H川

この度、真に好きなものを考えた結果、それが映画に至りました。 特に社会構造と文化的背景…

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この度、真に好きなものを考えた結果、それが映画に至りました。 特に社会構造と文化的背景が滲み出て、自身の価値観に影響を与えてくれる作品が好きです。 十二人の怒れる男、キッズリターン、生きるが好きです。 感謝、尊敬、謙虚を胸に1ミリでも社会の役に立ちたい。

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初めてのスタエフ(音声有)

大撃沈。 何かにつまずいた人用です。 ※自己啓発的な要素は1ミクロンもありません。 https://stand.fm/episodes/6113343b32f6ae0007e52110

    • 第108回映画感想『トノバン音楽家 加藤和彦とその時代』~試写会いけてよかったです✨~

      おはようございます🌞 私は加藤和彦さんのことを存じておりませんでしたが、作中で流れる数曲は耳に覚えがありました。 試写会の冒頭の高野さんと石川さんがおっしゃられてたように、加藤さんのことを知らない人でも音楽映画として充分楽しむことができました🎬️ あらためて聴くと当時の時代背景からはぶっ飛んでいて、賛否両論あったのだろうなと想像しました。 インタビューを受ける皆様が当時を振り返り、みんな楽しそうにお話しされている姿がとても印象的で、予定調和のない面白さを重要視されていた

      • 第107回映画感想『コドモなオトナの人生レッスン』~ど定番な話ゆえに愛おしい~

        おはようございます🌞 親心子知らず、逆もまたしかり。 一代で財を成した親父と、産まれた時から何不自由ない暮らしをして、やりたい放題のコドモ達🎬️ このままではいかんと一念発起した親父が、人生の厳しさを叩き込もうとするお話です🎵 既視感ありますよね、この設定笑 私は古来からのホモサピエンスの習性として、微笑ましく想うのです。 どちらかが100%悪くて原因であることはなく、 お互いの因果で結果として現出してるわけですから✨ さまざまな苦難を明るく乗り越えていくオトナのコド

        • 第106回映画感想『オールタイム・ハイ』~めちゃめちゃ好みの脚本でした🎬️~

          おはようございます🌞 いきなりサブタイトルで主観を入れてしまい恐縮です💦 映画鑑賞にはなるべく感情を持ち込まず、客観的に社会的背景を抽象化しようと心がけているのですが、ツボにはまると心がけと真逆の鑑賞方法になってしまいます笑 本作に出てくる登場人物はぶっ壊れてる人達が多めで、エロやグロのシーンもありますけれど、この主人公は言動に芯が通ってるんですよね✨ 人によってはめちゃめちゃ嫌いになると思いますが、監督のパッションが乗り移ってるんじゃないかと🎵 人を笑わせるって、とん

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          第105回映画感想『カラオケ行こ!』~懐かしくて眩しくて眼を細めてしまう作品~

          おはようございます🌞 キャッチーなタイトルと、風変わりな設定で目を引かせてそのまま勢いで乗り切るハリボテような作品かと思ってましたが、全て撤回させて頂きます🎬️   男子中学生の日常を懐かしい気持ちで味わいつつ、これまでの常識と世界観が全くことなる異質な人間が入り込んできます💦 不条理に起きる自然現象にたいし、感情が不安定になって抑えきれない怒りや衝動を受け止めてくれた友のため、自分しかできない選択を決断する。 キレイに歌えなくてもいい、相手を想う気持ち(愛)があれば、た

          第105回映画感想『カラオケ行こ!』~懐かしくて眩しくて眼を細めてしまう作品~

          第104回映画感想『生きとし生けるもの』~映画ではなくドラマでした~

          おはようございます🌞 末期ガン患者の緩和ケアのお話でした🎬️ 末期ガン患者の心情の変化として、 生きるのは義務か? 最後まで生きる。 自分は幸せだった。他の患者にも同じ想いを。 となっていきます。 自らを「これからはなくて、これまでしかない」 と語るガン患者に寄り添いながら思い出を創る旅に出る🏍️ 生きるということは、医者(周辺の人々)から選択肢を提供されて、自分の意思で選ぶこと。 医学的に正しいことが必ずしも患者にとって正しい(願望)とは限らない。 今後、緩和ケアの

          第104回映画感想『生きとし生けるもの』~映画ではなくドラマでした~

          第103回映画感想『バンク・ジョブ』~奇を狙わず、激しく好みの逸品~

          おはようございます! いやーまたしても気持ちいい映画に出会えました☆感謝、感謝です🎵 前知識を入れずに鑑賞しているので、後で時代背景等を調べたら史実がベースになっているとのこと! 途中でやけにリアル感あるな~まさか史実ではないだろうとか思ってたのでびっくり度も高く、電車内で変な声が漏れそうでした笑 物語は特にシンプルに進んでいくのですが、脚本と俳優陣がとてもはまっているのか、客観的かつ抽象的に鑑賞しようとする私のハートを鷲掴みにしてきました💦 人の墓場まで持っていき

          第103回映画感想『バンク・ジョブ』~奇を狙わず、激しく好みの逸品~

          第102回映画感想『ミッション:8ミニッツ』~リアルなリフレイン系アクション物語~

          おはようございます🌞 この繰返し系の話は昔ながらの鉄板ネタで、目新しさはないかと思いきや、時流に乗ったリアルな物語でした🎬️ ゴリゴリの資本主義&民主主義大国アメリカの合理的で効率を求める姿勢が博士に憑依してて、いろんな意味で納得しました笑 身も蓋もない表現だと、一度戦死した兵隊だとしても利用価値があるならとことん使い倒すぜ! 愛国心を煽り個の幸せよりも公の幸せを優先させるように働きかける💦 プログラム世界をリフレインしていく中で、生前やり残した事を叶えつつ、活動した痕

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          第101回映画感想『クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶジャングル』~初クレしん映画鑑賞✨~

          おはようございます🌞 子供向けとされるアニメ映画を観たのはかなり久し振りでございます。 大人も楽しめるとの噂と、長年続いてる構造を少しでも理解したいと思ったのが動機です✨ 長年続く子供向けアニメと言えば、他にはドラえもん、アンパンマンが思い浮かびますが、まずは本作の感想を42歳、会社員が記したいと思います、 私の知る限りですが、クレヨンしんちゃんの映画シリーズもドラえもん同様に、通常のアニメ版と映画版でキャラの性質が多少変わるのかなと。 (映画版のジャイアンほどではないに

          第101回映画感想『クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶジャングル』~初クレしん映画鑑賞✨~

          第100回映画感想『ジーサンズはじめての強盗』~邦題の表現が見事すぎる一品~

          おはようございます🌞 なんやかんやで、この映画感想も100回を迎えることができました✨ 幼少期からレンタルビデオ店で借りては、複数回観て母親に感想を言いまくり煙たがれてた転が懐かしいです笑 余談が過ぎました。 感想ですが、物語の設定はよくある話でして特段の目新しさはありません💦 本作が好評価を得ているのは、ひとえに俳優陣の豪華さだと個人的には思います。 あの自然体すぎる演技には脱帽です💦 (ど素人の感想なので、上から目線でした恐縮です) 主役の三人も素晴らしいですが

          第100回映画感想『ジーサンズはじめての強盗』~邦題の表現が見事すぎる一品~

          第99回映画感想『ヒメアノール』~稲中卓球部からの逆振りな作品~

          おはようございます🌞 今日の関東地方は晴れそうです! 華の金曜日、頑張っていきましょう! さて、稲中卓球部が思春期ど真ん中の世代の私ですが、ヒメアノールの作者の古谷先生の幅広さには当時から畏敬の念を抱いておりました✨ 一見、サイコ的なストーリーと見せかけて、、 そのまんまサイコ的な物語でした笑 登場人物の背景が多く語られるわけではないのですが、モリタ君の異常さは外見的には露出せず、行動と言葉から滲み出てきます。 モリタ君役を森田剛さんが演じているのも、とても感慨無量深

          第99回映画感想『ヒメアノール』~稲中卓球部からの逆振りな作品~

          第98回映画感想『きさらぎ駅』~鬼は意外と身近にいるもんだ~

          おはようございます✨ 本日は胃もたれしない程度の軽めのホラー映画、きさらぎ駅を鑑賞しました🎬️ Xではめちゃめちゃリアルな感想をポストしましたが、noteはだいたい400文字程度書くので少し深めに記そうと思います。 神隠しの取材をした良い人そうな女子大生が、知的好奇心から同じ体験をすべく異次元に突入していきます。 この挙動を彼女の若さゆえの過ちと断じてしまえばそれまでですが、我々の住む実社会においても類推できる事象かなとも思いました。 よくわからん他人を信用し、リスクを

          第98回映画感想『きさらぎ駅』~鬼は意外と身近にいるもんだ~

          第97回映画感想『ギルティ』~狭くて深い、私が目指す作品~

          おはようございます🌞 まず、本作はデートには不向きだと思います笑 美しい映像や音楽、激しいアクション、とびきりの俳優達がおらずとも、装飾部分を削ぎ落として社会的テーマと人間の本質と原罪を描いております🎬️ サブタイトルとかは相変わらず全無視して、鑑賞しましたが、久し振りに何度も繰り返して観てしまいました💦 知的好奇心と想像力が強制的に駆動させられるため、物語に集中できなかったです💧 ど素人の私の個人的な感想なのですが、本作は構造的に完成させており、属人性が排除されている

          第97回映画感想『ギルティ』~狭くて深い、私が目指す作品~

          第96回映画感想『ライフ』~夢も希望もないサブタイトル~

          こんばんわ🌖 XでおすすめのSFシリーズということで、本作が紹介されていたので鑑賞しました🎬️ 規格外のとんでもないことは起きずに、淡々とありそうな事が現出してきます🚀 リスクに対する想定も、あくまで現時点での地球人側の想定なので、宇宙水準ではない状況です。 (堅実的に地球外のことの想定はできないのですが💦) こちらの学術的興味及び親近感、優しさの働きかけは全てこちらの思い込みであり、地球外生命体の生存本能からしたら知ったこっちゃないのです💧 こちらの善意は概ね相手に

          第96回映画感想『ライフ』~夢も希望もないサブタイトル~

          第95回映画感想『硫黄島からの手紙』~歴史を美化するのでもなく、卑下するのでもなく~

          おはようございます🌞 朝活の一環として嫁が起きる前に映画を鑑賞しております🎬️ ところで、私は知らなかったのですが、硫黄島は2007年度に旧島民の希望により読み方が変更になっております。 (いおうじまからいおうとうへ。) 本題に入りますと、まあ、渡辺謙さんと二宮さんが出ててるって話なのですが、私が着目したのは監督がクリント・イーストウッドさんなのです。 彼は硫黄島について、日米双方の視点から作品をつくり、いわば二部制だったようです💦 なので、片側しか観てない私は片手落ち

          第95回映画感想『硫黄島からの手紙』~歴史を美化するのでもなく、卑下するのでもなく~

          第94回映画感想『リップヴァンウィンクルの花嫁』~野獣死すべし的な価値観ではありませんでした~

          こんばんわ🌖 私はリップヴァンウィンクルと言えば、松田優作さんと室田日出男さんの伝説の掛け合いを想起してしまいました💦 野獣死すべしとは全く違う世界観でした笑 野獣はいませんが、現実社会には住みづらくなって酸素不足になっている妖精が出てきます🎬️ キャッキャウフフの恍惚の世界から戻ってきた主人公を待ち受けていたのは、自分自身を肯定できなかった彼女を丸ごと受容してくれる人達でした✨ 随所に流れるクラシック音楽が、カレーでいう福神漬けとなって鑑賞している私足元を浮遊させてく

          第94回映画感想『リップヴァンウィンクルの花嫁』~野獣死すべし的な価値観ではありませんでした~