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Q37.挨拶は学校で教えるべき?

【導入】

どうも、井畑です。
突然ですが、みなさん。「挨拶」は学校で教えるべきだと思いますか?

今、学校教育って本気で過渡期だと思うんですよ。なんせ「学校なんて行かなくていい!」みたいな自称少年革命家さんの動画がそこそこ同年代から人気を集めてます。

で、彼の言っていることって結構ふざけていると思って僕自身はあまり好きじゃないのですが、じゃあ彼の言っていることを論破できるかというと、これが超難しい。というか僕には今の所彼の意見を全部否定できるような論がありません。

ということで、今回は「挨拶は学校で教えるべき?」というテーマで、今の学校教育についてみなさんと一緒に考えられたらなと思います。

【挨拶を教えるべきかなぜ判断出来ないのか?】

まず、挨拶を教えるべきかどうかについて、明確なジャッジをできる人っているのでしょうか?

僕は挨拶だけはちゃんとしよう派の人なので挨拶は絶対やったほうがいいと思うのですが、それはあくまで「僕の価値観」に照らし合わせてやったほうがいいと思うだけ。

おそらく他の方もいろんな意見をお持ちだと思うのですが、その多くは個人の価値観から来るもの。言ってしまえばお互いどんぐりの背くらべな状態です。

僕が小中学生の頃は挨拶は結構先生から口うるさく言われましたが、その指導内容は先生個々人の経験や価値観からくるものだったと思います。その、個々人の価値観が昔はかなり共通点が多かった、いわゆる「社会規範」的なものがかなりしっかりと存在したから成り立っていたと思います。

ですが、時代が進むごとにその社会規範は薄れ、「社会」よりも「個人」を優先する「モンスターペアレント」のような存在も増加しています。
で、僕はこのモンスターペアレントを撃退出来ない理由も、「挨拶」をはじめとした「社会規範」が明文化され、拘束力を持つ「ルール」になっていないからだなと思います。

つまり、今まではみんなの共通の価値観によって当然とみなされていた「挨拶」やそれに準じることが、社会より個人を優先する価値観が広まるに従い当然でなくなってきた。当然でなくなってきたときに、ジャッジをするための明確なルールが存在しない。なので、挨拶を教えるべきかは判断出来ないということになります。

【「規則」ではなく「メリット」を提示する】


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