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「私の文章、ぶっちゃけどう?」を解決した話

noteは自分の記録を置いておく場所。
でも、どこかの誰かに読んでほしい。
スキとかコメントとか、やっぱりほしい。
じゃあ、この書き方で続けていていいのか…?

この気持ち。
思い当たる人、実は多いのではないでしょうか。
その1人が、私です。

「私の文章、ぶっちゃけどうなの?」

知り合いには読まれたくないけど、誰かに聞きたい。
できれば、文章に携わっていて客観的な意見をくれる方に、なんとか聞くことはできないだろうか。(欲張り)

…その欲張りが、実現しました。
ライティング講座に通い始めた話ではありません。

私が申し込んだのは、くろめがさんの添削サービスです。

“note”で書く意味

noteという場所は、もともと自分の記録用として始めたものでした。
日記や、自分の考えを置いておくところ。

でもそれなら、誰にも見られないメモアプリや、紙の手帳、ノートでもいいのでは?
noteを選んでいる以上、「記録用」とはいえ、「誰かに読んでほしい」という隠せない気持ちがあるのでは?

それに最近、気付きました。
いや、初めからそうだったんだと思います。

知り合いには読まれたくない、でも、誰かに読んでほしい。少し共感してもらえたり、「スキ」やコメントがついたりしたら、書いてよかった!と思える。

自分のnoteが、「記録」から「発信」の意味を持ち始めました。

人に読んでもらおう

さて、発信するとなると、ひとりよがりでない、より良い文章にしなければ、と思うのですが…
実際のところ、自分の文章ってどうなんだろう?という疑問がわきます。

文章の書き方そのものは、本を読んだり調べたりすればある程度、知ることができそうです。それこそ、発信している方もたくさんいます。

でも、「自分の文章が」読みやすいのか?どうすれば良くなるのか?
それを知るためには、誰かに読んでもらって、意見を聞くしかない!

私がそう強く思ったのも、くろめがさんの記事を読んだからでした。

私は書き方でも話し方でも、その時よく読む文章やよく話す人に影響されやすいです。
noteを続けている以上、自分の文章はよく読みます。だからどんどん自分の文章に影響され、癖が強くなり、ハマっていってしまうと感じていました。

上達の一番の近道は、自分より上手い人にフィードバックをもらうこと!そしてそれを元にきちんと最後まで手直しをして「仕上げる」こと。
くろめがさんの記事より

やっぱり、そうなんだなあ。

そう思っていたら、くろめがさんご本人が添削サービスを始められていて。
しかもちょうど、エッセイ派に向けての記事が公開されていました。
そこに質問をコメントしたら、丁寧にお返事をいただいて…

これも何かの縁だ!と、思い切ってご連絡することにしました。

書くときに意識すること

さっそく、添削してもらいたい記事を送ることに。
記事を決めるのに悩みましたが、くろめがさんはそれについても相談に乗ってくださいます。

私は、ビューはそこそこだけど、思い入れのある出来事を書いた記事を選びました。

また、添削をお願いするにあたり、いくつか質問項目があるので、あわせて答えていきます。

・何用の記事で、読んでほしい読者はどんな人か?

・ご自身ではその記事をどう思うか?
(満足?不満?不満だとしたらどういったところが?)

・ブラッシュアップ後はどんな文章にしあげたいか?
(もっとご自身のビジネスに繋げたい、スキに繋げたい、ビュー数を上げたい…などなど)

・私からのブラッシュアップに期待することはなにか?
くろめがさんからの質問

これが実は、すごく大変でした…
結局、大きくは「何を考えて文章を書いている(書いた)か?」という意味を含む質問だと思うのですが、なかなかぱっと出てこなくて。
「そもそも私、何も意識してなかった」と、添削を受ける前から反省。

特に、読者のことは正直あまり考えていませんでした。日記に近いけど、共感してくれる人がいたらいいな…というレベルの記事。
はたしてそんなものを添削してもらってもいいのだろうか、と悩みもしました。

でも、せっかくフィードバックをいただける機会なのだから、「自分の文章がどうなのか聞いてみたい」という動機だけではあまりにもったいない。この記事を選んだ理由も自分に問いながら、答えを書いていきました。

いろいろな観点を知る

後日。届いたくろめがさんからの添削は、本当にありがたく、ためになるものでした。
しかもそれは、送った記事に対する直接のコメントだけでなく、他の記事のようすやアカウントの方向性まで含まれていて。
客観的につっこんだアドバイスもしてくださり、そういう観点があるんだ!という気付きをたくさん得られました。

・読者目線での印象
・ボリュームを持たせたいポイント
・「発信」するときのテーマ意識
・これまでの記事の傾向から、今後どう書いていくか

などなど…
具体的にさまざまなアドバイスをしてくださいました。

細かい内容は自分の中に留めておきますが、引用の許可をいただいたので、ひとつだけ紹介します。

好きなエッセイストさんや作家さんの文章を、
マネしたり分析したりして、どうして「スキ」を押したくなるのか考えてみてください。

・面白かったからなのか
・共感なのか
・応援なのか
・考察や分析にへぇ〜となったのか
・ためになったのか

色々あると思います。

その中から、ご自身の記事に合いそうなものを取り入れて、
ご自分の「勝ち(伸びやすい)」スタイルを作っていってください。
フィードバックより

これを聞いて、私の中の“分析が好きな私”が顔を出し、メラメラ燃えてきました。
自分が「スキした記事」って、アカウントのページにありますよね。今までそれを見返すことをあまりしてきませんでした。もったいない!

非公開マガジンを使って分類したり、なんならExcelも引っ張り出してきて傾向をとってみたり…など、できることはいろいろありそう。

その上で見えてきたものを参考にしつつ、自分が面白いと思って書けるテーマやスタイルを見つけて、試してみる。
考えていると、なんだかわくわくしてきます。

これからのこと

自分の記録用になんとなく始めたnote。
いざ発信するとなったとき、どういうポイントを意識して書いていけばいいのか、検討もつきませんでした。

それに対して、具体的にいろいろな視点を示していただけたことで、まだぼんやりとですが、方向性が見えてきた気がします。
今は、これからどうしようか?と、前向きな気持ちです。

ライティングの講座やスクールにも興味はあります。
ただ、自分の記事を直接みてもらって、客観的にフィードバックを受ける。それだけで、こんなにいろいろなことが浮かんでくるものなんだなと思いました。

ただ見てもらうだけではだめで、これからどう書いていくかが本番。
でも、意識しすぎて書くことが面白くなくなっては本末転倒、とくろめがさんもおっしゃっていました。

まず自分が面白がって書くこと。
それを忘れずに、これからもnoteを楽しみたいと思います。

くろめがさん、ありがとうございました!

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