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「何者かになりたい私」を成仏させる

1年前に書いた記事を読み返していた。 なんだか固く、よそよそしい書き方でもぞもぞする。 でも書き残していて本当に良かった。今読むと「こういう悩み、みんな通る道だよね」くらいに思える自分がいる。 「何者かになりたい」と検索すると、「症候群」とか「病」なんて出てきた。うわあ、ちょっと嫌だ。それくらい、悩んでいる人が多いってことなのかもしれない。 下に書いた3つの記事は、30歳になる前となって直後の、キャリアもやもや三部作と呼んでいる(いま決めた)。 「はて、私はいったい何者

心の中にお守りを

ここ数日、なんだかずっとざわざわしている。 今日は特に、何を見ても聞いても落ち着かないので、とりあえず言葉にしてみたくてnoteを書く。 書いてみて、これは投稿すべきなのだろうかと思ったけれど…えいっと公開してみることにした。 ざわざわしている理由に、心当たりはいろいろある。 ゴールデンウィークに夫が体調を崩して、後半はほぼ布団の中だった。自分も移らないようにしっかりしなきゃと、せっせと家を回す。でも、やっぱりちょっと落ち込んでしまう。 いまは無事に元気になって、いつも

画面越しに届いたラブレター

「エッセイ読んでみたい!って思いました」 会うのはオンラインで2回目。ほぼ初めまして。 そんな人が、画面の向こう側から言ってくれた。 びっくりして、上手く反応できていなかったかも。 こんなに嬉しいことはない。 がっちり握手したくなっちゃった。 とある講座で、自分の想いとか強みとか、持ってるものを棚卸しするワークがあって。 今、それをお互いに見せ合って壁打ちしているところ。思いついたことは、わりと無責任にぽんぽん言い合う。それを良しとする会。 かなり自分の毒っ気をさら

組織の中で“自分を守るために”やると良い3つのこと

会社員としての生活が一区切りした。 場所や立場、時には会社を変えながら、いつも何かの組織に入って仕事すること8年。たった8年なのかもしれないけれど、良いところも嫌なところもたくさん経験した。 今、「組織の中ではこうしたら上手くいくんじゃないかな」という、自分なりの考えがまとまりそうだから書いておきたい。 それは組織のためというより、まずは“自分のために”意識したいこと。巡りめぐって、組織のためにもなるかもしれない。 これから初めて会社員としてはたらく人へ。 そして、もし

子どもながらに、理不尽だと思って泣いた日のこと

小学5年生のバレンタインの日、学校から帰ってきて大泣きした。 週末に母と作ったチョコは、たくさん紙袋に入ったままで。 泣いたのは、失恋して悲しくて、ということではなくて、先生たちにめちゃくちゃ怒られたからだった。 学校にお菓子は持っていっちゃダメ、そんな暗黙のルールはたしかにあったと思う。 でもこんな日くらいは、こっそり持って行くくらい許してほしかった。 クラスメイトのだれかが見つかって、みんなに目が向けられて。結局、「持ってきたやつ、もらったやつは白状しろ」みたいなこ

手放すことと、残すこと

いろいろなものが増えた一年だった。 興味のあることに少しずつ手を出して、新しい勉強も始めた。読みたい本が積まれた本棚はいっぱいになってきているし、初めて会う人も行った場所も多かった。 増やしたものはたくさん思いつくのに、手放したものがピンとこない。あんまり自覚なかったけど、キャパオーバーだったってことか。 でも、今年は新しいキャリアに踏み出したくて、やりたいこともたくさんある。まだまだ増えるものが多そうで。 だからもっと何かを減らす、手放すってことも意識しないとなあ。

今年の秋はじめて知った、金木犀の味

金木犀を食べたことってありますか? 夜が少し過ごしやすくなってきて、リンリンと虫が鳴き出して。帰り道にふと、どこからか漂ってくる香り。毎年「ああ、いよいよ秋だ」と思うきっかけ。 そう、あの金木犀。 私は今年はじめて食べました。 それは、金木犀シロップを使ったケーキ。 初めは正直、よくわからなくて。 生地のバターの香りやクリームの甘さを味わいながら、「うーん、金木犀はどこにいるんだろう」と噛みしめること数秒。 ふわっと、たしかに香ったんです。 「いる!金木犀!」と、思

ゲームだって慣れるまでは苦労したんだからさ

「わりと何でも、バランスよくできちゃうタイプなんじゃないですか?」 最近そう言われて、たしかにと思って。 「これほんと無理だ、どう頑張ってもできる気がしない…」みたいなこと、あんまりなかったかも。運動以外は。 だから、といっては変かもしれないけど、今の私は、“できない”とか“わからない”ことに対しての耐性があまりないと思う。そういう物事に出あうと、「もうやだ向いてないわ、やーめた」って避けがち。 ちょっと思い当たることもあって。 昔から運動神経はめちゃくちゃ悪かったの

子どもがほしいと思えなくなったのはいつからだろう

出産と子育てのことで、ずっともやもやしている。 noteでさらけ出したら、きっとどう書いたって、誰かを傷つけると思う。 発信する必要があるのか、今も悩んでいる。

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30歳の私、「あの時やっとけばよかった」はもう言わない

ここ数年、何度も言ってました。 「学生の時に知りたかった」 「そういう大学に行っておけばよかった」 「無職だったあの時に始めていればよかった」 って。 接客の仕事を辞め、コロナ禍が始まり、とりあえず事務仕事がやりたくて派遣で働き始めて、でも世の中にはもっといろんな働き方があると知りました。 今、「どんな仕事がしたい?」と聞かれたら。 好きな文章を書いてお金をもらう。 紙ものやwebサイトのデザイナーになる。 本と本屋にかかわる仕事につく。 日常を撮るカメラマンになる。

先生との相性がいかに大事かって話

久しぶりに、勉強を再開した。 昨年末に投稿したこちらの記事。 HTML/CSSをやってみようとして、本を購入し、面白いかも!と途中まで進めていたけれど、実はその後やめてしまっていた。 その間、半年。忘れてしまっている部分も多かった。正直ほとんど忘れていた。でも、やってみたら少し思い出してきて、ノッてきたらめちゃくちゃ楽しい。気づいたらあっという間に時間が過ぎている。 きっと、この本が私にすごく合っているのだと思う。 作りたいサイトの完成形がはじめにあって、それと現状を見

小さな「得意」の見つけ方

ここ数年で、職場でも家庭でも、他人と過ごす時間が増えました。 職場で隣同士の人たちと同じ作業を進めたり。 家では、細かな家事を気づいた人がやっていたり。 そうしたら、なんだか自分の得意が見つかったような気がしています。 「得意」ほどではなくても、「これならいくらでもできる」みたいなこと。 自分は何が得意で、何が苦手か。 苦手なことは自覚しやすいけど、得意なことって考えると難しい。 「得意なこと」は、「意識しなくてもできてしまうこと」というような言い方もするようですね。そう

本は読めるのに、ドラマは観られない

今日の22時までに観ないと、更新されて観られなくなってしまう。 どうしよう。今夜、観れるかな。 これはいつもの、最後まで観られないパターンか… ドラマの話。 『あなたがしてくれなくても』です。 2話の放送も終わってからかな。 1話を観てみたらハマってしまって、続けて2話も観て、これは早く続きがみたい!と、その後もTVerで追いかけています。 奈緒ちゃんが見たくて見始めたら、瑛太さん=“陽ちゃん”のビジュアルがあまりにもタイプで。あの雰囲気、好きなんです。ダメなやつなんだ

「何も決まってない」って、苦しいかも

私、焦っています。 読みたいと思った本をどんどん買って積み上げて、なんだか安心したり。 今まであまり観る習慣のなかった、テレビドラマやアニメに手を出したり。 一方、noteはぜんぜん書く気にならず。 言ってみれば、現実逃避です。 今の状況が自分の中で次第に苦しくなってきたから。 先日、こんな記事を書きました。 でも今は、この前向きな気持ちが私にない。 なんだか暗いし、さらけ出して良いものか悩みますが、まあ書いてもいいかと思って。 今の気持ちもnoteにまとめてみること