見出し画像

相手の言い間違いに気づけないことがある。【市場シャアとは何か?】

こんにちは、井畑です。

今日も人間観察楽しんでますか?

今回は相手の「言い間違い」についてです。

相手が言い間違いをしていた場合

・指摘をする

・相手の言いたいことを汲んでスルーする

のどちからの対応をとるのがいいなと思います。上の2つの対応が出来るのは「相手が言い間違いをしている」と分かっている事が条件です。

でも、よくあるのが「相手の言い間違いに気づけず、相手が何を言いたいのか全く分からない」状態になってしまうこと。

実は、僕もこれ書いている前に読んでいたある記事の中で出てきた言い間違いに全く気づけなかったんです^^;

なので、僕がどんな言い間違いに気がつけなかったのかをご紹介しながら、「なんで僕はこんな簡単な言い間違いにも気が付かなかったのか?」について考えてみたいと思います。

市場シャアとは何か?

※ちょっと揚げ足取り的な要素が入ってますが、僕が実際に経験した出来事なのでご容赦ください^^;

僕、この記事書く前にnoteの中を散策してたんですよ。

で、「ビジネスの勝ち方!!」的な記事を読んでたんですが、その記事の冒頭に「ビジネスとは市場シャアの奪い合いです!」って書いてあったんですよね。

市場シャア??なんだ、どういうことだ??3倍で動けってことか??それとも金色に光れってことか??それともアクシズを落とせって事か??とか色々考えたんですが、その記事のすぐ下に「ではどうやったら市場シェアを奪えるのか〜」って書いてあったんです。

あぁ、そうですよね。シェアですよね。普通に言い間違い(ここでは打ち間違い)ですよね。

仮にもコンサルタントの端くれとして6年目になるのに、こんな当たり前の間違いに気づけなかった事が恥ずかしい………笑

でも、なんで僕はこんな「シェア」を「シャア」と間違ったみたいな当たり前のことに気付かなかったのでしょうか?

理由①シャアというパワーワード

まず「シャア」という言葉の力が強すぎた事が理由として考えられます。

シャア。赤い彗星。キャスバル・レム・ダイクン。男の憧れです。

本来であれば「文脈から間違いを読み取る」ことが出来たはずだと思うのですが、この言葉はインパクトが強すぎたせいで「文脈から外れた」状態になったのだと思います。

人間って、最初と最後の語順さえ合っていれば、途中の語順はめちゃくちゃでも認識出来るはずなんですよね。それくらい「文脈」の力は大きい。

こんちには みさなん おんげき ですか? わしたは げんき です。
この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっか
にんんげ は もじ を にしんき する とき その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば
じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に もづいとて
わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。
どでうす? ちんゃと よゃちめう でしょ?

だから本来であれば「言い間違い」も「文脈」に当てはめて簡単に気づけたはずなんです。でも、今回は「シャア」という単語はあまりにも強烈過ぎた。強烈過ぎて文脈が完全に吹き飛びました。文脈に対するアクシズ落としです。何を言っているのか分からなくなったので次の理由にいきましょう。

理由②意味を勝手に想像してしまった

これは理由①でもお話した「シャア」という単語がパワーワードだった事にも関係しますが、この「市場シャア」という言葉を見た時に、僕の中で勝手に意味を考え出しちゃったんですよね。

例えば

・他社の3倍のスピードで市場の動きに合わせていく。とにかくスピードが命!

とか

・戦場に金色の機体で出ていくように、あえて悪目立ちすることで注目を集め結果として撃墜数を稼いでいく炎上マーケティング!

とか

・アクシズを地球に落とすように、今の常識や市場のルールを全部ぶっ壊すような強烈なイノベーション!

とかとか。

なんとなく全部それっぽいですよね。つまり、僕の頭の中では「市場シャア」という文脈から切り離されたパワーワードが入ってきた瞬間、その空白の文脈を埋めるために「勝手に新しい文脈」を生み出したんです。これが勝手に意味を考えたってこと。

てか、僕がここで考えた例は全部それなりに説得力あるから今度コンサルで使おう笑

笑い話にしたいですね

今回僕が体験した例は完全に笑い話になります。

でも、現実にはこの「言い間違い」に気づけない事で結構争いも起こっているかも。

確かにいい間違えた方も悪いのですが、人間はその間違いを文脈によって補うっていうセーフティ機能も持っているので、一概に相手の事ばかり責められないなと笑

なので、何か「言い間違い」によって問題が生まれても、それを笑い話にしたいですね。

では、今回の記事はここまでです。

今回も読んでいただきありがとうございました!

また次回もnoteでお会いしましょう!

Key-Performanceの井畑でした!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?