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引き寄せアファメーションで脳を書き換えるコツは3つ ~食い違う猫の記憶で確信したこと~


こんにちは、エエメエです!(^^)!

“引き寄せの法則” で「アファメーション」ってありますよね。

なりたい自分になっているかのごとく宣言するっていうヤツです。

たとえば、

「すべて、うまくいっています」

「私は自分にふさわしい人と出会い、結婚しました」

「私は本を出版し、100万部売れました」

「私は全国各地で講演活動をしています」

などなど。

アファメーションとは、自分にとっての理想の状態を、すでに起こったかのように完了形で唱えることです。

繰り返し唱え続け、それが心底信じられる状態になったとき、現実はそのようになります。

それは、自分が発した言葉を実現させようとする脳のメカニズムによるもの、あるいは、言葉を信じた脳によって波動が変わり、同じ波動の事象を引き寄せる、とも言われています。

実際に、このやり方で望みを引き寄せた方も多いのではないでしょうか。

私が思うに、ここでの一番のミソは「脳は騙されやすい」というところです。

脳は現実とフィクションの区別がつかないそうなんです。

ですから、アファメーションで理想の状態を完了形で唱えることによって、さも自分が体験したかのように錯覚します。


実は私は「引き寄せの法則」を長年研究(?)している人間でありw、そのことについてはよく知っていたのですが、GWに実家に帰った際、興味深い体験をしたので、皆さんにもシェアしたいと思います。

アファメーションに懐疑的な人や、自己洗脳が苦手な人にとっても、何らかのヒントになるかもしれません。


◎猫が押し入れに入ったのを見たのは私とお母さんだけなのに...


みなさんは、帰省して実家の家族と会った時や、昔からの友人達との集まりの時などに、決まって語られる昔の思い出エピソードってありますか?

多かれ少なかれありますよね。

私の実家でも、毎回テッパンで語られるエピソードがいくつかあります。

その一つがこの猫の話です。

私が10代の頃のある日、実家の裏口に一匹の野良猫が来ました。
やたらと人懐っこかったので、撫でたり食べ物をあげたりしていました。

それが2,3日続いた頃、その猫が突然赤ちゃん猫を口にくわえやってきて、ちょっとの隙に家の中に入り、両親の寝室の押し入れの中にまで入り込んでしまったのです。

それを見た母親が、ギャーーーッとなって慌てて猫を外に出し、それ以来その猫がくることはありませんでした。

(40年近く前の昭和の田舎のため、今のように保護猫という概念がなかったのでそこは悪しからず💦)

...まぁ、家族の思い出話ですから、他愛もないものです。

で、この話が出ると毎回母と私で、「あれはビックリしたよね~!」とか、「可愛かったけどね~」とか言って盛り上がります。

父と弟は、その場にいなかったので「アハハ」と笑って聞いているだけ“です”。
いや、 “ でした ” 。
これまでは。

先日のGW、帰省中の実家で、例のごとくこの猫の話が出ました。
すると、当時その場にはいなかった父親が、その情景をさも自分が見たことのように、いかにも可笑しそうに言うのです。

「あれはビックリしたな~、押し入れの中に入って行くんだもんな~」と。

「え?」(私)

更に、弟までもが言います。さもあの時そこにいたかのように。

「あれはひどかったよね~、離れの方の押し入れだったよね」と。
(実際には母屋の押し入れだが)

「え?」(私)

母の顔を見ましたが、ただただ微笑んで2人の発言を聞いています。

一瞬、これってパラレルワールド!?とも思いましたが、カラクリは恐らくこうです。

家族で集まる時に高確率でこの話が出ていたので、父と弟は繰り返し聞いているうちに、自分がその場にいて体験した事になってしまった。
それどころか、事実とは違う、自分の脳が創り出した情景に変わってしまっってもいる。

“脳の騙されやすさ” 恐るべし、です。w

◎アファメーションで脳を書き換えるコツは、リラックス、反復、忘却


引き寄せのためのアファメーションの極意は、それがさも実現したかのように脳を錯覚させることです。

自分の中で疑いを持っていると、なかなか引き寄せが叶いません。

今回実家で、父と弟の記憶がいつのまにか書き換わっていたことを目の当たりにして、私は意図的に脳を錯覚させるヒントを見出しました。(大げさw)


おさえておくべきは、たったの3つです。

☆脳の書き換えのコツその① リラックス

野良猫が家の中に入り込んでしまって大変だった、というエピソードはいつも、家族が集まって、食べたり飲んだりしながら団らんしているという場面で話されてきました。
その時は心身共、リラックスしている状態です。

ですから、自分でアファメーションを唱える時は、心底リラックスしている状態を創り出すことが大切と考えられます。(心地良い空間、深呼吸、好きな飲み物を飲みながら、など)

心底リラックスしている時にアファメーションを唱えるのもいいと思います。(お風呂に浸かって「はぁ~っ」となった瞬間など)

☆脳の書き換えのコツその② 反復

家族で集まった時に高確率でこの話が出ていました。
何十年という間、父と弟は繰り返し聞いていたことになります。


ですから意図的にやる場合も、繰り返し唱えることが大切です。
文字に書いたり、言葉で発し自分の耳で聞いたり
日常の習慣に組み込むといいと思います。

☆脳の書き換えのコツその③ 忘却

実家での団らんは主に、お盆、正月、ゴールデンウィークです。
年に数回です。
いい具合に過去に話したことを忘れている頻度です。
実はこれが一番重要なことだと思っています。

日頃はまったく思い出さない記憶を、時々ひっぱり出してくるのです。
この時なんらかの変化が起こるようなのです。

矛盾していると思われるかもしれませんが、アファメーションは一定の期間集中して取り組んだ後、忘れてしまうことが大切です。
“忘却力”が必要になってくるのです。 ( ここは得意w)

“忘却”について、知の巨人と呼ばれた外山滋比古先生による説得力のある考察を、以下にご紹介します。

記憶は新陳代謝をするということである。
記憶は忘却の力を借りて代謝をおこし、再生されるらしい。
記憶はそのまま保持されるのではなく、忘却によって変化させられる。
そのあと、忘却しきれなかったものが、再生される。
この記憶もしばらくするとまた忘却のスクリーニングを受けて少し変貌する。
これを繰り返しているうちに、もとの記憶が、大きく、あるいは少し変形する。その変化は美化であって、醜悪化されることは少ない。
忘却は記憶を改善する作用を持っているように思われる。

外山滋比古 著 「乱読のセレンディピティ」より

◎まとめ

「アファメーションによる脳の書き換え」のコツをまとめると、

①アファメーションを唱える時はリラックスしながらを心がける。

②一定の期間、唱え続ける。(私の場合は、1日1回、100日間)

③一生懸命唱え続けたアファメーションを忘れる。


以上、GWで里帰りした際の家族との会話から、アファメーションによる脳の書き換えのコツを見出した、というお話でした。w

どなたかのご参考になれば。

最後までお読み頂きありがとうございました(^^)/


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