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[2018年の備忘録] 下半期編

上半期編からの続きです。

<7月>

[同人]
7/16、芸カ16にサークル参加。
前回の芸カ15ではシリーズ完結で燃え尽きたので、夏フェスをテーマにしたグッズセットを作りました。フェスグッズといえば、シリコンバンドでしょ~ということでシリコンバンドが作りたくて作りました。原価がすごくお高いのでもう作る機会は無さそうです。あとはお得感出す為に缶バッジやパンフレットなど色々作ったおかげでこのグッズセットだけで5件入稿、2件プリンターで手刷り印刷と、かなりハードになりました。
他、邦楽ロック×アイカツ!合同誌『ROCKATSU! 2』にも2p漫画で参加しました。

[仕事]
芸カ16で頒布された、Star Light Jazz Trio『Jazzkatsu! -The Three of Us-』のジャケットイラスト・アートワーク担当しました。
こちらはガッツリお仕事として請けました。
「大人になったソレイユの3人」というイメージで、お花にも意味があったり、裏面ジャケのイラストには『青い苺』を彷彿とさせる写真が飾ってあったり、盤面はケーキだったり…みたいな仕掛けがあります。ソファーはアニメイトの5周年フェアでキャラクターたちが座ってたものがモデルです。
当初、周りの枠は白でいく予定だったんですが、「ちょっと寂しい」、「印刷に出した時にどうなるか不安」という事で、淡い黄色にしました。結果的にそれも相まっていい感じになったと思います。

[ライブ]
7/7 クラブサイベリア #lain20th / 渋谷CIRCUS Tokyo
7/13 ACIDMAN / 日本武道館

『serial experiments lain』が20周年を迎えるという事で開かれたファンイベント、「クラブサイベリア」、とても素晴らしいイベントでした。DJイベントではあるものの、公式関係者が登壇してトークがあったり、ファンイラストが数多く飾られたり(自分も描きたくなった)、よりlainが好きになりました。その後Amazonプライムで見返したけれどすごく新鮮に感じました。
ACIDMANはツアーファイナル、もう恒例となっている日本武道館。これってでも普通にできることじゃないよな、と毎回スケールがでかくてすごいと思わせてくれるバンド。『MEMORIES』という曲が聴けてテンション爆上がり。

[DJ]
7/1 GEEK TRIBE 1st Anniv. / 西川口UNDER2.5

主催イベント「GEEK TRIBE」略して#ギートラ、1周年イベントを開催しました。ゲストDJに添田大臣さん神と和解せよさんを呼べたのはかなり嬉しかったし最高でした。
アニクラでたまにかかるHIPHOPってすごく需要あると思っていて、そういうのに特化したイベントがあってもいいのにというのがこのイベントの起源なので、またやりたいですね。看板娘も2人に増えましたし!


<8月>

[同人1]
8/11・夏コミにて、それでも町は廻っている合同誌『それ町だより』に4p漫画で参加しました。
『八十亀ちゃん』安藤正基先生にお誘いいただき、めちゃ豪華な顔ぶれの中、紺先輩がシーサイドで働く話を描きました。『それ町』はとても好きな作品なので嬉しかったです…。改めて作品の凄さみたいなものを再確認できました。
同じ属性の金髪ショート八重歯キャラであるアイカツ!の服部ユウちゃんばかり普段描いている為、紺先輩は紺先輩だから、と多少差別化して描いた(つもり)。出来ているかは置いといて、歩鳥が一番似なくて難しかったです。変な意味で、描くの楽しかったのはクリーニング屋のコブ平。
打ち上げでは参加した作家さんたちと鍋をつついたけれど、普段話したり接する機会が無い方々ばっかりですごく刺激になりました。

[同人2]
8/19、COMITIA125にサークル参加。
2012年5月のCOMITIA100で描いた『フューチャーズ』という漫画に描き下ろしを大幅追加した『フューチャーズ ソノサキ』という本を頒布しました。
詳しいことはブログにて。
3人のエピソードをいかに短いページ数でまとめるか、が結構大変だったけど勉強になりました。この形式は次のティアで出した『ステレオトーン ENDLESS GREEN e.p.』にも通じるものがあります。
6年前に描いた「現在編」も収録しているせいか、ティア当日試し読みしていた寡黙そうな青年の方に「これ、描かれてる方同じ人ですか?」って聞かれてしまい、 「あ、昔の作品も新刊に再録されてたりするので、そう見えちゃってるかもしれません」って説明したあと、 「へえ、、あ、でも女の子、すごく可愛かったですよ」って言ってくださったの、すごく救われました。嬉しい。

[DJ]
8/18 カルチャーズマンション2 / 西川口UNDER2.5
8/25 D!D!D! Vol.9 / 池袋バナナボンゴ

カルチャーズマンション、フライヤーイラスト担当しました。プラスDJ出演も。大好きな"モテる"インストバンド、Marmalade butcherと対バン出来たしご挨拶も出来てすごく嬉しかったです。元々はthe stereotoneに出演依頼が来てたものだったんですが、メンバー脱退があったので僕のソロDJになりました。(代わりにじゃないですが、DJでステオトの曲をかけました)

[日常]
一迅社ComicREXの担当氏のお誘いで雀荘で麻雀を打つ。+百合姫の編集さんも。絶対勝つぞ~と意気込むもダントツのビリでした。悲しい。でも悲しさを表に出さずによく我慢した、感動した!
その後、漫画家さんたちの飲み会の二次会に呼ばれて混ざり、オールまで居座りました。とても楽しい夜でした。『ふたりモノローグ』ツナミノユウ先生とお話することが出来てすごく嬉しかったです。


<9月>

[ライブ]
9/1 THE JETZEJOHNSON / 渋谷SPACE ODD
9/8・9 アイカツ!5thフェス / 幕張メッセ
9/9 巴山萌菜 / 渋谷RUIDO K2
9/15 ハルカトミユキ / 渋谷CLUB QUATTRO

アイカツ!5周年のフェス2日間、夢のような時間でしたね!歌唱担当卒業の武道館とはまた違う、ハッピーでしかない時間でした。今後もこういうイベントを絶対やってくれよな…!! 2日目の前に萌菜さんのワンマンも行けてよりフェス感強かったです。
ジェッジジョンソンは昔からよく聴いてるバンドですが今年出た『ストライク・リビルド【ダウナー】』が名盤だったので行かざるを得ないライブでした。『Sentinel』が聴けて嬉しい。
ハルカトミユキ、2月のライブがとても良かったのでまた遊びに。新曲である『17才』がアニメのタイアップになったり、2019年にはベストが出るそうだし、これからもっと売れてくれたら嬉しいですね。

[日常]
ライブには出かけているものの、基本的に家にこもりっぱなしの月でした。あと進めていた連載案件の方が難航し…。これは後でまとめて書きます。


<10月>

[仕事]
10/28、M3リリースのegavvoさんのEP『Purple Sky』のジャケットイラスト・アートワークを担当しました。
SNOW SMILEから引き続き、という感じで依頼してくださり大変嬉しい。
フリースタイルダンジョンでMr.Smileさんを知ってから、ソロEPやWHITE WOODを聞いていたので単純にファンなんですよね。SNOW SMILEで関わることが多くなり、egavvoと改名した後のソロの方でもこうやって関われて本当に嬉しいです。

[ライブ]
10/6 感傷ベクトル / 渋谷Glad
10/21 ドリフェス!武道館 / 日本武道館

感傷ベクトル、区切りのライブ。とても素晴らしいものでした。2014年にライブグッズデザインをやらせてもらったりした縁もありますが、それ以前からコミティアでCDや本を買いに行くただの一ファンだったので青春なんですよね。これからまたどんな音楽が聴けるのか、楽しみです。(漫画ももちろん!)
ドリフェス!のアニメ、実は見てて号泣したことがあり、最後のライブが武道館でやるならこれは行くしかないでしょ…ということで。女性がメインターゲットのコンテンツ・現場って初めてでしたが、そんなの関係無くめちゃくちゃ泣いてしまいました。いいライブだったし、今思い出しても泣きます。

[the stereotone ライブ]
10/27、ナカノイズのライブ放送にて対バンさせてもらいました。
しかも初めてのYouTubeライブです。目の前にお客さん居ないから変に緊張しました。めっちゃたくさん曲やれたし楽しかった。
かぼれんさんが加わっての初ライブでした。正直今年もう1回ライブ出来るかどうかっていう所だったけど、今のステオトが見せられたのは良かったと思います。
アーカイブはこちら。
ナカノイズさんの楽曲『ハクジツ』のカバーをやらせていただいたけど、もう一度どこかでやりたいですね。いい曲だ。
ナカノイズさん、並びにまつだひかりさんやこいちさん、本当にお世話になりました。

[DJ]
10/8 Let's コーディネート 2018年第10弾 / パルシティ江東
DJオファーいただいて、#レツコにDJ出演しました。
アイカツ!シリーズ縛り、なかなか奥が深くて楽しかったですね。

[日常]
アイカツ!で知り合った人たちとよく会って飲むことが多いのですが、それ以前のことをお互いに知らなさ過ぎるんですよね。どうやって生きてきたか、趣味趣向、前ハマってたものとか。なので、「アイカツ!に出会うまでの履歴書」を持参して面接しようぜ、という飲み会がありました。
これがね、めちゃくちゃ盛り上がりました。
同じコンテンツ仲間、同じ趣味の知り合いがいたらぜひやってみると面白いですよ。


<11月>

[同人1]
11/18、芸カ17サークル参加。
2016年3月に出したイラストまとめ本『服部ユウを幸せにする方法』の続編、『服部ユウを幸せにする方法 [answer]』を頒布しました。
現在メロンブックスでも委託販売中です。
2年半分の服部ユウちゃんのイラスト・落書き・ゲスト寄稿したものなど計100点以上ありました。まとめる作業は色々感慨深くて楽しかったです。また、多くの人から「絵上手くなったね」と言われました。これはとても嬉しかった。
服部ユウちゃんはアイカツ!のキャラクターで、正直モブキャラ…と言っても差し支えないキャラクターなのですが、見た目や照井春佳さんの声にヤラれてしまい4年ぐらいずっと描き続けてるキャラクターです。自分がめがねと同じくらい金髪ショートが好きになってしまった原因です。
当日スペースで知り合いに「よくもまあ、こんなに描き続けてきましたよね」と一言いただいたんですが、なんかハッとしました。"描き続けることが目的"ではなく、"描きたいから描いてた"だけ。まとめるとそういう風に見えたのかもしれませんね。
イラストをまとめるだけの本ではなく、時系列にして本家で何があったとか、どんな気持ちで自分はいたのかとか、イラスト描いた当時の気持ちとかもコラムにして載せてるので、いわゆるキャラ萌え語りをしている本になっています。いろんな方に「斬新でこういうタイプの本は初めて読んだ」と言われることが多かったです。自分としては少しチャレンジ的な部分でしたけど、やってよかったなぁと思いました。

[同人2]
11/25、COMITIA126にサークル参加。
個人誌『ステレオトーン ENDLESS GREEN e.p.』、年に1度のめがね合同誌『ひねもす自然と眼鏡描いてる本』を頒布しました。
「毎回新刊を用意する」という目標。これにて達成です。個人誌優先にしたかったんですが、流石に今回は合同誌優先で動きました。合同誌も用意できた自分、とても偉い。とはいえ、参加してくださった作家さん方の力が強かったですね。素晴らしい原稿たち、ありがとうございました!
まず個人誌の方。2月のthe stereotoneライブ後のメンバー脱退の時から感じていた「ステオトをもっと盛り上げたい」という気持ちが高まって、漫画を描く時がきたなと思い、なんとか形にできました。眼鏡'Sの本、あと上にある芸カの新刊も同時にやっていたので今年一番の修羅場だったと思います。よくやった、自分。
「フライヤーから生まれたステオトの音楽たちを漫画にする」という作業は構想は前からあったし、とても楽しかったのですが、これをやるってことは「一つの終わり」に向かっている気がして、実はあまり描きたくない気持ちが前からありました。ですが、脱退があった時に"もしバンド自体が無くなってしまったら描くタイミングが消えてしまう"と思い、ある種の危機感が描く原動力になりました。
ミニアルバム『ENDLESS ART』6曲分を漫画にするということは、相当なページ数になるということで前編を『ENDLESS GREEN e.p.』とし、後編は『ENDLESS RED e.p.』と名付けて後編は2019年の5月ティアあたりで出そうと思っています。3曲目の『SPEAKER HEAD』のお話が、曲調や歌詞も相まってヒキの部分が作れたのでいい感じになったと思います。次どうなるんだろう?というヒキの作りって大事ですね。そういう色々な実験の試行錯誤の場としてコミティアは最適。
あとゲスト執筆者の方々が心強かったです。絶対出さなきゃいけない!っていうプレッシャーでがんばれました。
後編ではキャラクターたちがどうなることやら。描くの自分も楽しみです。お楽しみに。前編はBOOTHで通販やってます。バンドの音源も買えますのでぜひ。

『眼鏡'Sの本』新刊、今年も素晴らしい本になりました。
まず、前々からやりたかった箔押し。現物見ないと若干伝わりづらいですがたっけんさんの描いためがね部分が銀の箔押しになってて、これが超最高。
僕は『スイッチング!』という8pの短編を描きました。めがねをかけているのがON、外すのをOFF、とスイッチに見立て女の子のギャップを描く…という内容です。ベタですかね。あと主人公とヒロインがSwitchで遊んでるからってのもあります。
この合同誌はただめがねを描くだけじゃなく、お話にも絡めてね、という暗黙のルールがあるんですが、他の作家さんたちが毎回どういう風にめがねというギミックをどう扱ってくるのかとても楽しみで。今回も最高に楽しませてもらいました。本当に最高。
今回新たに茉崎ミユキさん須河篤志さんnotozekiさんにも参加していただきメンバーがどんどん豪華になっていく…!また来年も1冊作れたら嬉しいなぁ。次は金の箔押し(予定)です。
あと、巴山萌菜さんのオリジナル楽曲『cu letters』に書き下ろした漫画が合同誌『Beginning』に収録されてコミティアで頒布されました。また色々お話が出来て嬉しかったです。話題はやはりamazarashi武道館のこと(笑)。

[ライブ]
11/16 amazarashi / 日本武道館

amazarashi、ついに武道館。と胸がアツくなりました。「新言語秩序」というライブタイトルで、お話仕立ての特別感とそのお話に合った楽曲たちが聞いてて「その曲が来るか~!!」というサプライズもあり、またスマホを使った演出も面白かったですね。早く円盤化して欲しい。待ってます。

[DJ]
11/23 D!D!D! Vol.10 / 西川口UNDER2.5

D!D!D!も遂に10回目という節目になりました。実際本当に節目感すごくて、なんと今後の予定が決まっていません。ロゴも作ったし、フライヤーもあるし、もったいないから今後も続けていきたいイベント。よし、計画を立てよう。


<12月>

[仕事1]
『誇り高い女騎士が堕ちていくアンソロジーコミック』(12/27発売)

『ムソウデナイト』という20pの読切を寄稿しました。また同時発売のComicREX2月号にも出張掲載。本誌に載るの1年半振りです。嬉しい。
連載案件が難航してしまい、仕事入れないとマズいなという時期だったので担当さんにお仕事振ってもらったのがこの女騎士アンソロでした。単発のお仕事もらえるのは本当にありがたい。助かってます。
雀荘に逆異世界転生するネタは、雀荘に遊びに行った担当さんとならではのネタで、提案した時は「面白いと思いますけど、編集長OK出るかは謎です」と言われ、若干不安でしたがなんとか形になって嬉しかったです。ホッとしました。
女騎士のラヴィアンちゃんにはめがねをかけて欲しいと思ってましたが、めがね役は雀荘のマスターに担ってもらいました。「めがね描いてる時が一番輝いてるな自分」と客観視できるくらいにはマスターが出てくるシーンは描いてて楽しかったです。もうめがねが無いとダメですね。
チンピラのモデルはペンギンズです。「勇者ああああ」とか、「ちゃぶ台アフロ」を見てたのでノブオがめっちゃ好き。アニキー!

[仕事2]
冬コミリリースのSNOW SMILEリミックス盤『DEEP SNOW』のジャケットイラスト・アートワークを担当しました。
『YUKIDOKE』から引き続き。ありがたい。
『HATSUYUKI』、『YUKIDOKE』、『Pollution』で描いてきたイラストの線画や、歴代のアーティストロゴ、ロゴ没案などをコラージュ風に背景に入れることで過去の曲たちの要素を感じてもらったり、そこをバックに歩いてることで「曲たちが降り積もってる」雪感みたいなのを表現したかった。
バックの色が黄緑なのは『GOURMET RACE』が収録されている『SPD GAR 001』というコンピレーションのジャケットを意識してます。反転した電車が特にそうだったり。
イラストは、ちょっと今回は珍しく「粗めの厚塗り」で仕上げてみました。レイヤー1枚、ラフの上から塗り始めてしまったのでラフが存在しません。結果、味のある良いイラストになったかなと思います。

[ライブ]
12/22 THE JETZEJOHNSON / 下北沢CLUB QUE

ジェッジジョンソン、この日限定の音源CDが発売されるということで、ホイホイ行く事にしました。この日はその後忘年会があったのでアンコールまでは観れなかったんですが、好きな曲ばっかりやってくれて最高でしたね。久々に『Terminal Breakdown』聴けてテンション爆上がり。この日限定のCDもめちゃくちゃ良かったのでいや~行って良かった!


<2018年良かったもの・アニメ編>

なんといっても上半期は『宇宙よりも遠い場所』(よりもい)でしょうか。久しぶりにわんわん泣いてしまった作品です。曲も最高。
原作大好きな『ヒナまつり』もアニメの出来がすごかったので2期やって欲しい。
下半期は…すみません、中途半端に色々見てます。ちゃんと見ます。『SSSS.GRIDMAN』『ゾンビランドサガ』はちゃんと見ます。
アニメ映画でいうと、『ペンギン・ハイウェイ』『フリクリ オルタナ/プログレ』『若おかみは小学生!』
賛否両論あるけれど、『ペンギン・ハイウェイ』、おねショタ好きな自分には刺さりっぱなしで、キャラデザの良さが光りまくってました。宇多田ヒカルが主題歌の『Good Night』もエンドロールで聞いて沁みまくりました。
『フリクリ』に関しても賛否両論がめちゃくちゃあるけれど!個人的には『オルタナ』が好きです。高校生女の子4人組がとてもかわいい。特にペッツがかわいい。the pillowsが大好きなので、新録でアノ曲が聞けたこと自体フリクリの新作をやる意味はあったと思います。『Thank you, my twilight』が大好きです。
『若おかみは小学生!』、あんなに泣かされると思わなかったです。覚悟はしていたけれど、それ以上の破壊力で。その後アニメ版も観ましたし、完全に今年のアニメ映画は若おかみがもっていったな…と個人的には。
…すみません、『リズと青い鳥』は今度改めてちゃんと見ます。

<2018年良かったもの・ゲーム編>

2018年はなんといっても!『スマブラSP』でしたね!
3月に発表があってからずっと楽しみにしてました。参戦キャラの予想するのも楽しかったし、「発売するまでが一番楽しかったりする」という楽しみ方をしてました。キャラは全員出しましたが、まだスピリッツをクリアしていないので気長にやろうと思います。ちなみによく使うファイターはガノンドロフ・ヨッシー・ピーチです。よろしくお願いします。
『スプラトゥーン2』の追加コンテンツ、『オクト・エキスパンション』もシナリオと演出がすごかったです。正直、ヒーローモードよりも感動しました。ヒーローモードではテンタクルズの話全然無くて消化不良だったところに『オクト』もってくるところが流石です。でもまだ心の中の3号を倒せていません。すみません。弱いです。
で、今年一番やったゲームは『フォートナイト』です。Switch版をもっぱら。Switch版が難易度ちょうど良い感じで、ジャイロ操作も使えるのでスプラに疲れたら最適かも。こういうタイプのTPSバトルロイヤルゲームにハマると思わなかったので自分の中では新しい発見でした。スマブラやスプラで負ける時、いわゆる分からん殺しが多く対処をどうしたらいいか分からない事が多々あるんですが、フォートナイトの場合、「あの時こうしていればよかった」と明確に分かるので反省点を次に活かせる部分がかなりいいなと思いました。やる度に強くなってる感をすごく感じる。1回死んだら終わりの命が重いゲームなので、戦いに行くか、こそこそ逃げ回ってるか、正解の行動は一つじゃないのも面白いです。楽しすぎてゲームキャプチャボード買ってしまい、YouTubeチャンネルを作ってしまった始末です。
今年は色んな方々とDiscord繋いでゲームする機会が多くて、それもあってかゲームするのがホント楽しい1年でした。

<2018年良かったもの・マンガ編>

今年読んだもので良かったものを挙げます。(※敬称略)
・『マテリアル・パズル 〜神無き世界の魔法使い〜』土塚理弘
・『星明かりグラフィクス』山本和音
・『群青にサイレン』桃栗みかん
・『ふたりモノローグ』ツナミノユウ
・『その着せ替え人形は恋をする』福田晋一
・『モテキ 新装版』久保ミツロウ
・『まんが浪費図鑑』原案:劇団雌猫/まんが:朝陽昇
・『天国大魔境』石黒正数
・『放浪世界』水上悟志
・『しおりを探すページたち』くもすずめ
・『アイドランク』原作:宮場弥二郎/作画:さきしまえのき

挙げ始めるとキリがありませんがこんな感じです。
まだコミックスが出ていませんが、『マテリアル・パズル』連載再開したのは本当にビッグニュースすぎました。2008年に再開するという予定がその10年後になるなんて。もう続き読めないんだろうな、って覚悟してたファンも多いと思います。毎月マテパの続きが支給されるなんて夢のようじゃないですか?
『星明かりグラフィクス』が今年で一番個人的にヒットしたマンガでした。12月に出た3巻で完結になりましたが、すごく綺麗にまとまって終わっていた反面、もっと読みたかったなというのが本音です。でもグラフィックデザイナーをテーマにしたマンガ、自分も考えてた時期があったので本当に感化されました。
そういう意味では『まんが浪費図鑑』もちょうど今考えているお話と通じる部分があって色々勉強になりましたし面白かったです。『モテキ』も何故かずっと避けていた作品でしたが、担当さんのススメで映画版を見たらすごくハマってしまいました。なぜもっと早く見なかったんだろうって後悔です。
『群青にサイレン』はちょうど今ジャンププラスで無料掲載がされていて、早く続きが読みたくなりまとめて9巻まで買って一気読みしてしまいました。少女マンガとか関係なしに純粋に面白いです。今一番続きが気になるマンガ。
『ふたりモノローグ』、サイコミで一番好きな作品でした。どのキャラクターも個性豊かですごくいいですよね。なんだかんだで一番好きなキャラはサロマになってしまいました。
『その着せ替え人形は恋をする』は個人的今年一番のラブコメ。ヒロインがね、めっちゃくちゃカワいいんですよね…。恋を自覚してからがもうたまらない程カワいい。これからどう話が転んでいくのか、とても楽しみです。
『天国大魔境』は語るまでもないでしょう。このマン1位でしたし。
水上先生といえば今年『プラネット・ウィズ』だったと思いますが、あえて『放浪世界』を選びました。とても長い長編読み切りなのにすらすら読めてしまうのホントにすごいですよね。
『しおりを探すページたち』、全2巻とコンパクトにまとまった百合作品でした。キャラクターの魅力さとか、作品全体から漂う雰囲気とか、くもすずめさんならではでとても良かったです。
『アイドランク』は言わずもがなっていう感じではありますが、(たまにアシスタントしています)単純にファンです。毎月楽しく読んでいます。キャラにCVが付いてCM放映されたしどんどん売れて欲しい作品。

<2018年良かったもの・音楽編>

・『the tripod e.p.2』m-flo
・『In Colors』ART-SCHOOL
・『tribute to the band apart』the band apart
・『Fool on Cool generation』the pillows
・『SPLATOON2 ORIGINAL SOUNDTRACK -Octotune-』
・『ストライク・リビルド【ダウナー】』THE JETZEJOHNSON
・『一大事』ポルカドットスティングレイ
・『Future Soundtrack』ストレイテナー
・『リビングデッド』amazarashi

もっとあったような気がするけどこの辺り!
紹介は省きます!(長くなる)
良かったもの編は終わり。


<下半期の水面下ゴト>

[仕事]
上半期から進めていたA社の連載企画が9月に完全に白紙になり、企画がストップ状態になりました。いわゆるボツというヤツです。なので今年の目標である「連載」が絶望的になり、下半期から連載始めている予定が真っ白になった為、一迅社さんからいただいていたアンソロ仕事を再び請けることにしました。正直結構ショックで、9月は全然仕事に気持ちが向かず、一迅社さんにも相談しました。そこで「それ、うちで活かしませんか?」と言ってくださり、読み切りとして本誌に載せる方向で頑張ったりもしたものの、タイミングなど色々合わずこれもナシになりました。縁が無かったとは思いたくはないですが、流石にこの時はその作品とは距離を置きたくなり、別の事やろうという気持ちでいっぱいでした。それが11月の芸カとコミティアの創作意欲になったので結果オーライだったかもしれません。
また8月・11月のコミティアで出版社さんが3社声をかけてくださり、下半期は打ち合わせによく都内に出かけていました。来年はその出版社さんとも何か出来たらいいなと思ってます。


<2018年の目標・結果>

✖連載
◎コミティアで新刊を毎回用意する
△趣味は程々に
◎話のストックを貯める
◎美味い酒を飲む
◎2017年生産ページ数を超す

目標第一の「連載」は失敗でしたが、その分「話のストックを貯める」は達成できました。引き出しがあると新しい所で打ち合わせする際に色々案を出せていいなと思いました。
「コミティアで新刊を毎回用意する」これも達成です。なんだかんだで年3回ある芸カでも2回新刊を用意できていますし、めがね合同誌『眼鏡'Sの本』も含めると7冊発行できました。自分としては満足です。
「趣味は程々に」これは微妙なライン。でも2017年よりは程々にしたつもりでしたが、思ったよりもライブに遊びに行ったりDJ出演してたなあという印象でした。
「美味い酒を飲む」作家さんたちと飲んだりする機会が今年は多かったです。自分でセッティングすることもあれば誘われることも。いつものメンツと飲むことが多いけど新たな出会いも多かったし、とても良かった。
「2017年生産ページ数を超す」これも達成。去年比+25ページでした。商業・同人含め、毎年何ページ漫画を描いているかスプレッドシートにまとめているのですが、これが結構楽しくて1年の指標になってかなりいいです。連載していた頃は1年で平均210ページ描いていましたが、流石に連載していないと描くページ数は減ります。描いていないとやはり不安になるし、ウデも衰えるのではということでこの目標を毎年立てていました。効率良く漫画を生産するにはやはり同人誌を出すことが手っ取り早くて、商業だけじゃなく同人もやっていくのがいいかなと。(だからティアで毎回新刊出すという目標を立てていました)実際に超えられたし、新たな編集さんとの出会いも今年は多かったので、来年も新刊用意してコミティア参加し続けられたらなと。


<2019年の目標>

・連載!
・コミティアで新刊を毎回用意する

来年はシンプルにこの2つに絞ります。連載大優先です。
「生産ページ数を超す」はコミティアで新刊を毎回用意すれば多分同じくらいか超えるくらいはいくはずだと分かったのであえてナシで。
忙しくなれば「趣味も程々」になるはず。恐らくね。恐らく。

来年はどんな年になるのか、はたまた連載案がボツになるのか、そんな事も視野に入れながらしぶとくやっていこうと思います。毎年がんばっているつもりですが、ダメな時はダメだし上手くいく時は上手くいくので、あまり気に病まずに。マイペースが大事!


こんな2018年でしたが、書き出してみたらすごく時間のかかる作業でしたwでもおかげで年末感出てきました。やったね。
描かなきゃいけない原稿が待ってますし、この辺で。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
よいお年を!
来年もどうぞよろしくお願いします。

気に入ってくださりましたら何卒ご支援のほどよろしくお願いします。