初めてのエジプト旅行:一人旅 🇪🇬|アスワン - ホルス神殿&コム・オンボ神殿 - Day3
クルーズ船はルクソールからアスワンへ。午前中はエドフのホルス神殿を観光し、船でランチをしつつ移動、午後にコム・オンボ神殿+ワニのミイラ博物館観光となります。この日はツアーの中でも結構好きな日で、神殿もこれまでにない感じで見応えもバッチリでした。クルーズ船でのランチやデッキでの休憩、移動風景も楽しめて、充実した1日となりました。
アスワン|先に事の顛末
もうさすがに何もないだろうと思いきや、プライベートツアーのDay3は、プライベートではなくグループツアー(私とカップルの合計3名)になるというオチでした笑。ここまでくると笑ってしまい、もうどうでも良いやという気持ちに。結果的には、これまでの2日間と比較してもガイドさんがしっかりと解説をしてくれて、ちゃんと楽しめた観光となりました。
私と一緒に観光したカップルはポルトガルから来たそうで、彼女の方が私と同じく英語があまり分からないようで、彼がポルトガル語で通訳をしたり、彼がメインにガイドさんと話すなどして、我々女性陣は気ままに写真を撮ったりできる良い雰囲気になりました。
なお、ホルス神殿とコム・オンボ神殿、これまで聞いたことがなかった遺跡でしたが、とても良かったですよ!大きくて迫力あり、エジプトの高度な文明あり、美しい光の芸術ありと、感動溢れる遺跡観光となりました!
なお、エドフのホルス神殿とコム・オンボ神殿の位置関係は↓こちら。
アスワン|観光したところ
エドフのホルス神殿(450EGP ※1,530円)
コム・オンボ神殿+ワニのミイラ博物館(360EGP ※1,185円)
アスワン|印象に残ったTOP3
医療器具やカレンダーのレリーフなど、文明の高さに驚く
差し込む光が美しい
神殿の大きさやびっしりと書かれたヒエログリフの迫力
【番外編】やっとエジプトの観光に馴染んできた自分
アスワン|解説(ChatGPT-4o)
▼エドフのホルス神殿
エジプトのエドフのホルス神殿は、プトレマイオス朝時代(紀元前237-57年)に建てられた古代エジプトの神殿です。ホルス神は天空と王権の神として崇拝され、この神殿は彼を祀る最大のもので、エジプトで最も保存状態が良い神殿の一つです。神殿の建築様式は古代エジプトの伝統を受け継ぎ、巨大なパイロン(門)や柱廊、聖域が含まれています。神殿の壁には、ホルス神と他の神々に関する神話や儀式の場面が詳細に刻まれています。
▼コム・オンボ神殿
コム・オンボ神殿は、プトレマイオス朝時代(紀元前180-47年)に建てられたもので、特に珍しいのは二重神殿の構造です。一方は鷲の頭を持つホルス神を、もう一方はワニの頭を持つセベク神を祀っています。二つの神殿は対称的に配置され、各々に独立した聖域、礼拝堂、そして入口があります。
神殿の壁には、古代の医療器具や出産シーンなど、珍しいレリーフが彫られています。これらのレリーフは、古代エジプトにおける医療技術や助産の実践を示しており、当時の医療知識の高さをうかがわせます。さらに、古代エジプトのカレンダーも神殿の壁に彫られています。このカレンダーは、エジプトの太陽暦を示し、1年を365日に分け、3つの季節(洪水期、成長期、収穫期)に分けていました。カレンダーには宗教的な祝祭日や重要な儀式の日が示されており、古代エジプト人が農業や宗教生活において天文学的な知識をどのように活用していたかを理解する手がかりとなります。
アスワン|思い出写真
ここからは、思い出の写真と共にアスワンの旅を振り返ってみたいと思います。ランチタイムのナイル川クルーズについては、こちらの記事でご覧ください。
エドフのホルス神殿
コム・オンボ神殿
まとめ
いかがでしたでしょうか。
午前と午後に分かれて観光したこの日は、クルーズ船でのランチ&移動も挟んでメリハリがあり、無理のないスケジュールで良い1日となりました。
今回のエドフのホルス神殿とコム・オンボ神殿ですが、ガイドさんの説明が分かりやすくて良かったです。神殿公認のガイドさんなのかな?見どころのレリーフでしっかりと説明してくれて楽しめました。
コム・オンボ神殿が築かれたのが紀元前180年頃(約2204年前)ということで、ギザにあるクフ王のピラミッドが紀元前2580年頃(約4604年前)と考えると、少しだけ現代(?)に近くなってきました。約2204年前、日本では弥生時代の中期にあたるそうです。ちなみに、今年の大河ドラマ「光る君へ」の舞台である平安時代の開始(794年)は1230年前。日本が「呪詛」とかしている1000年以上前に、エジプトで手術がされていたと思うと凄いですね。
悠久の時を経て文明が進化して、どこの国もそれほど差が無い環境になったのに、それでも無くならないのが「争い」と思うと、なんとも切ないです。
さぁ、明日はいよいよ「アブ・シンベル神殿」です!
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