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#40「今までの自分、そしてこれから」3年 篠原駿太


今回部員ブログの担当をさせていただきます、商学部3回生篠原駿太です。
1回生の時にブログを書きましたがアカウントが変わり無くなったため、続きという意味を込めて同じ題名で、入部する前と、入部してからのことを綴ろうと思います。
まず最初に、1回生の時に書いたブログを少し綴る。
私は鹿児島県にある神村学園高等部という場所で3年間サッカーをしていた。
神村学園は県内随一の強豪校であり、チームが昔から掲げていた日本一と、自分の夢であるプロサッカー選手になることを目指し入部した。

高校1年生の頃は入学して慣れない環境の中で不安や緊張もあり、自分自身を上手く表現することができない事が多かった。そんな中始まった九州のリーグ戦では不安や緊張がプレーに繋がってしまい試合に出場することができなかった。

高校2年生になり、いきなりチャンスをもらった。Aチームに呼ばれることが多く、そこで結果を残すことに成功し2年生からAチームのスタメンとして活動することが増えた。正直、現状に満足していた。チャンスを生かし最初の頃は何もかも上手くいっていた。そんな満足をしていた分、自分自身は全く成長せず、同じチームメイトに差を埋められ最終的にBチームに降格してしまった。サッカー人生で初めての挫折を味わった。とても悔しかったし、仲間たちに差を詰められていることに気づいた時にはもう手遅れだった。どこかに隙があるとこのような事が起きることに気づかされた。Bチームに降格してからは必死にAチームのみんなに追いつこうと努力をしたり自分の弱点を克服したり毎日頑張った。約1ヶ月間だったがBチームにいて、とてもいい経験になった。

そして高校3年生になった。まず、最高学年として大事なことがある。それは自覚と責任。この2つはサッカー以外の部分でも大事。一つ一つの行動が常に誰かに見られている。例えば、やってはいけないことを自分達がやってしまうとそれを見た後輩達が真似をしたりしてチームとしてどんどん悪い方向にいってしまう。新チームになって最初の頃はそういった問題事がたくさんあり、試合に負けることが多くなかなか勝てなくて苦しい状況があった。バラバラなチームが試合に勝てるわけが無い。このままではダメだとキャプテンを中心に3年生で色々話し合い、決まり事や揃える事を考えた。それを実行することによって時間はかかったがバラバラだったチームが1つになってきていた。3年生ではチームの為にいろいろやることが多く、リーグ戦、高校総体、あっという間に高校最後の大会、選手権が始まった。全員が1つになって挑んだ選手権は初戦の帝京長岡との戦いに2-3という結果で負けてしまい自分自身最後の高校サッカーとなった。最後の最後でチームの力になれなくてとても後悔した試合だった。そういった本番、1発勝負に弱い所が今の自分の弱点だと思うし、今後の課題だ。

ここまでが入部する前の3年間。ここからは入部してからの2年間を綴る。

大学生を2年間経験して、今の私は高校の時と同じ状況になりつつある。まず、初めての一人暮らしになり、今まで親がやってきたことを全て自分でやらないといけなくなった。環境が変わりいろいろと忙しい中でサッカーに集中できていない部分があり、1回生の頃は練習やIリーグが開幕してから自分のプレーがあまり出せていないことが多かった。上手くいかないのは必ず理由がある。何がダメなのか、自分にとって何が足りていないのか、必死にいろいろ考えていた。その答えは高校の監督がよく言っていた

「日常生活と細かい部分」

だと思った。サッカーのプレーが上手くいかないのは、サッカー以外の部分(オフ・ザ・ピッチ)が疎かになっているからだ。それは2回生でAチームにいた時に感じた。プロサッカー選手になった6人を見てて、サッカーだけやっていても上達していかないことを知った。活躍している先輩達はサッカーだけではなく日常生活や細かい部分もしっかりしているのを見た。例えばあいさつ、先輩や先生方目上の人への態度、気遣い、整理整頓など。サッカー面では、筋トレやストレッチ、練習後のダウンなど。一流なら小さなことでも疎かにしない。

今私はBチームにいてオブザピッチのことがプレーでもプレー以外でもできてないし、足りてないことが多い気がする。去年Aチームにいてプロサッカー選手になった人達を見て何を学んだのか、今Bチームにいて自分は何をしているのか、こんなところで自分の夢を諦めるのか、シーズン始まってから何も変わってないことをすごく悩んだ。現状を変えるためには日常生活や細かい部分をしっかり見直していく必要があるし、去年で言うとAにいることに満足し、成長が停滞してた所もあった。努力もしてなかった。そんな選手がプロサッカー選手になれるわけがないし、なったとしても活躍することはないだろう。後、2年間しかないチャンスを本気でサッカーに向き合い、1日1日を無駄にしたくない。嫌いな筋トレもするし、体力がないなら、練習や試合でも誰よりも走ることを意識するし、食生活を見直すとか、細かい所はたくさんある。早くAチームの試合に出て自分の最大限のパフォーマンスを出すためにもサッカー以外の部分もよく考えながら行動していきたい。
これからの自分のために。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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