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#42「苦しい時こそ夢語れ」1年 馬場悠平

皆さん、こんにちは。
関西学院大学サッカー部1年馬場悠平です。
このような貴重な機会をいただいたので一生懸命書いてみたいと思います。拙い文章にはなりますが最後まで読んでもらえると嬉しいです。

まず自分のサッカー人生について書こうと思います。
僕は5歳の時に兄の影響でサッカーを始めました。
小学生の時は地区トレセンに選ばれる程度で地元の三田のチームで楽しくサッカーをしていました。
中学生の時はエベイユFC神戸で県トレセンに選ばれたりしましたが、関西大会では2回戦敗退でした。
高校は小学生の頃からノエビアスタジアムでプレーすることに憧れていたのと選手権で全国大会で活躍できる高校を選んで神戸弘陵に進学しました。
高校入学当時は先輩達の上手さに圧倒されました。うまい、強い、フィジカルえぐい、などこんなにレベル高いんや、という気持ちと、見ていて楽しいサッカーをしていて自分もそこで出たいという気持ちが強くなりました。

3年生の総体と選手権でやっと全国に出ることができました。選手権ではXで本田圭佑さんに「アヤックスみたい」って言われるなどチームとして少し有名になったような気分を味わうことができました。


自分のサッカー人生の転機となったのは高校2年の県総体です。スタメンでFWで出させてもらっているなか、初戦以外点を取れず、決勝戦のPK戦で自分が外して負けました。
普段は結構ポジティブな考えをしている自分でもこの時はさすがに夜寝れずに思い出したり、ずっと頭の中で考え込むほど落ち込んでいました。そんな時にコーチから

「苦しい時こそ夢語れ」

この言葉をかけてもらいました。それまでにも何度も言われてきた言葉でしたが、この時はとても自分の心に響きました。「プロサッカー選手になる」これが自分の夢であり目標です。しかし1番練習しないといけない自分が落ち込んでいても何も成長しないと感じました。そういう時こそ前を向いて自分のなりたい理想を語ることで、そうなるためには今なにをしなければならないのかを考えて行動することが大事だと思いました。
逃げる、諦めることは簡単です。でもそこから逃げずに自分の課題と向き合ってそれを改善することが大事だと思い、そこから毎日朝練でシュート練習をしました。キーパーがいない日はFKの壁用の黄色の人型をゴールに置いてシュート練習したりもしました。毎日継続してやっていくうちに成功体験、決めれることが多くなりました。別に急激にシュートが上手くなったわけではないです。でも今までより自信をもって打てるようになりました。これだけ練習したから決めれるだろう、この角度はこう打てば良いっていうのがわかってきたからだと思います。
今まではシュートはその日の調子次第って考えていたけれど、今は調子なんか関係なく実力と、こんだけ練習してきたから決めれるという自信があれば決めることができるという考えに至りました。結局は自信がつくまで練習していくことが大事だということです。

大学4年間は学生生活で真剣にサッカーに打ち込める最後の時間。挫折や苦しい時期はきっとくる。中途半端で終わりたくないし、後悔したくない。そのためには日々の努力、積み重ねでしか結果は生まれない。この関学サッカー部には環境は整っている。意識の高い仲間や先輩達に日々刺激をもらい、学ばせてもらっている。あとはそれを自分で活かせるかどうか。チャンスがやってきた時に掴めるように隙なくやっていくことが大事。今はBチームで活動しているのでそこで絶対的な存在になって、Aチームの試合に絡んでいけるように頑張りたい。4年前の自分は弘陵で選手権で試合に出ているなんて思っていなかったし、関学サッカー部に入れているなんて1ミリも思っていなかった。だからこそこれからの4年間も今は想像できないくらい成長したい。一生懸命取り組み、全力でプレーし抗っていく。そして「日本一」と「プロサッカー選手」の2つとも成し遂げる。

自分のことばかりになりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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