カオマンガイコダイラ

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マガジン

  • ゆる短歌

    あんまりしっかりした短歌でなく、ゆるく作った短歌を上げています。週2~3回くらいで更新されるかもしれません。そこらへんもゆるゆると。

  • ジャカルタ備忘録

    2022年7月(くらい)から始まるジャカルタ生活の備忘録です。週1~2くらいで更新できればと思っています。

  • 超個人的エッセー

    自分が考えたことを文章にしたいなーと思って書いた散文を集めています。週1~2回くらいで更新できればと思っています。

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哲学だけは残しておいてほしい

こんにちは、みなさん。カオマンガイコダイラです。 私がなにゆえこんな名前を選んだか……は置いといて、みなさんはいま幸せですか? 私は幸せではありません。正確に言うと、世間一般から見ると「幸せでない」ということになるだろうなぁと思っています。内面では、時には幸せを感じる時もあります。資格試験に合格したとき、起き抜けに冷たい水を飲みほしたとき、春の川沿いを歩いたとき。 ただ、私は職場や仕事になじめず何度も休職と転職を繰り返してきましたし、高い家賃とじわじわ上がる社会保険料&年

    • いつからかひとりで越えし峠道さみしさつらさはかなさかなしさ

      #短歌

      • 【詩】ねむる

        ねむるねむる眠る時は夢を見ずにすむ ねむるねむる現実が隣に眠っている ねむるねむる私の朝、誰かの夜 ねむるねむる誰にも知られず眠る

        • カルチャーギャップを感じた4つのこと【ジャカルタ備忘録第6回】

          みなさんこんばんは、カオマンガイコダイラです。 私がジャカルタに来てから、早いものでもうすぐ3週間が立とうとしています。長かったような、短かったような……。相変わらずインドネシア語は全然話せませんが、今回は来て驚いた文化、生活の差を書いておきたいと思います。 ①トイレ 地味に最大の驚きを感じたのがここです。多くの国でそうですが、ジャカルタにはトイレットペーパーが流せないトイレがいっぱいあります(タンクがなくて水流が弱いトイレが多い)。それどころか、私の住んでいるコス(集合

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        哲学だけは残しておいてほしい

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        記事

          旅立ちの日【ジャカルタ備忘録第5回】

          こんにちは、カオマンガイコダイラです。 noteを書くのがずいぶん久しぶりになってしまいました。 今、ジャカルタへの経由地であるシンガポール行きの飛行機に乗るため、成田空港にいます。 そして、空港の待合スペースでこの文章を書いています。ちょっとずつ、海外に行くんだという実感が湧いてきました。 2時間前まで空港でのチェックインの仕方さえあんまり理解していませんでしたが、なんとかなるものですね。英語についてはまだ使う機会がきていないので、なんとかなるのかなんとも言えませんが…

          旅立ちの日【ジャカルタ備忘録第5回】

          人生を振り返る夜眠れずに我にふさわしき麦茶片手に

          素面でものを考えたい夜に #短歌 #麦茶 #人生

          人生を振り返る夜眠れずに我にふさわしき麦茶片手に

          後悔はすぐ来るわけじゃないきっと四年後あたりがピークで来る

          ものすごく後悔することがあった日から4年経って思うことについて #短歌 #後悔

          後悔はすぐ来るわけじゃないきっと四年後あたりがピークで来る

          世界が在ることは証明できずとも我君思うゆえに我あり

          デカルトが試みた「世界の実在を証明すること」は原理的に不可能という話を聞いて #短歌 #世界 #哲学

          世界が在ることは証明できずとも我君思うゆえに我あり

          こんなにも蛙の声がする実家三十路になりて気づくことあり

          実家に帰り、うるさいほどの蛙の声を聴きながら #短歌 #実家 #蛙 #三十路

          こんなにも蛙の声がする実家三十路になりて気づくことあり

          荷物を捨てる人生

          こんにちは、カオマンガイコダイラです。 今、荷造りの終わった部屋からこの文を書いています。 荷造りをしていたのは、ジャカルタ(の前に実家)に行くために東京の家を引き払うからです。ほとんどの家具は捨てるか売り払いました(全然お金にはなりませんでしたが)。 荷造りをしていると色々な思い出や考えが頭に浮かんできます。 こんなこともあったな、とか、もっと別の人生もあったのかな?とかね。 一緒に暮らしたモノたちと別れるのはどこか寂しいものです。初めて東京に来た10年以上前から部屋

          荷物を捨てる人生

          「海外に行かない道があったのか?」空を見上げる。つながっている。

          ジャカルタへの移住を前に。 #短歌 #海外 #空

          「海外に行かない道があったのか?」空を見上げる。つながっている。

          アラン「幸福論」のすすめ

          こんにちは、カオマンガイコダイラです。 三大幸福論の一つ、フランスの哲学者・アランの「幸福論」(本名・エミール=オーギュスト・シャルティエ、アランはペンネーム)を読んだことはあるでしょうか。 この間読んでみたのですが、非常に「実践的な」幸福論だったので、オススメしたいと思います。 今まさに、アランの教えに従って行動してみて、気持ちが上向いているところです。 ※ちなみに、あと二つの幸福論の作者はヒルティとラッセルです。 アランとは アランは、1868年に生まれたフラン

          アラン「幸福論」のすすめ

          寺山が苦しと思ひし珈琲を我飲むときはかくまで甘し

          寺山修司「ふるさとの訛りなくせし友といてモカ珈琲はかくまで苦し」を受けて #短歌 #珈琲 #寺山修司

          寺山が苦しと思ひし珈琲を我飲むときはかくまで甘し

          生きるため荷物を捨てる人生の軽やかさを知る令和四年

          旅立つための家財の整理をする中で #短歌 #荷物 #引越し

          生きるため荷物を捨てる人生の軽やかさを知る令和四年

          チャンプルの不思議【ジャカルタ備忘録第4回】

          こんにちは、カオマンガイコダイラです。 つい先日、インドネシア語で「混ぜる」は「チャンプル(campur)」という言葉だと知りました。 なんでもインドネシアでは料理を全部ひと皿に乗せ、それを混ぜて食べるのがおいしい(enak)らしい……。ご飯とおかずを全部混ぜて食べるようなものなので、私にとっては、分かるような、分からないような、です。 しかしこの「チャンプル」、どこかで聞いたことあるような……と思ったら、沖縄の方言でも「混ぜる」ことを「チャンプル」というんですね。有名な

          チャンプルの不思議【ジャカルタ備忘録第4回】

          これからも行くことのない地から届く悲報を乗せて地球は回る

          米テキサス州の小学校の銃乱射事件に触れて #短歌 #地球 #ニュース #悲報

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