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どうしてクリエイティブ育児?

クリエイティブな子育てを研究、実践、検証している二児の母です。

クリエイティブな子育てとは?
なぜ私がそこに行き着いたかまとめてみた。


  1. クリエイティビティは重要なスキル?

  2. 子育てって、実はめちゃくちゃクリエイティブじゃない!?

  3. クリエイティブ教育。日本の現状。


1.クリエイティビティは重要なスキル?


色々な育児本や教育系の研究者や先生方は口を揃えて、

「正解のない時代を生きてゆく子供達には、問題を解決するための創造的で豊かな発想力が求められる」

と、主張している。

確かに私たち自身ですら身をもって感じる、経験則と過去の問題解決例だけでは乗り越えられない壁。そんな壁にぶち当たった時、頼れるのが自由な創造力。クリエイティビティというわけ。

既存のレールがどれも脱線している中、新たなルートを探して、あの手この手を使って自分の生きる道を創造していかなければならないこれからの子供達。

こうやったら幸せになれるよ〜と、プロセスを提示できなくなった大人たちが、子供たちにしてあげられること。
それがクリエイティビティ、創造力を伸ばしてあげるってことなんだろう。

2.子育てって、実はめちゃくちゃクリエイティブじゃない!?


母親は妊娠から常にあらゆる面で創造的と言えるよね。
出産してからはまさにその場、その場で判断に迫られる。
今この瞬間、最良の解決方法は!?
と、あの手この手で乗り越えてる。
子育てがクリエイティブとは間違いなく言える。
ここではまさに「一人の人間を創造している」という意味でのクリエイティブ。

それとは別に、教育的観点での「クリエイティビティ」。
創造性豊かな子供を育てるための創造力と言うべきか。

ルートの選び方を教えてあげるというのがこれまでの多くの親の役目だったとすれば、新時代の親は、子が自ら進むべきルートを見つけだせるよう、親自身もクリエイティブな思考で子を導かねばならなず、クリエイティビティは子供だけでなく、親も必須のスキルと言えるようだ。

例えば昆虫に興味を持った子供と一緒に図鑑を見て、アミと虫カゴを持って虫取りに行き、もっと珍しい虫を見に博物館へ行き、公園で拾った木の実で虫の制作をしてみる。
子供の好奇心、興味を上手に見出し、自由な発想で行動や形にしていく・・・
決して押し付けではなく。

この実体験からの学びは、子供のクリエイティビティの醸造につながってゆくと思う。
(ここでモンテッソーリの視点が生きてくる!)

一つのコンテンツを様々な角度から、その子に合った方法で深める。
親に求められるクリエイティビティってこんな感じのものなのかも。
これは、そうとう高度なクリエイティブ!

3.日本の教育とクリエイティビティ


日本を取り巻く様々な状況から、どうやらグローバル競争に加わることからは逃げられそうもない。
将来、可愛い子供達が切磋琢磨するであろう世界のキッズたちの教育はというと、どうやら日本とは様子が異なるらしい・・・(この辺りの話はまた後日)

私が仕入れた様々な情報によると、この2点が大きく日本と異なる部分らしい。

・自分の意見をしっかりと言語化することが年齢に関わらず、徹底して求められる。

・創造的なこと、独創的なことが評価される空気感。

クリエイティビティを伸ばしたいと考える上で、自分の意見をはっきり言えること、そして創造力や新しいアイデアを受け止めてくれる土壌がある環境は、とても有利に働くだろう。

日本の場合は、一旦公教育に入ってしまえば、なかなかクリエイティビティを発揮し、磨いてゆくのが難しい。
「みんな一緒に」が頑固にがこびりついている。
と、批判めいたことを言いながらも、親である私自身が、日本の教育の概念から抜け出すのが案外難しかったりする。
長年にわたり染み付いた感覚が、自分が思わぬ部分で顔を覗かせ、子供の伸ばすべきところを摘み取っているなぁと感じることも多いのが悩ましい・・・。 

クリエイティビティを発揮する環境作りには、日本の感覚が染み付いた脳はアップデートする必要があると考え、日々色々と情報収集している。
日本の公教育を受けながら、いかにクリエイティビティを伸ばすか、クリエイティブな子育てをできるかが、私のチャレンジである。

まとめ

・クリエイティビティは正解のない時代を生き抜くための必須スキル

・クリエイティビティを伸ばすため、親がクリエイティビティを磨く。

・クリエイティブを発揮するための環境づくりが今後の課題。

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