【エッセイ】庭のハゴロモジャスミンでジャスミンティーを
目白キャンパスは都心にありますが、庭は緑が豊かで、様々な植物を目にすることができます。
4月から5月に開花するハゴロモジャスミンもそのひとつです。
このハゴロモジャスミンを使ってジャスミンティーを作ってみることにしました。
ベースとなるお茶は紅茶やウーロン茶でもよいようですが、今回は緑茶を選びました。
まず、ジャスミンの花を優しく摘み取ります。
できるだけ開花したての花を選んで摘み取りました。
摘み取った花は刷毛を使って埃を落とします。
次に、埃を落とした花を緑茶の葉と同じ容器に入れます。
なるべくよく混ざるように花と茶葉を交互に入れました。
蓋をして数日間、花の香りが茶葉にうつるのを待ちます。
3日後に確認してみると、花は役目を終えてしおれていました。
この段階ですでに香りは十分に茶葉にうつっていると思いましたが、花を新しいものに入れ替えてもう1日置きました。
最後に花を取り除き、茶葉を陰干しして完成です。
茶葉をティーポットに入れ、お湯をそそいで1分ほど待ってからカップにそそぎました。
摘みたての花も添えてみました。
少し顔を近づけるだけでジャスミンの香りがします。
口に含むとさらに香りが広がりました。
お家にジャスミンが咲いている方は、ぜひジャスミンティーで春を感じてみてください。
もしくは、目白キャンパスにお越しくださればごちそういたしますよ。
(S. Sato)