大人の休日俱楽部パス使ってみました♪(前編)
2023年6月26日 新潟方面(その1)
かねてから気になっていたJR東の「大人の休日倶楽部」にやっと入会し、年間3シーズンのみ発行されるフリー切符「大人の休日倶楽部パス」を購入、新潟に向かいます
今回行きたいところは「笹川流れ」で有名な桑川駅の目の前にある民宿兼食堂の「ちどり」さんです
東京9:12発 とき311号
東京9:12発の「とき311号」は東京を出ると途中大宮しか止まらない速達列車で、終点の新潟には10:41に着きます
通常の「とき」が2時間前後かかるところを30分も短縮するとは素晴らしい!早い列車には心が躍ります
それでは今日の1杯目をw
さて、自由席に乗り早速頂きます♪ 月曜日の朝ですし辺りはビジネスの方が多いのですがお構いなく開封w
梅雨時ですから天候が心配でしたが晴れてくれました。あっという間に新潟に着きます
新潟10:48発 いなほ3号
新潟からはシーサイドライン羽越本線です。以前はキハや「あけぼの」めあてに足繫く通いましたが、最近はご無沙汰です(笑)
新潟駅もすっかり新しくなり、並行乗り換えができるようになってらくちんになりました
桑川を目指すのですが、鉄道のみの移動だと14時過ぎになりますので、一度村上で下車しバスで向かうことにしました
「大人の休日倶楽部パス」のいいところは、わずかな区間でも遠慮なく特急列車に乗れるところです なんせ自由席なら4日間乗り放題ですから♪
海に出る前の羽越本線に別れを告げ、村上で下車 バスまで時間があるので市内を散策することにしました
村上は三面川(みおもてがわ)を遡上する鮭で有名ですが、その伏流水で醸す銘酒「〆張鶴」の故郷でもあり、自身が食卓で愛用する「テンヤ醤油」の産地でもある興味深い土地です
駅から10分ほど歩きお目当ての「酒のかどや」さんに到着しました
店内で目の保養をしてから(買わないんかい!)お店の目の前のバス停から桑川方面のバスに乗り込みます
新潟交通観光のバスは想像より2周り小さく、購入したビールを飲むのがはばかられる状況です ピンチ!
安心してください、吞んでますよww
新潟に来たらやっぱこれですね
実はこのバスが大正解。鉄道では通らない海沿いを延々と走ってくれます
30分ほどシーサイドドライブを満喫、目的地の桑川にたどり着きました♪
(つづく)
2023年6月26日 新潟方面(その2)
桑川「ちどり」
バスは13時前にJR羽越線桑川駅前につきました
食堂に伺うには遅めの時間です
店内はこの時間でもほぼ満席です 以前羽越線の写真を撮りに来た時に発見し、うまさと安さと素朴さでファンになり、その後何度か伺いました
今回は夏カキを目指してきたのですが、以前来たときは店頭に「カキあります」みたいな看板が出ていました
今日はないけど大丈夫かしら?
海を見ながらのビール最高! しばらくしてカキ定食がやってきました♪
いろいろ乗っていてカメラに入りきりません♪
煮物・煮魚・旬の岩カキ・サクランボ・小鉢・もずく・香の物・味噌汁そして岩船のコシヒカリライス!旨くないわけがありません
カキを巡る名言で有名なジョナサン某にも召し上がっていただきたい、臭みもえぐみもまるでなく ただただスムースでクリーミーな岩ガキうます
で、お代わりは〆張鶴の「花」を常温で カキにあうあう で、あっという間に列車の時間に
あーおいしかった ごちそうさまでした
食堂ちどり http://www.e-chidori.com/syokudou.html
旅はまだまだ続きます♪
村上散策
再び村上に戻ってまいりました 次の新潟行き特急までは小一時間あるので、またもや村上を散策します
まずは「てんや味噌醤油店」さんへ 徒歩15分ほどですが時短の為タクシーで伺いました こちらのしょうゆはまろやかで甘みがあり煮物や刺身に愛用しています なかなか東京では見つかりません
せっかくなのでいつもの金製(赤キャップ)と淡口(白キャップ)を爆買いww
そそくさと次の目的地に向かいます
10分ほど歩いて村上観光のメッカ「イヨボヤ会館」に着きました
以前から伺いたかった場所です
入館料は大人600円ですがイオンカードを見せたら500円にしていただきました 時間がないので三面川に面した水槽にGo!
ちらほらですが、実際に泳ぐ魚を見ることができました 鮭の遡上シーズンに来てみたいですね 駆け足で説明が足りてませんので施設のリンクを張らせていただきます
https://www.iyoboya.jp/
村上16:01 いなほ10号
わずかな時間を過ごした村上を後にして新潟に向かいます
実はこの先の予定をFIXしていませんでしたので、車窓の風景を追うこともなくスマホの予約サイトで今夜の宿を検索します
スマートホンが普及する前は出発前に旅程を決め、指定席を取り、宿を予約するのは当たり前でしたが、いまではフリーきっぷとスマートフォン1台で気ままな旅を楽しむことができるようになりました
あらためて佳い時代だと思いますw
16:49そろそろ帰宅の人が増えはじめた新潟駅に着きました
そういえば行きも帰りもいなほの自由席は混んでました
なんとか座れましたが平日でも途中駅から乗車される方は指定席をお勧めします
新潟「こばちゃん」
今日の晩御飯は新潟の本町通りにある「こばちゃん」で頂くことにしました
昼の「ちどり」とは違い事前情報もなく、さっき車内でネットで見つけた初訪店です どんなお店でしょうか 恐る恐るドアをあけます♪
お店はHP情報では17時からのようですが 30分ほど過ぎて入店したときはすでに多くのお客様でにぎわっていました
小上がりにお邪魔し、まずはビールを よく冷やしていただいていて美味しいです
注文は枝豆と佐渡のマグロをお願いします
ほどなくして二品が運ばれてきました
アツアツに茹でられた枝豆は甘みが強く香りもたち、ビールに合います
まぐろは新鮮の証か、臭みや雑味が一切なく自分好みの酸味がある極上の一品でした
こうなると日本酒が欲しくなります
今日はもうかなり飲んできましたが、新潟の食事に日本酒を外したら男がすたりますw
せっかくなので新潟の銘酒「壱醸」をいただきました うまい!
この後さらに2品を追加して店を出たのは18時半、なんと1時間の滞在でした
次の列車もあり長居はままなりません
どの品も大変おいしかったです 素材の良さですね
お店のリンクを張らせていただきます おすすめ店です☆彡
居酒屋こばちゃん https://r628200.gorp.jp/
新潟18:58 とき344号
銘酒の余韻醒めやらぬまま、バスで新潟駅に戻りました 新潟駅新しくなりましたが、レトロなバスターミナルは健在です
これからの道中は長い!3時間半を掛け大宮経由で盛岡まで向かいます
(新潟18:58 ⇒ 大宮20:31 ⇒ 盛岡22:27)
これも「大人の休日俱楽部パス」のなせる業 この乗車だけで元が取れお釣りも来ますw
新潟をでてからしばらくして日が落ち、闇の中を列車は進みます
22:27 人気(ひとけ)のない盛岡駅にはやぶさ45号は無事到着しました
あとはホテルに就いて寝るだけ!とおもいきや、探求心のつよいというか食い(呑み)意地の張っているkhkmaniaはひとまず荷物を宿においてふらふらと深夜の盛岡をさまよいます
されどなかなかお店が見つからず、迷っては歩き戻っては迷いしている間に、わずかに灯をともしていた店がバタバタと閉店してしまい、結局ありつけずに松屋で缶ビールと牛丼をいただき 日付が変わるころホテルに戻りましたとさ
長い1日が終わりました あしたはどこまで行きましょう <了>
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