆襲」

  7. 「キングコング対ゴジラ」

  8. 「モスラ対ゴジラ」

  9. 「三大怪獣 地球最大の決戦」

  10. 「怪獣大戦争」

  11. 「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」

  12. 「怪獣島の決戦 ゴジラの息子」

  13. 「怪獣総進撃」

  14. 「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」

  15. 「ゴジラ対ヘドラ」

  16. 「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」

  17. 「ゴジラ対メガロ」

  18. 「ゴジラ対メカゴジラ」

  19. 「メカゴジラの逆襲」

  20. 「ゴジラ ('84)」

  21. 「ゴジラ VS ビオランテ」

  22. 「ゴジラ VS キングギドラ」

  23. 「ゴジラ VS モスラ」

  24. 「ゴジラ VS メカゴジラ」

  25. 「ゴジラ VS スペースゴジラ」

  26. 「ゴジラ VS デストロイア」

  27. 「ゴジラ2000 ミレニアム」

  28. 「ゴジラ×メガギラス G 消滅作戦」

  29. 「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」

  30. 「ゴジラ×メカゴジラ」

  31. 「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京 SOS」

  32. 「ゴジラ FINAL WARS」
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